同じ土でまた植えていい?プランター連作障害の話
プランター栽培をしていると、
収穫が終わったあとにふと思います。
「この土、また使っていいんやろか?」
結論から言うと、
また使って大丈夫です。
ただし、
少しだけ気をつけたいことがあります。
それが 連作障害(れんさくしょうがい) です。
連作障害って何?
同じような野菜を続けて育てると、
土の中の栄養バランスが偏る
病気や害虫が増える
といった理由で、
植物が育ちにくくなることがあります。
これを 連作障害 といいます。
畑だけの話と思われがちですが、
プランターでも起こります。
むしろプランターは土の量が少ないぶん、
影響が出やすいこともあります。
連作障害は「どれくらい空ければいいの?」
ナス科:3〜4年
ウリ科:1〜2年
アブラナ科:1〜2年
マメ科:3〜4年(特にエンドウは長い)
別の野菜でも安心とは限らない
ここが少しややこしいところです。
たとえば、
トマト
ナス
ピーマン
じゃがいも
これらは見た目も使い方も違いますが、
全部ナス科の野菜。
つまり、
トマトのあとにナスを植えても、
土から見れば親戚リレーみたいなもの。
「違う野菜だから大丈夫」とは限りません。
🐛 ムッシャー的ひとこと
「トマトもナスもピーマンも、
土から見たらだいたい親戚や」
家庭菜園でよく使う野菜の「科」
まずは、よく出てくる科だけ覚えておくと便利です。
ナス科
トマト、ナス、ピーマン、ししとう、じゃがいも
ウリ科
きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ、ゴーヤ、スイカ
アブラナ科
大根、小松菜、白菜、キャベツ、ブロッコリー
マメ科
えんどう、いんげん、そら豆、枝豆
ヒガンバナ科
ネギ、玉ねぎ、にんにく、ニラ
キク科
レタス、春菊、ごぼう
全部覚えなくても大丈夫。
まずは
ナス科・ウリ科・アブラナ科
この3つを意識するだけでもかなり違います。
じゃあ、同じ土は使えないの?
そんなことはありません。
プランターの土は、
少し手入れすればまた使えます。
たとえば、
前の根や残骸を取り除く
土の上下を混ぜる(天地返し)
新しい土を少し足す
バーク堆肥や腐葉土を混ぜる
これだけでも、
土の状態はかなり整います。
連作障害を避ける、いちばん簡単な考え方
いちばん簡単なのは、
違う科の野菜を順番に植えること。
たとえば、
トマトのあとに 小松菜
きゅうりのあとに レタス
じゃがいものあとに ネギ
こんなふうに
同じ科を続けないだけでもかなり違います。
相性の悪い組み合わせもある
連作障害とは別に、
相性の悪い組み合わせもあります。
たとえば、
ネギのあとに豆類はあまり向かない
といった例があります。
なので最初は
同じ科を続けない
相性が悪い組み合わせは避ける
このくらいで十分です。
接ぎ木苗という手もある
トマトやナスでは、
接ぎ木苗(つぎきなえ)を使うと
土の病気に強い
生育が安定する
といったメリットがあります。
もちろん万能ではありませんが、
初心者には心強い選択肢です。
※接ぎ木苗は連作障害を完全になくすものではありません。
少しマニアックなコツ
プランターは畑と違って、
雨で肥料分が流れ出にくい環境です。
そのため、古い土を使い続けていると、
肥料の残りが土にたまり、
根を傷めることがあります。
これを塩類集積といいます。
そんな時は、
一度たっぷりの水を流して、土を洗うようにする
のもひとつの方法です。
余分な肥料分が抜けて、
土の状態が少しリセットされます。
※ただし、水はけの悪い土や、真冬の寒い時期はやりすぎ注意です。
🐛ムッシャー的ひとこと
「土もな、たまには洗い流して気分転換や」
まとめ
プランターでも 連作障害 はあります。
でも、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。
ポイントはこの4つ。
同じ科を続けて植えない
土を少し再生する
バーク堆肥や腐葉土を足す
必要なら接ぎ木苗を使う
まずは
「違う科を順番に植える」
これを基本にすればOKです。
🐛 ムッシャー・アオム氏(葉っぱ評論)
「土にも休憩と配置転換が要るんや」
アオム氏の家庭菜園メモはこちら👇
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