【高齢者の発熱は危険】父が歩けなくなった話
筋力のない高齢者が熱が出ると大変…
なんと歩けなくなるのだ。
思い返せば、2024年の春もそうだった。
持病がありつつも滅多に熱が出ない父(後期高齢者)だが、風邪をひき38度を超える高熱が出た。
トイレに行こうと歩こうとするがうまく歩けない…。
しまいには倒れてしまい、自力で起き上がれない…。
こちらも起こそうとするがいくら小柄な父とはいえ、男性と女性では骨格が違う。母と2人で力を合わせても父は起き上がれなかった。
トイレに行くのも危ないので仕方なくオムツを履かせることにした。
病院の先生は解熱剤を出し忘れていたといい、電話がかかってきた。
解熱剤を飲ませたら熱が下がり、父は普段どおり歩けるようになった。
高齢者が熱が出たら歩けなくなるという予備知識がなかった私は、ネットで調べてみた。筋力がない高齢者が発熱により歩けなくなるケースはたしかにあるらしい。
2025年4月、両親は孫の入学式に出席するために関西旅行へ出かけた。自宅に帰ってきてほっとしたのか、父は3年ぶり2回目のコロナにかかってしまった。
病院で診てもらったときは、熱が出ていなかったので病院からは解熱剤をもらっていなかった…。
悪い予感が的中し、やっぱり熱が出てしまった。
翌朝、父がトイレで倒れた音で目が覚めた私。
やはり高熱で足に力が入らないらしい。
父を起こそうと引き上げて動かそうとするもまったく効果なし。
よくサスペンスドラマで女性が男性の遺体を別の場所に運ぶ、、というようなシーンがあるが、あれは絶対嘘だと思った。
母も父の体を起こそうとして腰を強打…幸い骨折はしていなかったものの病院に行くハメに。
母が腰を強打した理由を説明すると先生から「ひとりでは動せないので、本人が動くまでそっとしておいてください」と言われたそうな。
素人が成人男性を起こすのは無理のようだ。
冷たいかもしれないが、今後同じようなことがあれば過度な手助けはやめることにした。
私たちが奮闘したところで父を起こせず、怪我をしてしまったら本末転倒だ。
父は、高熱が出ている間、歩けなくなるのに加えて、言葉を発するのも難しいようで何を言っているかわからない状況が何時間も続いた。
高齢者の発熱は怖い。
コロナは治るのだろうか?と命の危機さえ感じた。
悪夢だった。
その後、病院で追加の解熱剤を出してもらい、なんとか父は平熱になった。
おかげさまでコロナは良くなった。
これから、父が病院にかかるときはその時点で熱が出ていなくても解熱剤をもらおう、そして、父みたいにならないように筋力をつけようと思った。
