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#129 🇸🇪 世界を揺らす北欧のビートメーカー


みなさん、こんにちは。

クルーズ船クルーのケントです。

現在の航路は北欧、バルト海。
自身4年ぶり2回目のヨーロッパクルーズがはじまりました。

久しぶりのフル英語環境。

ゲストはお酒大好きアメリカン。
周りのクルーはいつもながら優しい人ばかり。

マネージャーはトルコの人、ソムリエはボスニアの人です。
バーテンダーはフィリピン、インドネシアが中心。

この船会社においてビバレッジチームの日本人は筆者1人という認識。

さて、現在いるバルト海の話をします。

バルティックの景色は湖のように穏やか。
波がなく凛とした空気。

空が近い?透明度が高くよりクリア。
そんな印象でとにかく美しい。

陸に囲まれた内海

波がない。
そう言われる最大の理由は地形です。

北欧や東欧の陸地に囲まれたほぼ完全な内海。外洋(北海・大西洋)につながる出口はスウェーデンとデンマークの間の非常に狭い海峡しかありません。

島が風をブロック

外洋との出入口が非常に狭い。 
それはつまり本来外海で生まれるであろう大きな波やうねりが海内に侵入してこないことを意味します。

波が大きく成長しにくい環境。
風が吹き抜ける距離が短く沿岸に点在する無数の島々が防波堤の役割を果たしているのです。

潮の満ち引きと水深

また外海との水の行き来が限られていることから潮の満ち引き(潮汐)による強い流動がほとんど起きないことも水面が静まり返る要因の一つ。

平均水深が約55mと浅いらしい。

風のない冬の日には波が立たないまま一面が鏡のように凍りつく現象も見られらしい。

我々は夏しか来ないのでいつか冬も厚着して来たいもの。

こうした条件が重なりバルト海は揺れが少なく、穏やかなクルーズが実現する海です。

日差しがあるも湿度はなく…
暑くもなく寒くもなく…
心地よい爽やかな風がかすめる…

なんという言葉で表したらよいのだろう。
8月のストックホルム…夕陽は8時過ぎ。

ギラギラせずも白く輝く太陽と波のリフレクション。
心の奥底から湧き出るポジティブなエネルギーに変換するには十分すぎる。

ここで音楽でもきこうか、ワイン片手に一服なんてしたら…

人生のハイライトになってもおかしくない光景が7階レストランのオープンデッキにひろがっていた。

夕日の後は月が浮かび上がります。

それも満月。
今時の表現を使うならまるでAIのような視界。


波がない海に伸びる月は船まで達しそうな勢い。なんという世界観。

ノルウェーのベルゲンを出発した我々。
🇳🇴🇩🇰🇩🇪🇵🇱🇪🇪2週間クルーズのはじまりです。

エイドフィヨルド、オスロでオーバーナイト。
デンマークのアールボーグ、コペンハーゲン。

ボーンホルム島ではセカンドハンドで一目惚れロイヤルコペンハーゲンを爆買い。

気持ち良いお金の使い方ができました。
これ全部で1万2000円ほど。

ドイツのワルネムンデ。

パン小さめソーセージ長めホットドッグとロストックの地元ピルスナーで乾杯。

ポーランドのグダニスク、エストニアのタリン。
4年前の記憶が蘇る片道2週間バルト海クルーズ。

目的地はスウェーデンのストックホルム。

この時を待ってました。
とりわけ大好きで思い入れのある街にカムバックです。

Spotifyを生んだメロディ&ビートメーカー大国

船に乗る頃からずっとお世話になっている音楽アプリSpotifyを生んだスウェーデン。

人口約1,000万人のスウェーデン、実はアメリカ・イギリスに次ぐ世界有数の音楽輸出大国なのは意外と知られていないかもしれません。

世界的ポップスターからロック、メタルまで、幅広い分野で世界的に活躍。
その中でもダンスミュージック(EDM)は圧倒的。

ストックホルムの港にも生の演奏やビートが風にのって聞こえてきます。

音楽から英語を学び、音楽に力をいただいてきた船ライフ。

アイデンティティに欠かせない存在といっても過言ではない。

美しいメロディと緻密なトラックメイクは世界中のフェスやクラブシーンを牽引。

ダンシングクイーンのABBAは船でいやというほど聴いてきました。

そして歴史に名を刻むAVICII
SWEDISH HOUSE MAFIA, ALESSO,  GALANTIS,といったDJたち。ICONAPOPにALMA...ZARA LARSON…

雲の上のような存在の人たちを生んだスウェーデンの首都ストックホルムにオーバーナイト2泊。

初めてのナイトアウトは仕事終わりの11時過ぎ。

駅員さんに翌朝の始発は何時ですか?と聞いたところ24時間走っているよといわれた地下鉄。

港の最寄りSLUSSEN駅から2ストップSKANSTULL駅で下車。
片道20クローナ(だいたい350円)と良心的。

静かな郊外、巨大な橋の下にある屋外ナイトクラブ TRADGARDENへ。

エントランスがフェスみたいで高鳴る胸の鼓動。


入場料およそ4000円。

思い描くスウェーデンのライブリーな音楽シーンに鳥肌。
ビートを楽しむブース、ラテン系のダンスブースは2階建て。

喉の渇きを潤すIPA。

ヒット洋楽メロディーリレーのブースは洋楽のカラオケ気分。

ストックホルムを感じる人種ミックス。
群がる全員でを手を叩き同じ曲を歌う一体感。

北欧の夏!夜の屋外!どうこのロケーション。

英語勉強してきて良かったと思う瞬間ここにあり。

少し寝て仕事に戻るも脳内で再生される昨晩の曲。
これが激務をこなす力を与えてくれる。

上質な音楽を流せる場所を作るのが夢とここに書き終え今回は終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

KENTO

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