NOTEで稼ぐための分析まとめ
ラッコ氏モデル 情報流通システムNOTEで稼ぐための分析まとめ
1 観測できている起点
少なくとも2023年時点で、本人側から以下の具体的な実績数字が提示されていた。
ある1日の売上:24時間で37,719,700円
約2年間の累計:0→1億円
その後、表現は 約3年間の累計2億円 へ拡大した
つまり、37,719,700円 = 単日の売上
1億円・2億円 = 複数年の累計売上として分けて扱う必要がある。
一方で、現在語られている
市場選定→ 数か月の準備→ 関係構築→ 無料企画→ 最初の有料note→ 初日3771万円→ 借金返済→ FIRE
という成功経路が、最初のローンチ当時から現在と同じ形で存在していたかは確認できていない。
実績数字が先に存在したこと、
その数字を説明する成功理論がいつ完成したか
を分離して観測する必要がある。
2 実績数字から成功理論へ
後年になるにつれて、
具体的実績数字→ テンプレ化→ ノウハウ化→ 再現可能な成功理論として体系化が進む。
さらに、
借金1500万円→ note参入→ 準備期間→ 最初の有料note→ 初日3771万円→ 借金完済→ FIRE→ 累計2億円
という人物物語へ接続される。
ここで、
「この理論を実践した結果、この成功が生まれた」
という関係が成立する。
ただし、理論 → 実践 → 3771万円
だったのか、
3771万円という結果 → 後から理論化だったのかは未確定。
3 第二世界との接続
成功理論だけなら、それはまだ説明モデルである。
そこへ、
実在人物+具体的な売上数字+借金+FIRE+累計2億円
が接続されることで、
理論上の成功モデル→ 現実で実証された成功モデル
のように見える。
このときラッコ氏という人物は、
第二世界の成功理論を、現実世界へ接続する実在アンカー
として機能していると考えられる。
これは構造上の観測であり、本人が意図的に第二世界を設計したと断定するものではない。
4 出版による外部履歴の発生
次に、
本人由来の実績情報→ KADOKAWAによる書籍化が起こる。
書籍タイトル自体に、
「2億円を売り上げたプロ」という実績表現が入る。
ここで重要なのは、
本人が自分で語っている情報から、
大手出版社の商品として実際に流通した情報へ状態が変化すること。
数字そのものが独立検証されたかどうかとは別に、
KADOKAWAから書籍が出版された
という確認可能な外部イベントが新たに発生する。
5 媒体掲載と独立検証の分離
東洋経済では、
独自調査による2億円の確認
ではなく、
KADOKAWA書籍→ 本人名義の記事として抜粋・再編集
という経路が確認できる。
したがって、
媒体掲載≠元情報の独立検証である。
それでも外側から見ると、
KADOKAWA+東洋経済
という複数の大手企業が同じ成功像を扱っている状態になる。
6 取材による人物物語の外部化
FRIDAYでは本人への直接取材が行われ、
借金→ リサーチ→ 最初の有料note→ 初日3771万円→ 成功
という人生史が記事として整理される。
ここでも、本人を取材したことと、
37,719,700円という数字を一次資料で独立検証した
ことは同じではない。
公開情報からは、各媒体内部でどこまで確認作業が行われたかまでは分からない。
したがって正確には、
公開情報から独立検証の過程を確認できていないと置く。
7 転載による参照密度の増加
FRIDAYの記事がライブドアニュースなどへ転載される。
すると、
一つの情報源→ 複数の媒体面へ展開される。
ここで重要なのは、
掲載回数と独立検証回数が一致するとは限らないこと。
外側からは、
KADOKAWA→ 東洋経済→ FRIDAY→ ライブドア
と複数の大手媒体が並ぶ。
そのため、
「これだけ多くの媒体が扱っているなら、かなり確認されているのだろう」
という認知が生まれる可能性がある。
これは観測事実そのものではなく、情報流通から導かれる推論として保持する。
8 信用の再流入
出版・掲載・取材・転載が積み重なると、
「大手メディア掲載」
という履歴自体が新しい実績になる。
その履歴は、
X→ YouTube→ プロフィール→ 販売ページ→ LINE→ 商品導線
など本人側へ再投入できる。
ここで循環が形成される。
9 核と周辺を分ける
このモデルで特に重要なのは、
元となる実績情報とその後に本当に発生した外部イベント
を混ぜないこと。
元となる、
37,719,700円
累計2億円
については、公開情報から独立検証の過程を確認できていない。
一方で、
KADOKAWAから出版された
東洋経済へ掲載された
FRIDAYが本人を取材した
他媒体へ転載された
こと自体は確認可能な外部イベントである。
したがって構造は、
元情報の独立検証過程は未確認
→ 周辺には確認可能な外部イベントが積み上がる
→ その外部履歴が元情報の社会的信頼感を高める可能性がある
と整理する。
ここを、「周辺が本物だから核も真実になる」と断定してはいけない。
10 なぜ通常の情報流通で成立しうるのか
ここで重要なのは、
誰か一人が全体を認証する必要がないという点。
本人は実績を語る。
出版社は著者の経験を本にする。
媒体は抜粋や寄稿を載せる。
記者は本人を取材する。
配信先は記事を転載する。
本人は掲載実績を利用する。
それぞれの地点では、通常の情報流通として成立しうる。
そのため、
全体として強い成功像が形成されても、各地点で
「全体の真偽を認証する役割」が存在するとは限らない。
なお、この構造全体を「合法」と認定することはできない。
契約関係、広告関与、表示内容、媒体内部の確認工程など、公開情報だけでは分からない部分があるため、
現時点の公開情報だけでは、直ちに違法と判断できる構造ではない
という位置に留める。
11|「嘘が真実になる」ではない
この現象を、
虚偽 → 真実と表現すると強すぎる。
より正確には、
未検証の自己申告→ 出版→ 媒体掲載→ 取材→ 転載→ 検索・再引用→ 外部接触履歴の増加→ 社会的な現実感の上昇という変換である。
つまり、
未検証情報が、社会の中で「現実として扱われやすい情報」へ変化していく可能性を観測している。
12|ラッコ氏モデル|情報流通システム
全体を一本にすると、
本人由来の実績情報→ 成功理論化→ 人物物語化→ 出版→ 寄稿・抜粋→ 取材→ 転載→ 参照密度増加→ 外部掲載履歴の蓄積→ 本人側へ再流入→ 商品・人物・理論の信用資産として再利用→ さらに次の情報流通へ
という循環になる。
ラッコ氏モデル 定義
本人由来の実績情報が、出版・寄稿・取材・転載など通常の情報流通経路を通過することで、確認可能な外部掲載履歴を獲得し、その掲載履歴が再び本人・商品・成功理論の信用資産として利用される循環モデル。
この過程では、掲載回数・外部接触回数と、元情報への独立検証回数は必ずしも一致しない。
第二世界との接続として見るなら、
第二世界の理論→ 人物物語→ 具体的数字→ 外部掲載履歴→ 社会的現実感
→ 販売側へ再流入となる。
現在残っている未確定領域
37,719,700円を発生させた最初の商品名
正確な発売日
販売価格
購入人数
公開可能な一次売上資料
各出版社・媒体内部で実績確認がどこまで行われたか
現在語られている成功理論が、初回ローンチ当時から同じ形で存在していたか
本人がこの情報循環全体をどこまで意図的に設計していたか
したがって現時点では、
構造は観測できる。
意図と元実績の完全な真偽までは確定しない。
この境界を保持したまま、「ラッコ氏モデル」を情報流通システムの観測モデルとして扱う。
ノートで稼ぐ、これは一つの世界を作るための物語。
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