タマは日本で最もよく知られた猫の名前ですが
フィリピノ語レッスン、5日目。これで予約していたレッスンは終わりになってしまった。昨日、分からんと思っていた形容詞と名詞をつなぐマーカーは、関係ない別の語と形が同じだったために私が2つを混同していて分からなくなっていたのだった。それがクリアになったところでさらに使い方を教えてもらったところ、それが思ってもみなかったようなルールに則っていて、英語の次にスペイン語を学びそれを仕事にしてしまった私は、なんて狭いというか、限られたというか、ごくごくごくごく似たような言語しか学んでこなかったのか、と世界観がちょっと揺らぐような思いだった。
それは、たとえばアジアの、アフリカの、中東の言葉を学んで、それと生涯を共にするような人たちというのは、人生でこんな感覚を経ていたのか、というような。私は、語学とは関係のない仕事を選んだ人生として、たとえば建築士になるとかデザイン事務所のスタッフになるとか自動車メーカーに勤めるとかを想像してみたことはあったけれど、こんな、全く日本語とも英語とも違う言語と人生をともにする、といった世界は思い描くことさえできていなかった。言語が違うだけで、こんなに違う世界があったとは。
と、そんな驚愕の体験ができたフィリピノ語レッスンで、毎日とても楽しかったので、来週からもずっと続けたいと思う一方、経済的にも時間的にやっぱり難しいだろうか、と思い、迷っている。レッスンを予約したときには、すっぱり5日間だけ、というつもりだったけれど、これでやめてしまうのはあまりに寂しい気がする。というわけで、もうちょっと悩んでみる。
そして今日は土曜日なので、仕事は控え目に、勉強を多めに。来年こそは論文を書くぞ(もとい、書き始めるぞ)と意気込んで、ここ数週間ほどいろいろ先行研究を読んでいる(もとい、Paulaに読ませている)のだけれど、今日、mancus[欠けた]というラテン語が出てきて、あ、たしかしっぽの短いマンクスっていう猫がいたよな、あれはしっぽが欠けているからなのか! と思ったら違って、猫のマンクスは[マン島の]という意味だった。ついでにフィリピノ語レッスンでpusa[猫]を習って、pussycatと同じ語源に違いない! と思ったけれど、これも違った。ちなみに、フィリピノ語のタマ(tama)は[正しい]という意味ですが、これらの語源はHindi tama.(正しくない。)
あとは、昨日の大人クラスのレッスンの報告をして(備忘録を兼ねて、レッスンの内容を毎回メールで受講生のみなさんに送っている)、メールの返事をして、夜ははじめての方向けの通訳クラスで管理人をやって、豚の角煮を作ったらもう真夜中。すっかり涼しくなって、開けた窓の外から聞こえてくるのは虫の鳴き声、という秋の気配。秋…。や…やばい、明日こそは、後期の授業の準備をしなければ。
