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居酒屋は、お客様に喜んでもらえてナンボ!〜売上より先に考えたいこと〜


こんにちは!ioriです

飲食店をやっていると

売上を上げなきゃ。

客数を増やさなきゃ。

単価を上げなきゃ。

原価を下げなきゃ。

SNSを頑張らなきゃ。

そんなことを毎日のように考えます。

もちろん、商売ですから数字は大切です。

でも
長く飲食店をやってきて思うことがあります。

数字を追いかける前に
もっと大事なことがあるんじゃないか。

それが

「お客様に喜んでもらうこと」ですね。

居酒屋なんだから

お客様に喜んでもらえてなんぼ!

僕は
そう思っています。


お客様が店に来る理由は
人それぞれです。

美味しいものを食べたい。

美味しいお酒を飲みたい。

友達と話したい。

仕事の疲れを忘れたい。

家族で楽しい時間を過ごしたい。

旅行先で京都らしい時間を過ごしたい。

ただ、どんな理由で来たとしても、

帰る時に

「今日、ここに来て良かったな」

と思ってもらえたら
それは店として大成功なんじゃないでしょうか。


喜んでもらうと言っても

何か特別なことをしなければいけないわけじゃありません。

料理を美味しく作る。

注文を間違えない。

料理をなるべく早く出す。

笑顔で接客する。

お客様が困っていたら声をかける。

帰る時に

「ありがとうございました」

とちゃんと伝える。

当たり前のことばかりです。

でも

当たり前のことを、毎日ちゃんとやる。

これが意外と難しい。


忙しい時ほど

「早く料理を出さなきゃ」

「次の注文を取らなきゃ」

と仕事をこなすことに集中してしまいます。

もちろん
それも大切です。

でも

「早く出すこと」だけを考えてしまうと

お客様を見ることを忘れてしまう。

料理は出ている。

注文も間違っていない。

会計もスムーズ。

でも

なんとなく冷たい店。

そんな店になってしまうことがあります。

僕は
それはもったいないと思います。


飲食店は

料理を提供するだけの場所ではありません。

人が集まる場所です。

会話が生まれる場所です。

笑い声が生まれる場所です。

時には、

「久しぶり!」

という再会もある。

「今日は仕事で疲れたわ」

という話を聞くこともある。

旅行中のお客様から

「京都に来て良かった」

と言ってもらうこともある。

そういう時間まで含めて

飲食店の仕事なんじゃないか。

僕はそう思っています。


だから

「どうすれば売上が上がるか?」

と考える前に

「どうすれば、このお客様に喜んでもらえるか?」

と考えてみる。

すると
やることが少し変わってくると思います。

料理を一品増やすことかもしれない。

声をかけることかもしれない。

待たせないことかもしれない。

逆に
そっとしておくことかもしれない。

お客様によって違います。

だから接客には

マニュアルだけでは答えが出ない。


僕が飲食業を長くやってきて感じるのは

「喜んでもらう」というのは、サービスのテクニックではない

ということです。

「喜ばせてやろう」

と上から考えるのではなく

「この人、今何を求めているんだろう?」

と考える。

それだけでも
接客は変わります。


そして面白いのが、

お客様に喜んでもらおうとすると

結果的に店にも返ってくることです。

「また来ます」

と言ってもらえる。

友達を連れてきてくれる。

家族を連れてきてくれる。

10年後にも来てくれる。

口コミを書いてくれる。

「この店好きやわ」

と言ってくれる。

こういうものは、

広告費を払って買えるものではありません。

一回一回の営業の積み重ねでしか作れないものです。


もちろん

「お客様のためなら何でもする」

という話ではありません。

無理な要求まで受け入れる必要はない。

スタッフを犠牲にする必要もない。

利益を無視して商売する必要もない。

店を続けるためには、

利益も必要です。

スタッフの生活も守らなければいけません。

だからこそ、

「喜んでもらう」と「儲ける」は敵ではない

と思っています。

むしろ

喜んでもらえる店だからこそ、

また来てもらえる。

また来てもらえるから

商売が続いていく。

その順番なんじゃないでしょうか。


僕は「売上を作る店」より

「また来たいと思ってもらえる店」

を作りたい。

今日来てくれたお客様が

帰り道に

「今日、良かったな」

と思ってくれたら嬉しい。

そして数日後

「また行こうか」

となったら、もっと嬉しい。

その積み重ねが

店の歴史になっていくんだと思います。


居酒屋は

お酒を売る場所でもある。

料理を売る場所でもある。

でも

本当は「楽しい時間」を売っているのかもしれません。

だから僕は

数字ばかりを見る店主にはなりたくない。

数字を見る。

経営も考える。

効率も考える。

でも最後に

「今日、お客様は喜んで帰ってくれたかな?」

と考える。

それだけは忘れたくない。

居酒屋なんだから、

お客様に喜んでもらえてなんぼ!

結局、そこが飲食店の原点なんじゃないでしょうか。

■こういうテーマも書いています

・飲食店経営で感じたこと
・接客について思うこと
・常連客との関係
・スタッフとの向き合い方
・地域に愛される店づくり
・これからの飲食店経営
・50代からの挑戦

気になる方は他の記事もぜひ。

今日もそんな事を考えながら

お店に立ちます。

今日はここまで!

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