30代に入った自分。今考えること。
30代突入の誕生日は、29以前と変わらず自分でホールのケーキを買い、好きなものを食べていた。
実感などないのは、ほとんどの人は同じだと思う。
ティーンエイジャーから20才になったあの誕生日ほどの「一歩次のステップに踏み出した」感はなかった。(次にその感覚になるのは60才かな…)
私は、至って平凡な人間なはずだ。
普通の四年制大学を卒業して、新卒で入った会社にずっと勤めている。一度大きな部署変更を経て、入社当初の仕事とは全く内容も働き方も違うけれど、今のポジションにはそこそこ満足している。
休みの日にはしばしば外出し、数人いる友人とそれぞれ一年に一回は会い、時には一緒に旅行に行ったりしている。
特別な趣味はない。それでも好奇心はある方で、下手の横好きの趣味がいくつかあって、大体2、3ヶ月毎に入れ替わりながらどれものんびり続けている。(一式揃えたものが勿体無いから、というのもある)
好きなアーティストもいる。ライブがあれば行き、ツアーがあれば最寄りの会場には絶対に応募する。ライブ毎に、Tシャツとタオルは絶対としてそこそこグッズも買う。
借金はない。奨学金は二十代前半のうちに繰上げ返済を終えていて、現時点ではローンの予定もない。
両親は順調に老いている。今の所はまだ介護だとか、施設に入るとか、差し迫ったことにはなっていないけれど、確実にその時は近づいているなと感じている。
兄弟とも、頻繁にではないにせよまぁLINEをしている。仲は普通に良い方だと思う。旅行の時家に泊めてくれてありがとう。
恋人はいない。兄弟(既婚者)に「アセクシャル?」と聞かれたけれど、普通に18禁モノも見るし読むし、恋愛モノも見るし読む。ただ単純に今現在自分が求めも求められもしないだけである。あと自分のことでもいっぱいなのに、人の面倒まで見てられないというのもそう。世の中皆よくやれているなと思う。
日々、嫌な事もあるし、気分が大荒れする事もあるし、自分ほど物分かりが悪い奴もいないと落ち込む事もある。反対に楽しい事も、なんて幸運なんだろうと思う事も、他人に対して馬鹿だなと腹を立てる事もある。悲観的でもあり楽観的でもあり、思慮深いつもりでいながら分別が無いなと反省する事もある。
世の中大体の人の、ステータスや性格や感情なんかの要素の、中間あたりを集めたらほぼ自分に似た人間が出来るんでは…と思ったけれど、そういえば自分は特別チキンな事を思い出した。
(こうやって文章を書こうとすると厨二病的なイタい自己陶酔に入りがちなのも、みんなそうですかね?そうであれ)
30代に入って、よく考えることの一番は、お金のことである。
次に健康とキャリア。
自分の老後が不安なのはもちろんのこと、それまでのキーポイント(親の介護/場合によっては最期、家の修繕/場合によっては建て替え購入、収入が続くのか、インフレの具合、災害、等々…)の不確定っぷりも不安でしか無い。
弊社には退職金はない。代わりに企業型DCがある。遅ればせながら去年から始めたNISAの残高推移を日々チェックし、将来の積立や見込み損益をExcelに表示してみたり、遠すぎてはっきりした予想額も見えてこない公的年金を皮算用し、雀の涙程度にしかならなそうな企業年金に失望しつつ老後収入を試算してはやっぱり不確定すぎて目が回り、自力での計算を投げ出す。
結局いつ時点でどこにいくら持っていればいいのかと、ある訳ない答えを求めてネットを探し回り、資産形成系YouTubeチャンネルを徘徊し、、、。
こんな感じに、一ヶ月おきくらいに発作のように頭を抱えている。普通に半日潰すので馬鹿だなと思う。
将来どんな老後を送りたいのかで資産形成のゴールは決まるとよく言われる。
そりゃ希望としては、色んなところに旅行に行きたい。世界一周もしてみたいさ。飛行機で飛び回るのも良いよな、フェリーで優雅に時間を使うのも良い。
いよいよ自力で暮らせなくなる前に、余裕を持って健康、介護面でサービスの優れた老人ホームにも入りたい。食事が美味しければなお良い。
私の老後が来る頃には、インフレも進み需要と供給のバランスも今以上に崩れて、さらに高騰していることだろうな…
うーん、頭が痛い。30代単身同志諸君はどういうプランを持っているのかとnoteを漁る…
旅行は好きだ。
老後を待ってないで、毎年どこかに行きたい。というか、常に薄っすら「どこかに行きたい」と考えている。
国内だって行ったことのない県はたくさんある。(都道府は行くことは行った)
免許は持ってないので、公共交通機関と徒歩で行けるところには出来るだけ行ってみたい。旧街道を辿る旅とかしたいなと思い浮かんだ。全然歴史にも地理にも詳しくないので、本当にただ辿るだけになってしまいそうだけど。
海外も行ってみたい。この夏に初めて海外に行って、大変に気を張り続けてしんどかったけれど、気候や文化の違いを実際に肌で感じることには、本や写真や動画で見るよりも圧倒的な情報量と質感があった。本当に疲れたけど…来年すぐにまた海外に行きたいかと言われるとだいぶ尻込みするけど…
フェリーで世界一周とか、憧れるよな。船室がホームって感じだし、飛行機でポンと海外に一人飛ぶより、アウェイ感を減らせそう。
夢はいくらでも膨らむ…そして現実に帰ってまた不安に狼狽える…
そしてここら辺で、未来に不安を抱えて泣いて寝るよりも現在に目を向けて状況を良くすることに注力しなければ、と考えるフェーズに入る。
さて現在である。
着実に体脂肪を増やし、パキパキ鳴る膝を抱え、強張る肩腰に加齢を感じる体がある。
社歴9年目に入り、部署変更により昇進の道が存在するルートに入ったとはいえ、到底上位職階に値する能力を持たない頭がある。
不確定でない、確実な課題が今ここにあるわけだ。
とりあえず運動習慣を身につけ、職務の視野を広げることに励まなければ…(自分の思考の幼さを感じる。キャリアを考える段階にないのでは?)
