【体験レポ】鳥フェスが楽しすぎて、気づけば大人げなかった話
今まで何度か耳にしたことはあったものの、なかなか訪れる「きっかけ」がなかった「鳥フェス」。
その「きっかけ」が訪れたのは6月1日のこと。
わたしは人生初の「鳥フェス」に参加していた。
遠足当日のように早起きして向かった先は、クリエイターと訪れるお客さんの熱気であふれていた。
その熱気に負けずおとらず、わたしの心も弾む。
鳥好きさんにも、そうでない人にも、この楽しさを届けたくて……鳥フェス体験レポを書いてみました!
▼ 鳥フェスってなに?

株式会社ことりカフェが主催する「鳥フェス2025」は、鳥をモチーフにしたクラフトグッズや雑貨が勢ぞろいする一大イベントです。
2025年の1月に浅草からスタートして、毎月のように日本各地でイベントが行われている。知る人ぞ知る「鳥のお祭り」。
今回、5月31(土)、6月1日(日)に開催されたのは、栃木県宇都宮市。栃木県立宇都宮産業展示場「マロニエプラザ小展示場」には、約40のクリエイターブースがところ狭しと並び、賑わいをみせていた。
日本最大級の鳥モチーフ即売会というだけあって、アイデアと発想、個性がひしめき合う。
いっけんオーソドックスと思われるアイテムのTシャツやバッグ、ノートやマグネットですら、クリエイターの手にかかれば「クスッ」と笑えるユニークな仕上がりに。
また、本物と見間違えるほどリアルな羊毛フェルトの鳥たちも愛らしい。
まさにそこは、鳥好き界隈の人にとって「天国」ともいえる空間だった。
▼ 「スペインタイル×インコ」にときめく

まずは、会場内の雑貨ををじっくり吟味することにした。
購入したくなる雑貨に出会うたびに、グッとこらえる。
(待てまて……落ち着け。まずは1周してから……)
自分を制しながら「これだ!」と思う雑貨に目星をつけて行く。
ところが、入口から半分も歩かないうちに、その考えが無駄なような気もしてきた。
なにしろ、歩けば歩くほどに「これだ!」と思う雑貨が増えていくのだから。
そうこうしているうちに、ひときわ胸が高鳴り始めた——。
あれは……!!!
視線が吸い寄せられたその先には、インコのタイルが勢ぞろい。
なんて素敵な……インコのタイル……。こんなの見たことがない。
スペインタイルに絵付けされたインコたちが、優しい色彩と表情でこちらを覗き見しているではないか!
ふぅ——。
気づけばため息がでるほど、前のめりに見入っていた。

素敵なスペインタイルを制作しているのは、作家の鹿島裕子さん。
マヨリカ焼きの魅力を語る口調は、作品同様に優しさであふれていた。
鳥によって微妙に色彩が変わってくるので、愛鳥の色味に寄せて受注もしてもらえるらしい。
一緒に訪れていたパートナーは、すでにタイルとトレイのセットを購入する気で手に取っていたものの、わが家のインコ小太郎の色と微妙に異なるため、受注を検討することに。
しかしながら、コザクラインコが描かれた器に目が釘付けになってしまった。こちらはもちろん、購入することにした。


スペインタイル◆マヨリカ焼き「Serenoセレーノ」
さいたま市浦和区にある小さな陶器の絵付け工房です。
伝統的なスペインタイルやマヨリカ焼きの技法を用い、ご注文を受けてひとつひとつ制作いたします。
タイルや陶器類の色褪せない美しさ。手作りのあたたかみ、自分だけの一枚を持つ味わい深さをお楽しみください。
▼ 羊毛フェルトの奥深さを知る

「手に持ってみてください、柔らかいんですよ」と声をかけてくれたのは、羊毛フェルトを出品していた「Ganesha7428」の佐藤 悠司さん。
目を向けた先には、かわいらしい小鳥たちが整列していた。どの子もみんな表情豊か。その愛嬌たっぷりの様子から、愛情を注がれて生み出されたことが容易に伝わってくる。
「こっちが母の作品で、これは弟の作品なんです」
笑顔が素敵な広報PRのお姉さん。和やかな雰囲気で雑貨の説明をしてくれた。
母・姉・弟の親子3人が、それぞれの得意分野を活かし運営していると聞き、そのアットホームさにほっこりすると同時に「あぁ、この愛らしい小鳥たちは、家族ならではの"ぬくもり”が宿っているからなのか……」と感じていた。
弟の「ファン1号」といわんばかりのお姉さんの話によると、その作風は小鳥だけに留まらないという。
なんと、羊毛フェルトで鉱物・化石なども生み出してしまうらしい。
ふわふわと柔らかい小鳥と羊毛フェルトなら結びつくけれど「ゴツゴツと硬いイメージの鉱物と化石が?」と戸惑ってしまった。
やはり、クリエイターさんの発想は無限大。そう感じた瞬間だった。
▼ 鳥フェスのまとめ

緊張と期待に胸をふくらませながら訪れた鳥フェス。そこは、クリエイターさんたちのアイデアの宝庫だった。
鳥が好き、モノづくりが好き、人とのふれあいが好き。そんな気持ちがギュッと詰まった熱い空間。かわいくて、面白くて、楽しくて。鳥好きにはたまらない。いや、鳥好きじゃなくてもきっと楽しめる。
鳥好きさんはもちろん、そうでない方も、ぜひこの熱気を体験してほしいと感じていた。
***
気づけば、理性は吹っ飛び「財布の紐? どこに置いてきた状態……。
そして、なにより驚いたのは「今日はサービスディだから……」といって付き添ってくれたパートナーが、わたしよりも先にグッズを買って肩からぶら下げていたこと。
その個性がほとばしるトートバックに、買い占めたグッズを次から次へと詰め込んでホクホクで帰路に着く。そしてわたしは、1日中緩みっぱなしだった顔のまま「来年もまた足を運んでしまうだろうな……」そんな予感を胸に秘めていた。

今後の「鳥フェス」スケジュールが気になる方はこちらをチェック↓
🦜2025年 鳥フェス情報(6月以降)🦜
・大阪(マイドームおおさか 1階 展示ホール)
2025年6月14日~2025年6月15日
・新潟( NOCプラザ)
2025年6月21日~2025年6月22日
・尾張文鳥博(吹上ホール 第一ファッション展示場)
2025年6月28日~2025年6月29日
・北九州(西日本総合展示場 中展示場)
2025年7月12日~2025年7月13日
・水戸(水戸市民会館 2階 展示室)
2025年10月18日~2025年10月19日
・横浜(横浜産貿ホール マリネリア 1階展示場)
2025年11月1日~2025年11月2日
・神戸(神戸サンボーホール・2階大展示場)
2025年11月15日~2025年11月16日
・札幌(グランドメルキュール札幌大通公園 2階エンプレスホール)
2025年11月22日~2025年11月23日
・千葉(市川市文化会館 B1階 展示室・大会議室(土曜日のみ)
2025年12月20日~2025年12月21日
※スケジュールは変更の可能性もあるため、ことりカフェ公式サイトを確認することをおすすめします。
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