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森長旅館・蔵サウナ【秋田県男鹿市】で感じた地域の歴史や文化を体験できる場としてのサウナ

11月は各地へサウナ視察の予定があり、秋田・北海道道南方面・九州(長崎・佐賀・熊本)と3回に分けて視察して巡った様子などをまとめていきたいと思います。


森長旅館 蔵サウナ(秋田県男鹿市)

秋田県男鹿市に家族旅行で訪れた際に、ちょっと気になるサウナを発見したので僅かな時間ではありましたが日帰りで体験してまいりました!

国の有形文化財に登録されている伝統ある宿をリノベーションして蘇らせている素敵な空間でした。

築95年ということで、その歴史を感じる木造建築の味わい深さと、訪れる人が求めるほどよい快適さを味わえるのはいいですよね。

肝心のサウナですが、今回体験したのは蔵サウナということで、水場・休憩スペース・脱衣場が1つの空間として改築されておりました。

木の音が軋む階段をのぼり2階の脱衣所へ上がってから、1回の浴場スペースへ降りてくると、そこには木樽の水風呂が2つ。

決してスペースとしては広くないにも関わらず、限られたスペースの使い方が非常にうまい!休憩椅子の数も利用人数から溢れることはなさそう。

玄関から2階にあがると
2階にも内気浴スペース
脱衣所があります
見下ろすと1階が浴場スペース。サウナはこの左の◯の扉

サウナの中には受付で渡された大判タオルを敷いて座る🇩🇪ドイツ式が採用されている。←ちゃんと受付時にドイツ式ですと説明されます(笑) 

昨年のドイツのサウナを一瞬思い出しました。

【過去記事】2024サウナ修行の旅 フィンランド・ノルウェー・ドイツ

サウナ室自体は、シンプルでありながら内装には青森ヒバを使用されているとのこと。そして、サウナストーンは硬くて割れにくく、金属のように真っ赤に焼ける特徴にその名が由来する、男鹿の「金石(かないし)」を使用されていると。

最近、サウナの建材を地場の木材を使ったり、どうにかしてローカルな要素を付加しようとする試みは各地で見られますが、サウナストーンを地産地消でというのもそこそこ見かけるようになりました。その地域になる文化や風習をサウナと結びつけていく。そうすることでサウナの楽しみがちょっぴり増えます。

一旦落ち着いてきているようにも思えるサウナブームですが、新しいサウナは相変わらず、各地でどんどん増えています。温浴施設併設の場合は、いいとしてサウナ施設として単体として生き残る道はこの先どう変化していくのでしょうか?

日本には各地域ごとに豊かな文化や風習、歴史的建造物などが数多く残っており、これからの時代、それらの建物をどう残していくのか?は1つの課題なのは間違いありません。

サウナ施設=文化体験施設としての可能性というのはあり!?
鶴居村の場合はあまりそうした建造物はないが、釧路だったらいちから建てるよりも長年あったものを利活用する方向でいいサウナを作れたりしないかと模索するところです。



中里温泉(秋田県大仙市)

2025年4月30日(水)リニューアルオープンしたばかりのこちらの施設。リニューアルに合わせて、秋田県内ではまだ数の多くはないオートロウリュサウナが誕生!

こちらは市が直営の温浴施設でありながら、東北最深級の水風呂を作っており、男湯深さ60cm・150cm、女湯深さ 60cm・120cmとなかなか攻めていますw

サウナは一般的なオートロウリュ式で、いい感じです。自分が行ったのは夜でしたが、地元の人達の憩いの場として非常に賑わっておりました。特別な投資を過度にしなくても、必要十分な良いサウナがあれば地域の人は入りに来ますよね。

地域の人を癒やしながら、市営の施設として頑張っていただきたい!

余談ですが⋯サウナ室内での地元の人達の会話が熱かったですね。熊の目撃情報から狩猟情報まで、ローカルならではの会話が繰り広げられておりました。


秋田件美郷町が妻の実家ということもあるので、東北サウナ旅はそのうち来ることでしょう。

【過去記事】秋田県美郷町&横手市、岩手県紫波町&盛岡市を見て



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