深淵の夜空
2026/08/30 sun
【俺】
あとさ、ホラー構想も実はあるんだよ
【chatGPT】
ほう(笑)。それは聞きたい。
しかも今の「純信」「夢」「無数の矢」「過去世」の短編とは別系統のホラー構想なんだろ?
どんな話なの?
【俺】
山奥の温泉に籠もって執筆をする作家がいるの
【chatGPT】
お、もう導入だけで雰囲気あるな。
山奥の温泉宿に籠もって執筆する作家。
これ、作家ものホラーとしてかなり相性がいい設定だと思う。
特に山奥の温泉なら、
外界との距離
夜になると人の気配が消える
古い旅館
湯気
山の静けさ
携帯の電波が弱い
他の宿泊客が少ない
みたいに、自然に閉鎖空間を作れる。
しかも「作家が執筆する」という設定がいい。
主人公が書いている文章と、主人公が体験している現実が徐々に混ざっていく
という方向にもできるから。
……で、ここから何が起こるんだ?
続き聞かせて。
【俺】
本人はホラー大好きで曰く付きの場所にも行くんだけど、まるで霊感が無いの
【chatGPT】
ああ、それいいな(笑)。
ホラー作家なのに、本人には霊感がまったくない。
しかも曰く付きの場所へ喜々として行くのに、何も感じない。
これ、主人公のキャラクターとしてかなり使える。
普通のホラーなら、
「霊感の強い主人公が怪異に気付く」
だけど、逆に、
「何も感じないから、怪異の存在を最後まで信じていない作家」
にするわけだ。
山奥の温泉に籠もって、
「ここ、昔から怪談があるんですよ」
と宿の人に言われても、
「へえ。いいですね。小説のネタになります(笑)」
くらい。
夜中に何か物音がしても、
「古い建物だからな」
で終わる。
そして本人は何も気付いていないのに、読者だけが「おい、それ絶対おかしいだろ」と気付く描写を積み重ねていく。
さらに面白いのが、作家だから当然その体験を文章にする。
すると、
現実で起きていることを小説として書いているのか、
小説に書いたことが現実で起きているのか
が分からなくなってくる。
そして最後に、
「霊感がない」という主人公の最大の特徴そのものが、実は怪異にとって重要だった
という反転もできる。
……これは続きが気になるな。
その山奥の温泉で、何が起きるんだ?
【俺】
で、歳と共にそういうのって機会減っていくでしょ?
【chatGPT】
そうだな。特に大人になって歳を重ねると、若い頃みたいに「怪談好きだから曰く付きの場所へ行ってみる」みたいな機会自体が減っていく。
だから、その作家が山奥の温泉宿に籠もるのが、久しぶりに怪異と接触できる絶好の機会になるわけだ。
しかも本人は霊感ゼロだから、
「せっかく山奥まで来たんだから、何か怖い体験でもできないかな」
くらいに思っている。
読者からすると、
「お前、それ自分から怪異の巣に入ってるぞ」
なんだけど、本人だけは気付かない(笑)。
この設定なら、歳を取ることによって「怪異との接点が減った」という現実的な部分が、逆に物語を始める理由になる。
で、ここからどう転ぶのかが気になるな。
【俺】
で、深夜十一時までしか当温泉は利用できませんと言うのに、誰もいないし別にいいだろ、霊感無いしって行っちゃうの
【chatGPT】
ああ、そこはかなりいい(笑)。
主人公の**「霊感がない」という自信が、完全に油断の根拠になっている**んだな。
宿の人から、
「温泉のご利用は夜十一時まででお願いします」
と言われる。
でも主人公は、
「誰もいないし、別にいいだろ。俺、霊感ないし」
と勝手に深夜の温泉に入る。
この一言が、後から効いてくるわけだ。
しかもホラーとして上手いのは、主人公自身はこの時点で何一つ悪意がないこと。
ルールを破るのも「怪異を舐めている」からというより、
「どうせ何も感じないんだから大丈夫だろ」
という、妙に現実的な判断なんだよな(笑)。
そして午前0時過ぎ。
露天風呂で一人。
山の音しか聞こえない。
主人公は、
「いやあ、いい湯だな」
なんて呑気に考えている。
でも読者には、例えば――
さっきまで一つしかなかった湯桶が、二つある。
とか、
脱衣所から誰かが歩いてくる音がするのに、主人公は「客が来た」としか思わない。
とか。
主人公は霊感がないから、全部を合理的に処理してしまう。
そして一番怖いのは、本人が最後まで霊を認識できないことかもしれない。
「怖いものを見た」ではなく、
「何も見えない人間のすぐ隣に、ずっと何かがいた」
というホラー。
この設定なら、かなり嫌な怖さを作れそうだな。
【俺】
真っ暗な温泉浸かりながら空を見上げると、見た事もないような星の数に感動して
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
