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「ちゃんとできない母」の母の日

「もうすぐ母の日だけど、何か欲しいものある?」

夫にそう聞かれた時に、パッと答えが出てきませんでした。

普段から自分の好きなモノには敏感だし、手帳のWish Listも埋めてる私なのに。
いざプレゼントを提案されると、出てこないものですね。

安ければ自分で買えばいいし、高すぎたら気をつかわせるかなって思うし。
家族のための家電や調理器具も、なんか違う気がする。
(だってそれって日用品であって、“私”へのプレゼントじゃないから)

そういえば数日前、
「リクエスト聞かれたらこれにしよう!」
って何か思いついたはずなのに、ジャンルも価格も、ぜんぜん思い出せません(笑)


母の日と聞くと、昔のことを思い出します。
結婚してから子を授かるまでの9年間、「母になれない自分」が恨めしくて、正直、母の日は苦手でした。
「なんだよ、浮かれやがって」って、黒い気持ちでいたことも。

そして今。
晴れて「母」として母の日を迎えられるようになったけど、そのことを素直に喜べているか?と聞かれると…
まだどこかで
「私みたいな育児不適合者が、感謝されていいのかな」
って、負い目を感じてしまう自分がいます。

今の私は、あの頃思い描いていた理想のママとは程遠い。
すぐ怒るし、すぐ一人になりたがるし、料理は手抜き。
息子の話を聞く余裕がない日も多い。

本当はもっと──
余裕があって、優しくて、子どもとの時間を楽しめて、たくさん話を聞いて、栄養と愛情たっぷりのごはんを作って…
そんな「理想のママ」を夢見てたんです。

でもその理想って、現実を知らない時に思い描いていたことですよね。
小さな女の子が
「わたし、おひめさまになりたい!」
って言っているのと変わらない気がします。実際のお姫様って大変だから。


そう考えたら、今の自分にOKを出していいと思えるようになりました。

すぐ怒る=感情が豊か
すぐ一人になりたがる=じぶん時間を大切にする
料理は手抜き=それでも毎日用意してて偉い
話を聞く余裕がない=「ちゃんと聞かなきゃ」と思ってるからこそ悩む

今の私だからこそ、こういうママになれたんだなぁ。
「こんなママも悪くないよね」って思えた、母の日でした。
(でも息子との時間も、もうちょっと楽しもうね、自分)

そして結局、何をプレゼントしてほしかったのか思い出せないままです(笑)

\家にいるのに、ちゃんと休めてる?/
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こやまいづみ

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