【コラム】業務効率化の「効率」が今、一番悪い。〜5つの連携手段が仕事のスピードを遅くする〜
こんにちは。
きゃべつ佐藤です。
さて、「ケアマネ経営論」、今日は業務効率化編のコラムです。
電話、FAX、メール、チャット、AI…と、たくさん紹介してきました。
皆さんは使ってみてくれましたか?
本当に便利な道具は、もう「使うしかない」んです。
逃げずに立ち向かいましょう。
それが未来の、次世代のケアマネジャーの仕事のやり方です。
今日は、そんな業務効率化に奮闘する皆さん、
「なぜ、今が一番やりにくいのか?」という、
矛盾を解説したいと思います。
■「やっているのに進まない」という矛盾
いろんな業務効率化の方法を試していますが、
実は今、現場レベルで考えると、今が一番業務効率化の効率が悪いと言わざるを得ません。
これ、なぜだと思いますか?
結論は、 「最適な連携手段が、いくつも存在しすぎているから」です。
本来、連携手段は、
「一番簡単で、みんながコストも安く、パッとできるもの」を一つ使う、
これが最も効率的です。
ところが、今の私たちの業界はどうでしょう?
紙媒体(手渡し・郵送)
旧来のFAX
インターネットFAX(データ受信)
Eメール
MCS(メディカルケアステーション)
LINE/Chatwork(※一部法人利用)
ケアプランデータ連携システム(※未普及)
…と、今あげただけでも、7つも連携手段が存在しているんです。
■過渡期のケアマネが直面する「地獄」
この状況こそが、業務効率化を阻む最大の要因です。
私たちは、相手(事業所や病院)に合わせて、
これらのツールを全て使いこなさなければならない。
A事業所は「FAXしか受け付けない」。
B病院は「MCSでお願いします」。
C事業所は「メールに添付してね」。
結局、「相手に合わせる」という作業が、逆に業務効率化の足を引っ張っている。 これが、今の現場が立ち向かう、どうしようもない**「過渡期(かとき)」**の課題です。
■この「地獄」を乗り越えれば、未来が見える。
そう。
今が一番、やりにくい。
しかし、考えてみてください。
この「業務効率化の効率が悪い」中でも、
私たちは月15時間から20時間程度の業務削減が可能になっています。
これがもし、全事業所が「MCS」や「Eメール」といった使いやすい仕組みに統一されたら、どうなるでしょうか?
業務効率化は、今の比ではないスピードで進み、
削減時間は倍増するでしょう。
だからこそ、私たちは今、 「Eメールを使おうよ!」「MCSを使おうよ!」 と、声に大にして叫び、新しいものをみんなで共有して使うという運動を、続けるしかないのです。
この過渡期を乗り越えた先には、必然的に「電子的なやり取り」と
「AIの活用」が乗っかり、ケアマネの仕事は劇的に改善します。
その未来を信じて、新しいものに挑戦し続けていきましょう。
それでは、また!
