③カナダで働きながら1人目を出産、そして産休へ

カナダで働き始めて、1年ほど経った頃。

私は妊娠しました。

2012年に結婚を機にカナダへ移住し、2014年に結婚ビザを取得して、ようやく働けるようになった私。

でも、そこからは決して順調だったわけではありません。

日本では事務職として働いていましたが、カナダに来た当時の私は、まだ英語が十分にできませんでした。

そのため、ビザを取得して働けるようになっても、すぐにオフィスワークの仕事に就くことはできませんでした。

パン屋さんで働いたり、レストランで働いたり、日本食レストランで働いたり。

とにかく働いて、お金を稼ぐ。

そんな毎日を送っていました。

でも、少しずつ疲れてきました。

「やっぱり、もう一度オフィスワークをやりたい」

そう思うようになった私は、以前の記事にも書いたように、移民をサポートする機関を通して、2か月間の無給ボランティアという形で障害のある方たちをサポートするNPO団体でオフィスワークを経験する機会を得ました。

それが2014年。

その後、そのNPO団体でOffice Adminとして働くことになりました。

そして、そこで1年ほど働いた頃、私は妊娠しました。

カナダで初めての出産

妊娠して、出産後は産休を取ることになりました。

私が働いていた職場では当時、一定の時間以上働いていれば産休を取得することができました。

私は2016年から1年間の産休を取ることにしました。

この1年間は、本当に初めてのことだらけでした。

カナダでの妊娠。

カナダでの出産。

英語での出産。

そして、周りに頼れる人がほとんどいない中での子育て。

日本から遠く離れたカナダで、初めての子どもを産みました。

不安がなかったと言えば嘘になります。

でも、振り返ってみると、この1年間は私にとって、とても大切な経験でした。

そして、1年後の2017年。

私は仕事に復帰しました。

産休から戻ってきたら、知らない人がいた

仕事は、産休前と同じ職場、同じポジションに戻りました。

ところが、私が休んでいる間、私の仕事をカバーしてくれていた女性がいました。

そして最終的には、私が復帰した後も、その女性は増員という形で職場に残り、一緒に働くことになりました。

そこで私は、思いがけず自分自身と向き合うことになります。

彼女は私より若く、私と同じように移民としてカナダに来た女性でした。

でも、スキルがあって、英語もとても上手でした。

仕事を一緒にする中で、私は彼女と自分を比べるようになりました。

そして、強い劣等感を感じるようになりました。

「私って、まだまだだな」

「私はこのままでいいのかな」

そんな気持ちが少しずつ大きくなっていきました。

そのとき、Accounting部門で働くことを本気で考えた

そんなある時、その女性がAccounting部門へ移動することになりました。

それを見ていた私は、ふとAccountingという仕事について真剣に考えるようになりました。

もちろん、Accountingの勉強をしていたので興味がなかったわけではありません。でも新しい一歩に踏み出せていませんでした。

その頃の私はいつか使うだろうくらいにしか思っておらず、日々の日常である子育て、家事、仕事を回す生活で手一杯でした。

でも、せっかく勉強したのだから、その知識を仕事に生かしてみたい。チャレンジしてみたい。

ずっと心の底ではそう思っていました。

そして、

「もしAccountingに挑戦するなら、今なんじゃないか」

そう思うようになりました。

そのとき、私は33歳でした。

カナダに来てから、パン屋さんで働き、レストランで働き、日本食レストランで働き、そこから無給ボランティアを経て、ようやくOffice Adminの仕事に就いた。

そして結婚して、子どもを産んで、1年間の産休を取って、仕事に復帰した。

その先で、私はまた新しい方向を向こうとしていました。

今まで勉強してきたAccountingに向き合って、チャレンジしてみよう。

そう思ったのです。

でも、ここからがまた一つの挑戦でした。

「じゃあ、どうやってAccountingの仕事に就くの?」

次回は、私が実際にどうやってAccountingのポジションに入ることができたのかを書いていこうと思います。

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