SEO対策は「検索順位」だけでは不十分|GSC・GA4・ヒートマップで見るWebサイト改善
SEO対策は「検索順位」だけでは不十分|GSC・GA4・ヒートマップで見るWebサイト改善
「検索順位を上げたい」
SEO対策を始めると、多くの人がまず考えることです。
もちろん、検索順位はSEOにおいて重要な指標です。
しかし、SEOで本当に成果を出すためには、検索順位だけを見ていてはいけません。
なぜなら、
検索される → クリックされる → Webサイトに訪問される → ページを読む → 問い合わせ・購入につながる
という一連の流れがあるからです。
検索順位が上がっても、クリックされなければアクセスは増えません。
アクセスが増えても、ページを読まれなければ問い合わせにはつながりません。
そこで重要になるのが、
Google Search Console(GSC)
Google Analytics 4(GA4)
ヒートマップ
を組み合わせた分析です。
この記事では、それぞれの役割と、SEO改善にどう活用できるのかを紹介します。
SEOは「順位」だけを見ない
SEO対策をしていると、
「この記事は何位?」
「先月より順位が上がった?」
という部分に注目しがちです。
しかし、検索順位だけではユーザーがその後どう行動したのかまでは分かりません。
例えば、
「SEO対策」というキーワードで検索順位が5位になったとします。
一見すると、大きな成果に見えます。
しかし、
検索結果に表示されているのにクリックされていない
サイトに来てもすぐに離脱している
問い合わせページまで進んでいない
重要なボタンがクリックされていない
という状態なら、まだ改善できるポイントがあります。
だからこそ、
検索される前後から、Webサイト内でのユーザー行動まで見る
ことが重要です。
Google Search Consoleで「検索され方」を分析する
まず活用したいのがGoogle Search Consoleです。
Google Search Consoleでは、Google検索におけるWebサイトのパフォーマンスを確認できます。
代表的な指標には、
クリック数
表示回数
CTR
平均掲載順位
があります。 (Googleヘルプ)
例えば、
「表示回数は多いのにクリック数が少ない」
というページがあったとします。
この場合、検索結果には表示されているものの、ユーザーにクリックされていない可能性があります。
そこで、
タイトルを改善する
検索意図に合わせて説明を見直す
ページの内容と検索キーワードの関係を見直す
といった改善が考えられます。
「11〜20位」は特にチェックしたい
SEOでは、検索順位が11〜20位付近にあるキーワードも重要です。
すでに検索結果に表示されているため、改善によって1ページ目に入れる可能性があります。
例えば、
「SEOツール 比較」14位
というキーワードがあった場合、
「なぜ14位なのか?」
「上位ページには何があるのか?」
「自分のページに足りない情報は何か?」
を分析します。
こうした「あと少しで伸びそうなキーワード」を見つけることは、SEO改善の優先順位を決めるうえでも重要です。
GA4で「サイトに来た後」を分析する
Search Consoleが「Google検索でどう見られているか」を分析するツールだとすれば、GA4はサイトに訪問した後のユーザー行動を分析するためのツールです。
GA4のトラフィック獲得レポートでは、ユーザーがどこからサイトへ訪問しているのかを確認できます。 (Googleヘルプ)
さらに、エンゲージメント関連の指標などを確認することで、ユーザーがサイト上でどのように行動しているかを分析できます。 (Googleヘルプ)
例えばSEOから100人が訪問したとしても、
100人全員が同じように行動するわけではありません。
すぐにページを離れる人
複数ページを見る人
長時間記事を読む人
問い合わせページを見る人
購入まで進む人
など、行動はさまざまです。
そのため、
「アクセスが増えたか」だけではなく、「アクセスした人が何をしたか」
を見ることが重要になります。
GSCとGA4を組み合わせると見えるもの
ここがSEO分析で非常に重要なポイントです。
GSCとGA4は、それぞれ違う情報を持っています。
GSC
Google検索からサイトへ来るまで
どんなキーワードで検索されたか
何回表示されたか
何回クリックされたか
CTRはどれくらいか
平均掲載順位はどうか
GA4
サイトへ訪問した後
どこからアクセスしたか
どのページを見たか
どのくらいサイトを利用したか
どのような行動をしたか
コンバージョンにつながったか
という違いがあります。
つまり、
GSC=検索前後の分析
GA4=サイト訪問後の分析
と考えると分かりやすいでしょう。
この2つを組み合わせることで、
「検索では表示されているけどクリックされていない」
「アクセスは増えているけど成果につながっていない」
といった問題を発見しやすくなります。
さらに重要なのが「ヒートマップ」
ここまで分析しても、まだ分からないことがあります。
それが、
「ユーザーはページのどこを見ているのか?」
という問題です。
そこで活用できるのがヒートマップです。
ヒートマップでは、Webページ上でユーザーがどこをクリックしたのか、どこまでスクロールしたのかなどを視覚的に確認できます。
例えば、
「このボタンをクリックしてほしい」
と思って設置したCTAがあったとします。
しかし実際にはほとんどクリックされていないかもしれません。
反対に、想定していなかった場所が多くクリックされているケースもあります。
こうしたユーザーの実際の行動を確認できるのがヒートマップです。
ヒートマップで分かること
代表的なのが、
クリック分析
スクロール分析
です。
クリック分析
ページ内のどこがクリックされているのかを確認します。
例えば、
CTAボタン
メニュー
商品画像
内部リンク
問い合わせボタン
などです。
「クリックしてほしい場所が本当にクリックされているか?」
を確認できます。
スクロール分析
ユーザーがページをどこまで読んでいるのかを確認します。
例えば、
記事の冒頭は多くの人が読んでいる。
しかし、ページの途中でほとんどのユーザーが離脱している。
ということが分かれば、その部分に改善の余地があります。
文章が長すぎるのか。
内容がユーザーの期待と違うのか。
重要な情報が後ろにありすぎるのか。
こうした仮説を立てることができます。
3つのデータを組み合わせる
ここまで紹介した3つの分析を整理すると、非常に分かりやすくなります。
GSC
↓
「検索結果でどう見られている?」
↓
GA4
↓
「サイトに来た後、どう行動している?」
↓
ヒートマップ
↓
「ページの中で、どこを見て・どこをクリックしている?」
この3つを組み合わせることで、Webサイトをより立体的に分析できます。
例えば、
GSC
「検索順位は5位。表示回数も多い。」
↓
GA4
「アクセスは増えている。でも問い合わせが少ない。」
↓
ヒートマップ
「問い合わせボタンがほとんどクリックされていない。」
ここまで分かれば、
「SEOが悪い」
という単純な問題ではないことが分かります。
検索流入は取れている。
問題は、その後のページ構成や導線にある可能性があります。
つまり、
SEOだけを改善するのではなく、Webサイト全体を改善する
という考え方が重要になります。
SEO分析を「毎回手作業」でやるのは大変
ここまで読んで、
「GSCもGA4もヒートマップも全部チェックするのは大変そう」
と思った方もいるかもしれません。
実際、複数のWebサイトを管理している場合、毎日データを確認して問題を探すのは簡単ではありません。
そこで便利なのが、SEO分析ツールです。
例えば、**WEBRIS(ウェブリス)**では、Google Search ConsoleやGoogle Analyticsと連携し、検索順位やクリック数、表示回数などのデータをまとめて確認できます。
さらに、
11〜20位のSEO機会を発見
テクニカルSEO診断
カニバリゼーション検出
競合サイトの新規ページ監視
AIによる改善提案
生成AI経由の流入・露出分析
など、SEO改善に必要な情報をまとめて管理できます。 (Webris)
また、WEBRISにはヒートマップ機能もあり、クリックされた場所やスクロール状況をページ上で確認できます。
「検索順位を見るだけ」ではなく、
検索 → 流入 → ページ内行動 → 改善
までを一つのSEO改善サイクルとして考えられるのがポイントです。
SEOは「数字を見ること」が目的ではない
SEO分析で大切なのは、数字を見ることそのものではありません。
重要なのは、
「なぜこの数字になっているのか?」
を考えることです。
例えば、
「検索順位が10位だから悪い」
ではありません。
「なぜ10位なのか?」
「11位から10位になった理由は何か?」
「10位なのにCTRが低いのはなぜか?」
「アクセスされた後にユーザーは何をしているか?」
「どこで離脱しているのか?」
と、一つずつ原因を掘り下げていきます。
SEOは、
データを見る → 仮説を立てる → 改善する → 結果を見る
という繰り返しです。
まとめ
SEO対策では、検索順位だけを追いかけるのではなく、Webサイト全体を分析することが重要です。
今回紹介したように、
Google Search Console
→ Google検索での表示・クリック・順位を分析
GA4
→ Webサイトへ訪問した後のユーザー行動を分析
ヒートマップ
→ ページ内のクリックやスクロールを分析
というように、それぞれのデータを組み合わせることで、より具体的な改善ポイントを見つけられます。
SEOで成果を出すために大切なのは、
「順位を上げること」だけではありません。
検索され、
クリックされ、
サイトを見てもらい、
ユーザーに行動してもらう。
この一連の流れを分析し、改善していくことが重要です。
「SEOの数字を確認しているけれど、次に何を改善すればいいか分からない」
そんな場合は、GSC・GA4・ヒートマップなどのデータを一つずつ確認してみてください。
そして、複数のデータをまとめて管理しながら、SEO改善の優先順位まで整理したい場合は、WEBRISを活用してみるのも一つの方法です。
まずは無料でサイトを登録して、現在のSEO状況を確認してみるところから始めてみましょう。
