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2日の休みで4本の映画を見た日記

だって、暑すぎません?

私は熊本市にお住まいの26歳既婚男性なのですが、熊本は盆地なので暑さに加えて湿気も凄いんですよね。外はサウナですよ。
で、火、水が休みなんですけど、火曜は午前中少しだけ仕事をした後で「顔を捨てた男」を観に行こうと思ってました。

ところがあまりに暑すぎて、二日間の休みのうち1日目の午前中で既に体力の限界。
仕事が終わった時点で「この後15:00までに街に行って、映画見て、夕飯の買い出しして、支度して…」なんて高度なオペレーションをこなす気力は無くなっていました。
ということで、顔を捨てた男は断念。

でまぁ、居酒屋チェーンのランチで海鮮丼食べて、家帰って、全てを諦めた表情でパンイチでタバコ吸いながらウダウダしてたんですけど、目と耳と熱いハートがお手隙だったので「代わりの映画でも見るか…」となったわけです。


ある用務員

ここまで366文字うだうだ書いてきましたがやっと本題です。

ここ最近「ベイビーわるきゅーれ」を見返す機会があったので、その流れで鑑賞。
インディーズらしい荒削りな印象が強くて、微笑ましい映画でした。
この映画の白眉はなんと言っても、のちに「ちさまひ」となる伊澤彩織・高石あかりの殺し屋ペアですね。
正直荒削りすぎて「凄腕殺し屋集合!みたいな展開なのに、銃すらまともに使えない高石あかりは何しにきたの?」とか疑問は尽きないんですけど、この2人が出てるシーンは主演を喰う勢いでキッチュな魅力がありましたし、伊澤さんのアクションシーンが今作最大の見せ場にもなっています。
殺伐とした作風、世界観において唯一の清涼剤のような存在でした。あとは普通につまらなかったです。


ネムルバカ

阪元祐吾続きです。
今年の春くらいに公開してたんですけど、バタバタしてていけずじまい。早めに配信来てよかったです。

余談ですが、ネムルバカ原作の石黒正数の代表作「それでも町は廻っている」を最近読了しまして、これがまた大傑作でベストオブ最高って感じでテンアゲでした。
「ネムルバカ」の原作もかなり好きなんですけど、あの日常を切り取ってるのにボケとツッコミ進行していく話って石黒先生ならではというか、ひいては漫画という媒体ならではの持ち味なんだな、と再認識しました。

原作だと小気味良い会話劇も、映画になってみるとただ不貞腐れた若者がブツブツ言ってるだけのようにしか見えず、終盤の展開も漫画版とは違う種類の感動になっていて、なんだか「エモ消費」させられてるな、という印象でした。

あと、インディーズ上がりの監督の特徴でもあると思うんですけど、身内贔屓といいますか、この監督の作品にいつも出てくれてるあの人が今回も出演でファンサービスでござい!!!みたいな、座組を引きずって「俺たち○○組の常連だぜ!」みたいなのってちょっと苦手なんですよね。

あと樋口幸平と志田こはくが出てて、いや本人たちは何も悪くないしこれに関しては映画も何も悪くないんだけど、この2人が同じ映画に出てるという状況がそれ以外の思い出を想起させてノイズになる部分もあった。まあ、それも縁ってことか…


プレデター:最凶頂上決戦

ここから水曜日(2日目)。
朝7:00くらいに目が覚めて、特にやることもなかったのでまた映画を見ました。

誰だこんなアホみたいな邦題つけたの!!!
原題は「Predator:Killer of Killers」って超かっこいいじゃん!
いや、どうかな。うーん。あんま変わらない気がしてきた。

この映画は超面白かったです。
ごめん、この流れでゴリゴリのフランチャイズジャンル映画を「超面白かった」とかいうとめちゃくちゃバカっぽく見られると思うんだけど、もうそれでもいいよ。超面白かったです。

だってさ、宇宙一有名な蛮族が、バイキング、ニンジャ、飛行機乗り(!?)と戦うんだよ?逆につまんなく作れって方が難しくない?
ある用務員、ネムルバカが和風創作料理だとしたら、最凶頂上決戦はハンバーガー。いや、クォーターパウンダー。クォーターパウンダー映画です。

監督のダン・トラクテンバーグは前作の「プレデター:The Pray」、そして次回作の「プレデター:バッドランズ」も担当。前作も今作も超面白かったので、今年の11月公開の新作が楽しみ。てか「The boys」も今年完結じゃなかった?ダンすげえなお前。


化け猫あんずちゃん

超面白かった。創作フレンチ映画。

この映画は少し特殊で、先に実写で撮影した映像をアニメに描き起こす、というロトスコープのような技法が用いられており、それも相まって実写の演技の機微や、音の反響、アニメの派手さ、外連、色彩というそれぞれのいいところが組み合わさっていてかなり面白い映像になっていました。

主人公「かりんちゃん」の造形はすこし好みが分かれそうな雰囲気もあるけど、都会に住んだことのある熊本市民としては流石に同情しない方が無理でした。
わかる。わかるよ。でも田舎もいいところがいっぱいあるんだ…。


連休終わりに際して

最近は映画も1日一本が限度だったんだけど、この二日間は他にやることもなく、死ぬほどの猛暑で外に出る気合いも無かったので2日で4本も映画を見てしまったわけです。
この4本の中なら「化け猫あんずちゃん」が一番刺さったかな。プレデターも良かったんだけど、マクドナルドをどれだけ褒めても響かないのと一緒ですよ。映像も話も面白かったです。

あと私は本質的に阪元監督と反りが合わないのかもしれない。ベビわるだけの関係なのか…?

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