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【文学フリマ出店レポ】 販売数、ブースづくりの工夫、 持ち物リスト、まるっと公開

「文学フリマで本を手にとってもらうには、どんなブースを作ればいいんだろう?」

初めて出店したときの、わたしが一番知りたかったことです。

当時はイベントに出るのも初めて。何冊持っていけばいいのか、どんなディスプレイにすれば良いのか、ぜんぶ手探りでした…!

そんなわたしも、先日の文学フリマ東京で出店は3回目に。

だいぶ準備や商品レイアウトにも慣れてきた今回は、ブースづくりの工夫や、持ち物リスト、準備の裏側を、写真や数字とともに記録しました。

これから文学フリマに出店する方にとって、参考になったら嬉しいです。

まずは今回の文学フリマの販売結果から

会場は東京ビッグサイト!

購入者数と販売冊数

▼販売結果
購入者様の数:69名
販売冊数:89点

たくさんの方に手にとっていただき、とても嬉しかったです。当日ブースにお越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。

これはあくまでわたしの結果なので、「この人だとこれぐらいなんだな〜」の目安にしてもらえたら幸いです(価格帯やつながりの広さ、商品のカテゴリなどで全然異なるかと思います!)。


並べた商品数と価格帯

▼並べた商品数
・6種類(1000円〜3800円)
・持っていった総冊数:105冊

エッセイ集4種類と、日記本、ブランドづくりのハウツー本の合計6種類を持っていきました。商品詳細はWebショップをみてね。


Webカタログの「気になる」の数

文学フリマでは事前に「Webカタログ」という出店者の一覧ページが公開されます。来場者はこのカタログをチェックして「どのブースを見るか」を事前に決めておく方も多いです。

今回は、事前にチェックしてくれた方が49名(気になる+訪問済み)もいらっしゃったということで、カタログの紹介文もこだわってよかったな!と実感しています(のちほど詳しく書きますね)。


当日ブースに来てくれた方の声

ブースに来てくれた方々に、できる限り「何で見つけてくださったのですか?」とお聞きしていたのですが、そのお返事はこんな感じでした。

・もともとSNSをフォローしてます
・Webカタログで見つけました
・たまたま通ったらブースがおしゃれで
・見本誌コーナーで見つけました

ブースづくりに力を入れることは、目指して来てくれた方にも喜んでもらえるし、当日たまたま出会ってくれる人も増えるので、やはり重要なことだなと感じます!


ということで、ここからは具体的にどんなブースづくりをしたかについて、詳しく紹介していきます。


今回のブースづくり&商品レイアウトの全体像

今回はこんな感じのブースになりました!

使ったアイテムや、レイアウトのポイントについて、お伝えします。

ブースづくりのメインアイテム3つ

1)テーブルクロス

布を敷くメリットは、会場の机の色に左右されないこと&足元のごちゃごちゃを隠せることだと思います。ほとんどの出店者さんが使っている印象。

わたしはH&M HOMEのテーブルクロスがお気に入りで、普段から自分が営んでいるカフェ(じぶんジカン喫茶室)でも使っています。色違いで3枚ぐらい持ってる。サイズは大きめがおすすめ。わたしはいろんなイベント出店にも対応できるよう、140cm×220cmを使っています。


2)陳列什器

今回は、こちらの2つの陳列什器を持っていきました。

Amazonで2000円の本棚
salut!で3000円だった木製トランク

ちなみに前回までは、ダイソーだけで作り上げた陳列什器を使っていました↓

100均の「スチレンボード(白い板)」と「ウッドフレーム(木枠)」でつくった棚

前回までのダイソー什器もよかったのですが、当日の設営時に組み立てる必要があって、けっこうバタバタしてしまい…!今回からは、組み立てる必要のない「棚」と「トランクボックス」を使うことにしました。


3)看板

何のブースなのかがわかるよう、コンセプトを記した看板を。ダイソーの額に、印刷したA4用紙を入れています。


ブースづくりの小物

そのほかの小物たちは、こちら。

・POP:硬めの紙に印刷したもの
・本や看板のスタンド:ダイソーのワイヤースタンド

・ブース下部の写真たち:印刷して型紙に貼ったもの
・写真をクロスにとめる用のクリップ

今回はブースが端っこだったので、ここにも看板を

・POP立てるやつ:shesayのカードスタンド(BRASS)

・釣り銭ケース:ダイソーのやつ

今回から電子決済を導入したので、Squareの端末も持っていきました(電子決済の効果はのちほどくわしく!)。


ブースづくり&商品レイアウトの3つのポイント

わたしのブースづくりにおけるポイントを、3つご紹介。

1)表紙が見えるように立てかけて陳列

道ゆく人から本が見えやすいよう、立てかけて陳列しています。これはほとんどの出店者が実践しており、基本中の基本な感じかも。立てかけて陳列しやすい什器(ブックスタンドなど)を用意しておくのがおすすめ。


2)何の本なのかがわかるPOP

内容はもちろん、どんな人が、なぜこの本を書いたのか。読むとどんな気分になるのか。パッと見でわかるPOPをつくります。前回出店した時に、エッセイ集のPOPなしで挑んだら「この本はどんなエッセイなんですか?」と聞かれることが多かったので(当たり前…笑)、POPって必要なんだな!と思いました。


3)店主の存在感を消すこと

もともと知ってくれている人ならまだしも、初見の人がブースに立ち寄ってくれた時に、店主が選んでいる様子をじっと見ていたら居心地が悪いかなと思っています。

なので、わたしはなるべく存在感を消せるよう、自分が隠れられる高さの什器(今回は本棚+看板)を置いてます。

お客さんがゆっくり立ち読みしながら選んでいる時は、座って看板に隠れて、なるべく見ないようにしながら存在感を消してます(笑)。



文学フリマで「見てもらえるブース」をつくるための工夫

ブースづくり以外にも「たくさんの方に見てもらう」ために工夫したことを4つご紹介します。

事前告知編1:Webカタログにこだわる

https://c.bunfree.net/c/tokyo40/4F/%E3%81%93/83

来場者は、運営公式ページの「Webカタログ」をチェックして来られる方が多いです。商品の紹介はもちろんですが、Webカタログのページの自己紹介も目にとめてもらいやすいよう、文章を工夫するのがおすすめ。

わたしが事前にチェックしたところ、この自己紹介文がだいたい似た文章になりがちだなと感じました(日々のエッセイを書いてます、とか)。ということで、わたしは「会社員を辞めて、カフェや文房具ブランドを営んで暮らしています」という具体的な属性から始めてみました。

よかったのかどうかはわからないけれど(!)、前述の通り49名の方が「気になる」ボタンを押してくれたので、まあよかったのかな!?と思っています。


事前告知編2:SNSでしっかり告知

1ヶ月前から告知をスタートして、そこからは毎週お知らせしてました。

並べる商品、ブースづくりなどの準備の様子、当日への想い、会場マップの共有など、一度にぜんぶお知らせするとtoo muchなので少しずつ。

1ヶ月前ぐらいから「文学フリマ東京」というワードでの検索や、ハッシュタグなどを見てまわる人も多いので、「文フリ行くけど、なんかいい出店者いないかな〜」と探している人にも見つけてもらえるよう、発信しています。


当日編1:見本誌コーナーの紹介文にこだわる

会場には「試し読みコーナー」があります

会場の「試し読みコーナー」には、見本誌を置くことができます。わたしは新刊のエッセイ集と日記本を一冊ずつ、このコーナーに置きました。

見本誌には、このようなラベルを貼ります。紹介文を書く欄があるので、ここも「気になる」と思ってもらえる一言を添えましょう。

わたしは「カフェ開業までの日記です」とか、書いた気がします(写真撮り忘れました…)。


当日編2:挨拶&声掛けを恥ずかしがらない

当日、ブースが気になって足をとめてくれた方に「こんにちは」「見るだけでもどうぞ」と積極的に声をかけました。

もしわたしがお客さんだったら、こんなふうに思う気がするんです↓

・サンプル見たら買わなきゃいけない雰囲気になるかな
・気になるけど知らない人だしなんか気まずいかな
・先客がいるところに立ち寄るのもアレかな…

わたしが気にしすぎ人間なだけかもしれないけど…笑

「ぜんっぜんそんなことないよ!」をお伝えしたくて、「見るだけでもよかったら〜」と声をかけてました。本当に、足をとめてくれただけで、サンプルを見てくれただけで嬉しいんです(こんなにたくさん本がある中で!)。

ちょっと遠いところで足をとめて見てくれていた人も(こういう方の気持ちめちゃわかる)、お声がけしたらブースに近いてサンプルを見てくださったり。自分が大切につくった本たちを見てもらうためにも、声掛け大事。



文学フリマの持ち物リスト

さて、いったんここで、わたしの「文学フリマの持ち物リスト」を載せておきます。参考にどうぞ。

わたしは事前に宅急便で搬入するので、「事前搬入用」と「当日持参用」の2つのリストで管理してます。

【事前搬入用リスト】
・商品(各種の冊数も把握)
・商品サンプル(各種)
・試し読みコーナー用見本誌
・陳列什器
・テーブルクロス
・商品紹介POP
・POPスタンド
・看板&スタンド
・領収書(今回使わなかったけど一応)
・価格表(自分でわかるように)
・離席中のPOP(離席中と書いた紙)
・チラシ
・ボールペン
・ビニール袋(ゴミ入れ用にあると便利)
・マスキングテープ(何かと使う)
・ガムテープ(何かと使う)
・メモ用紙(SOLD OUTした時に書いて貼る)
・マジック(SOLD OUTって書いたり何かと使う)

【当日持参用リスト】
・モバイルバッテリー
・釣り銭(札・小銭)
・小銭入れ
・電子決済端末
・発送伝票控え(必須)
・出店者証(必須)

・飲み物(多めに)
・お昼ご飯(設営終了〜開場までの間に食べる)
・ちょっとしたおやつ(エネルギー補給)
・除菌シート(ごみごみしてるので)
・ハンカチ(毎回けっこう汗かく…)
・ティッシュ
・配る用のおやつ

このリストを土台に、自分に必要なものなど過不足を調整して、ご自分のリストをつくってもらえたら幸いです!



今回の文学フリマ東京での失敗談

文フリ出店は3回目だったのですが、それでも「こうしておけばよかった…」と思ったことが3つも発生してしまった…!

持っていく冊数のダブルチェックができなかった

事前搬入用の梱包時に冊数のダブルチェックを怠り、「当日設営時に数えよ〜」とか思ってたのですが、当日はそんな余裕もなく。当日の設営、けっこうテンパったりやること多くて忙しいから、事前準備でできることはちゃんとやっておこうね!という教訓です。


事前搬入の箱を2つに分けるべきだった

今回120サイズの箱で宅急便を送り出したのですが、商品冊数も100冊を超えていたこともあり、ちょっと重かったんです。ヤマト運輸のお兄さんは軽々運んでくれましたが、当日の会場で、わたしが持ち上げられませんでした…。

ここから自分でブースまで運ばねばならない

なので、ダンボールを押して床を滑らせて、ぞうきんがけの要領でブースまで運びました(笑)。近隣のみなさん、設営時にダンボールを押していた人間を見かけたら、それはきっとわたしです。

今度から梱包は2つに分けて、自分でも持ち運べる重さにしようと思います。


会場が暑くて飲み物が足りなくなった

ブースをわたし側から見た様子

出店者も来場者もすごい人数で、会場が暑かったです…!

途中から空調がONになった感じがしましたが、特に序盤が暑くて、持ってきた飲み物(500mlの水&200mlのお茶)が途中でなくなっちゃって。喉渇いたなあ、買いに行こうかなあ、と思いつつ常にお客さんが来てくださっていたのでなかなか離れがたく。

そうしたらなんと、お客さんから差し入れで冷たいお水をいただきました。おかげで生き延びれました、ありがとうございます。他にも差し入れくださった方、本当にありがとうございます(しかし全然お気をつかわず!わたしは来てもらえることが一番嬉しいです!)。

これまでの経験だと、春も秋も意外と暑いので、服装や飲み物の量はそれを前提に考えるのがおすすめです。


その他、文学フリマで実践してよかったこと

ここまででは書いてないけど、「実践してよかったな」と思ったことを3つ、どうぞ。

電子決済導入で当日がめちゃくちゃ楽だった

今回、電子決済端末の「Square」を導入しました。

営んでいるカフェではエアペイを使っているのですが、そのエアペイはイベント出店に使うのNGで(なぜか)。新しく導入するなら違うの使ってみたいなと思って、Squareに。

これがめちゃくちゃ便利で!

今までは電卓で金額を計算していたのですが、こんな感じでスマホでレジが打てるんですね↓

アプリのレジ画面

それゆえ自分で計算する手間がないのです。現金でも、電子決済でも。わたしはSquareリーダーというちいさい端末を使ったので、持ち運びも手軽。

squareリーダーは5000円ぐらいなのですが、お友達(ハーブティーブランド「daytune.」を運営)に紹介リンクをもらったので、3000円で買えました。ありがとう!

ちなみに、イベント後に現金と電子決済件数の割合を出してみたら…

電子決済:55%
現金:45%

意外と、電子決済のほうが多かった!

多かった順に電子決済方法を並べると、こんな感じ。

1位:クレジットカード
2位:Paypay
3位:交通系(Suica)

商品が複数あったり、高価格帯の商品があったりする方は、電子決済の導入も検討してもよいかも。レジが本当にらくちんだったし、お客さんからしても「現金を他のお店のために温存できる」というメリットがあったかと思います。


ちいさなお土産で仲間へご挨拶

自分用のおやつも兼ねて、いつもちいさめのお菓子を持参するので、それをお友達や近隣ブースの方にお渡ししつつご挨拶にまわってます。

だいたい設営を終えてから開場までの間に、友達のブースへ行って「今日頑張ろうねー!」とおしゃべりしたり、お隣やうしろのブースの方に挨拶したりしてます。全然なくていいと思うけど、おやつ分けるのってなんか楽しいという自己満足です!

(食べ物もらうの苦手な方もいるかもだし、大きいとプレッシャーになっちゃいそうなので、ご迷惑になりづらそうなちいさいやつ…!)


事前に過去のレポートを読みあさる

これまでの出店者の方が、インターネットの海に出店レポを多く残してくれているので、事前にたくさん読みました。書き残してくれた方々、本当にありがとう。

特に今回わたしは、東京ビッグサイトでは初出店だったので「ビッグサイトの雰囲気ってどんな感じ?」「今までの会場と同じ気持ちで戦える?」「ちゃんとたどり着けるのか?」「トイレって混むの?」とか、いろいろ不安でした。ちなみにトイレは全然混まなかった。さすがビッグサイト。

過去のレポートに本当に助けられたので、わたしも今回、こうして書き残してみました。ほんの少しでも、誰かの役に立ったら幸いです!


(また来年も、タイミングがあえば春に出たいな!)


事前のブースづくりや、商品レイアウトの検討の仕方など、もっとくわしい様子はYouTubeにも載せました。よかったらこちらもどうぞ!



エッセイ集のつくり方については、ぜんぶココに書いてます。本つくるの楽しいよ。ぜひ。

おわり



●エッセイ集、販売中です

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