定住促進奨励金とは?地方移住で毎年もらえるお金の仕組み【2026年版】
一度きりではなく、住み続けるかぎり毎年もらえる制度があります。
定住促進奨励金とは、市町村が定住を目的に、住宅の取得者や転入者に対して支給する奨励金です。
一括で支給する型と、数年にわたって毎年支給する型があり、後者は固定資産税の相当額を数年間補助する形が多く見られます。
■国の移住支援金との違い
国の移住支援金は、東京23区に在住または通勤していた人が対象で、世帯100万円・単身60万円、18歳未満の子ども1人につき最大100万円が加算されます。就業や起業の要件があり、都道府県と市町村が実施している場合に使えます。
定住促進奨励金は市町村独自の制度で、東京圏からの移住である必要がありません。県内の他市からの転入や、もともと住んでいる人が対象になることもあります。
別制度なので、条件が合えば両方を使える場合があります。
■よくある支給の型
住宅を取得した人に一括で数十万円
固定資産税相当額を3年から5年、毎年補助
転入した世帯に、居住年数に応じて毎年一定額
中学生以下の子ども1人につき加算
40歳未満や新婚世帯への加算
■条件になりやすい項目
その市町村に住宅を取得し、実際に居住すること
一定期間(5年から10年)定住する意思があること
市税の滞納がないこと
転入の場合、転入前に他の市町村に一定期間住んでいたこと
最後の項目は、Uターンで実家に戻る人が見落としやすい要件です。
■注意点
定住要件を満たさずに転出すると、返還を求められるのが一般的です。毎年支給型の場合は、転出した年から支給が止まります。
申請期限が「住宅取得から1年以内」「転入から6か月以内」などと短く、引っ越しのバタバタで過ぎてしまう例が目立ちます。
年度ごとの予算枠があり、年度後半には受付を終えている自治体もあります。
■探し方
「市町村名+定住促進」で検索し、出てこなければ「定住奨励金」「住宅取得奨励金」「転入奨励金」「若者定住」で検索し直します。
移住相談窓口に「使える制度を全部教えてください」と聞くのが、結局いちばん漏れがありません。
じちたい支援ナビでは、自治体ごとの移住・定住支援制度を比較できます。
