見出し画像

ただの会社員がアイアンマンのJARVISを作るまでの話(1)


JARVISって結局なんなんだ

JARVISが欲しい。

アイアンマンの、あれだ。

朝起きて、

「今日何すればいい?」

と聞けば、

「10時から会議があります。それまで資料作った方がいいですよ」

とか言ってくれるやつ。

さらに、

「じゃあ15時にこれ入れといて」

と言えば予定も勝手に入れてくれる。

欲しい。

というか2026年にもなってGoogle CalendarとTodoistを俺が毎朝巡回してるのおかしくないか。

AI、なんとかしろ。

ということで作ることにした。

自分専用JARVISを。


で、JARVISって何?

早速困った。

JARVISを作ると言っても、何を作ればJARVISになるのか全く分からない。

ChatGPT?

Local AI?

Alexa?

なんか青く光る丸い画面?

とりあえずLocal AIをMacで動かして「今日からお前JARVISな」と命名すれば完成する気もする。

楽勝じゃん。

と思ったが、当然そんなわけはない。

Local AIに、

「今日何したらいい?」

と聞いても、俺のGoogle Calendarを知らない。

Todoistも知らない。

昨日Obsidianに何を書いたかも知らない。

なので結局、

「今日は10時から会議で、Todoistにはこれがあって昨日はここまで進んでて……」

と俺が説明することになる。

俺が秘書になっている。

ダメだ。


欲しいのは「答えるAI」じゃなくて「動くAI」

もう一個ある。

AIに、

「15時に資料作成入れといて」

と言う。

すると、

「承知しました!」

とか返ってくる。

Google Calendarを見る。

何もない。

承知しただけである。

俺が欲しいのは「予定を登録すると良いでしょう」と教えてくれるAIではない。

登録する奴である。

「明日のタスクにしといて」

→ Todoistに入る。

「これメモしといて」

→ Obsidianに残る。

「今何したらいい?」

→ CalendarとTodoistを見て決める。

ここまでやってほしい。


そう考えると全部役割が違った

整理するとこうなる。

Local AI:文章を理解する、考える
Amazon Echo:俺の声を聞く、返事を喋る
Todoist:タスクを持つ
Google Calendar:予定を持つ
Obsidian:メモ・日記・アイデアを持つ
MacJARVIS:本体を動かす
JARVIS:全部つないで判断して動かす

Local AIは脳の一部

Amazon Echoは耳と口

Calendar、Todoist、Obsidianは記憶とか道具

で、全部使って俺の代わりに動くのがJARVIS。

つまり俺が作りたいのはAIそのものじゃなかった。

AIを含めた全部を束ねる仕組みだった。


完成図

この図が最終的にやりたいことのほぼ全てだ。

例えば朝、

「おはよう」

と言う。

するとJARVISが勝手に今日の予定、タスク、昨日の記録なんかを集めて、

「今日は10時から会議です。朝は資料作成をやった方がよさそうです」

と返す。

そこで、

「じゃあ15時から続きやるから入れといて」

と言えばCalendarに登録。

何か思いついて、

「これ覚えといて」

と言えばObsidianへ。

タスクならTodoistへ。

俺は裏で何のアプリが動いているか、基本知らなくていい。

JARVISに言えばなんとかなる。

これが理想。


全部自作するのはやめた

一瞬、

「じゃあCalendarもタスク管理も全部JARVISの中に作ればいいのでは?」

とも思った。

でも、それをやるとJARVISを作りたい会社員が、まず仕事終わりにTodoistを自作することになる。

意味が分からない。

Google CalendarはGoogleに作ってもらう。

TodoistはTodoistに作ってもらう。

Obsidianも使う。

便利なものは全部使う。

JARVISはそいつらを働かせる。

これでいい。


ということでDay1終了

Day1でやったのは、

JARVIS用のプロジェクトを作って、

Todoistを準備して、

Obsidianに専用Vaultを作って、

「誰に何をやらせるのか」を決めたくらい。

まだJARVISは喋らない。

考えない。

予定も取れない。

タスクも追加できない。

現在の完成度を正確に表現すると、

フォルダである。

ただ、「JARVISとは何を作ることなのか」は決まった。

これだけでも最初よりはだいぶマシだ。

次はMac上で実際にJARVIS本体を動かしていく。

最終目標は、

「おはよう」の一言だけで、その日の予定とタスクを勝手に確認して、今やることを教えてくれる状態。

フォルダがそこまで育つのか。

やっていく。


いいなと思ったら応援しよう!