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漢検準一級に落ちた翌日、なぜかまた机に向かっていた


漢検準一級の試験が終わりました。

正直、家に帰るまでの私は、少し浮かれていました。

「もしかしたら、受かっているかもしれない」

そんな気持ちが、心のどこかにありました。

試験中の感覚も、そこまで悪くなかったです。
時間の使い方も大きく崩れませんでした。
焦って解いた感覚もありませんでした。

だからこそ、帰り道は少しだけウキウキしていました。

そして家に着いて、Xで流れてきた解答速報を見ながら自己採点をしました。

結果は、148点。

漢検準一級の合格ラインは160点なので、あと12点足りませんでした。

正式な合否は約3週間後ですが、自己採点上では不合格です。

正直、意外でした。

「受かっているかも」と思っていた分、点数を見た瞬間は少し落ち込みました。

でも、不思議と長くは沈みませんでした。

悔しいけれど、悔いはなかった

今回の試験を振り返ってみると、強く思ったことがあります。

それは、シンプルに実力不足だったということです。

「これ取れてたなぁ」と強く後悔する問題は、あまりありませんでした。

本番での時間配分も、自分の中ではうまくいきました。

ケアレスミスも、ほとんどなかったと思います。

つまり、落ちた理由は明確でした。

運が悪かったわけではない。
本番で失敗したわけでもない。

ただ、今の自分の実力が、まだ合格点に届いていなかった。

そう思うと、不思議と納得できました。

もちろん悔しさはあります。

あと12点という数字は、近いようで遠いです。

でも、変に言い訳を探すよりも、今の位置がはっきり見えた感じがしました。

「ここまでは来られた」
「でも、まだ足りない」

その両方を、同時に受け取ったような試験でした。

落ちたその日に、次の勉強を始められた

今回、自分でも少し驚いたことがあります。

それは、不合格だと分かったその日のうちに、解けなかった問題をチェックし、次に向けてインプットを始められたことです。

以前の自分なら、もっと引きずっていたかもしれません。

「もう少し取れていたら」
「なんで落ちたんだろう」
「やっぱり準一級は難しいな」

そんなふうに、気持ちだけがぐるぐるして、なかなか手が動かなかったと思います。

でも今回は違いました。

落ち込んだあと、すぐに問題を見返しました。
知らなかった漢字を確認しました。
覚えきれていなかった語句を拾いました。

もちろん、完璧に切り替えられたわけではありません。

悔しさは残っています。

点数を見た瞬間の沈む感じも、まだ少し覚えています。

それでも、その日のうちに次の行動へ移れた。

この行動ができるようになった自分には、素直に拍手を送りたいです。

合格できなかったことは悔しいです。

でも、落ちたあとにどう動けるかも、きっと大事なのだと思います。

なぜ、不合格なのにモチベが上がったのか

不合格だったのに、翌日にはまた漢字の勉強をしていました。

自分でも少し不思議でした。

なぜ、モチベが下がるどころか上がったのか。

理由のひとつは、Xで見かけた受検者の声でした。

今回の準一級は、難化していたらしい。

すでに1級や準1級を持っている方、いわゆる漢検リピーターの方々も、「今回は難しかった」と呟いていました。

もちろん、その人たちにとっての「難しい」は、満点を取るには難しい、という意味かもしれません。

私の「難しい」とは、レベルが違うのかもしれません。

それでも、少し安心しました。

自分だけが全然できなかったわけではない。

今回の試験そのものが、かなり手強かったのかもしれない。

そう思えたことで、気持ちが少し軽くなりました。

そして、もうひとつ思いました。

難しい回で148点取れたなら、次はいけるかもしれない。

もちろん、油断はできません。

12点足りなかった事実は変わりません。

でも、「全然届かなかった」という感覚ではありませんでした。

あと少し。

もう少し積み上げれば、届くかもしれない。

そう思えたことが、次の勉強へのモチベーションになりました。

不合格は、終わりではなく現在地だった

試験に落ちると、自分自身を否定されたような気持ちになることがあります。

努力が足りなかったのかな。
向いていないのかな。
やっぱり難しかったのかな。

そんな言葉が、自然と浮かんできます。

でも今回の不合格は、私にとって「終わり」ではありませんでした。

むしろ、現在地を教えてくれる出来事でした。

今の自分は148点。
合格まで、あと12点。
本番の空気は経験できた。
時間配分も大きく崩れなかった。
足りなかったのは、まだ覚えきれていない知識。

そう考えると、やることは意外とシンプルです。

解けなかった問題を拾う。
曖昧な語句を潰す。
次の試験まで、また少しずつ積み上げる。

特別なことではありません。

でも、その特別ではないことを続けられるかどうかが、きっと大事なのだと思います。

次の試験に向けて、また漢字を開く

漢検準一級に落ちました。

でも、とても楽しかったです。

本番の緊張感。
問題を解いているときの集中。
知らない言葉に出会う感覚。
自己採点で現実を突きつけられる瞬間。

どれも含めて、いい経験でした。

合格できなかったことは悔しいです。

でも、悔いはありません。

そして何より、落ちた翌日にまた勉強できている自分がいます。

それが、今回いちばん大きな収穫だったのかもしれません。

試験は、合格か不合格かで結果が出ます。

でも、その結果を受け取ったあとに、自分がどう動くかまでは、点数には出ません。

148点。

あと12点足りなかった数字です。

でも同時に、次へ進むための数字でもあります。

次回も受ける予定です。

今度こそ合格したいです。

そのために今日もまた、コツコツと漢字を覚えていきます。



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