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政党の綱領を読んでみたり、なんだり(24年10月)

各方面で指摘のあるように新内閣は何もせずにまず解散で選挙すると。では、何を材料に投票先を決めるか…ということで、政党の綱領を読んでみた。


24/10/28 衆院選結果

改憲勢力

改正発議2/3を阻止するための1/3は155議席。いわゆる護憲(9条護憲)は、結果166議席(立憲148、共産8、れいわ9、社民1)。

選挙前には1/3下回っていたが、選挙後は上回った。立憲が大きく伸ばした。共産、社民、れいわの合計は4議席増(共産減、社民維持、れいわ増)。

資料


自民党

立憲


共産党

※国有化について

※社会主義について


社民党


※内部留保について


公明党


私見

自民の2010年の立党宣言読んで、予想以上の自民っぷり(〈情と絆〉感)に笑った。やはり好きになれん。そして、立憲のゆるふわっぷり。共産党の共産党っぷり(非情)。あと、公明党って憲法や自衛隊にあまり触れてこないのね。安保法制は与党としてやはり合憲の立場。

ここでやめようかと思ったけど社民党と、ついでにれいわも読んだ。れいわは特筆無し。社民党読んで思ったのは、リベラル野党的なもののイメージを文章にしたら、この社民の綱領みたいになるんじゃないか、ということ。立党のゆるふわぶりに比べて、社民党綱領は個人的に〈しっかりとしたリベラル〉の文章という印象。

前回の国政選挙、私は社民党の議席は護られるべき・ゼロはまずいだろう、との考えから比例は社民党に入れたが、間違ってなかったなと思った。綱領だけで判断するなら社民党推しだ。

私はド素人かつ経済さっぱりなので、各論はぜんぜんわからん。ただ社民党や社会民主主義に少し興味持ったのでもう少し調べてみた。で、すごくしっくりきたのが、資料欄で取り上げた以下の記事。

特ににこの、護憲だけなら多数派でなくていいってとこは、そうか、確かに!って思っちゃったよね。

※241021追記:1/3=155議席。いわゆる護憲(9条護憲:立憲、共産、れいわ、社民)は112議席と大きく下回る状況。

他の人権課題にしても、社会を変えるってのは雑な言い方すれば、大多数の人の中に大なり小なり存在する自民党的価値観の内のどうにも我慢できない部分を少しずつ変えていきながら、共生することなのだろうし。急進的リベラルは〈どうにも我慢できない部分〉がどこなのかをわかりやすく指摘する〈極論を叫ぶ少数派〉であり続けるのだろうし。

あと、自民の立党宣言で、与党が社会主義をやっちゃいけないって書いてあって、それはちょっとそんな気がするのよね…と思ってたら、共産も、最終的には国家権力要らなくなるって書いてて、実はそこは同じ事書いてるなと思ったり。人間がルール作って人間が運用したらどっか過ちが起こるのよ。そこに対する自民党的態度が情緒的なもの・説明できなくても信じられるものを大事にする態度で、共産党的態度は理想のルールの自動発動(内面化)なんだろうね。ビッグブラザーが見てるんだっけ?(読んでない。『われら』は読んだけど)。

ただ、人はルールで動くプログラミングされたソフトウェアではない。そこに情を絡める政治家の仕事は必要だと思う。ルールは非常に、運用も厳格に、必要ならばルールを明確に変更し、ただし説明は必要に応じて情を交えた誠実さを見せる。

ただ、じゃあ、個別の政策見たときに、社民党万歳なのかといえば、たぶん違ってて…内部留保って、がんがん社会にばらまきゃいいみたいなもんじゃないだろうし。よくしらんけど、貯金ゼロじゃ怖いのは個人も法人も同じなんじゃないかなって感覚的には思うし。それで潰れちゃったら社員も一緒に潰れちゃうわけで。企業は存続に意義があるって、ドラッカーも言ってるらしいけど(もしドラ一読しただけですが)。

社民党綱領的な価値観だろうと、自民党立党宣言的な価値観だろうと、価値観を押し付ける政府は要らんってのは、言えるんだけども。あと、セーフティネットは常時展開〈自動発動〉で頼む。そのために企業が儲けたり税金とったりが必要ならやってくれてかまわんので。

自由主義を掲げる国の憲法に「勤労の義務」を規定することはふさわしくないとの意見もある。「納税の義務日本国憲法第30条)」を規定していれば「勤勉の精神」は十分確保できるものであるとしている[17]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%A4%E5%8A%B4%E3%81%AE%E7%BE%A9%E5%8B%99

共産党が公示日に合わせて言っている「共産党がのびてこそ日本の政治は変えられる」ってのは、力関係としては正しそう。政権交代はそうそうなさそうだけども、自民党に社会福祉や人権といったリベラルな政策を実現してもらうためにも、共産党、社民党といった分かりやすく(極端に)リベラルな主張をする政党は議席を伸ばしていってほしい。

※リベラル野党はみんな一つの党にまとめちゃえってのは、資本主義維持(立憲)か、社会主義を目指す(社民党・共産党)のかで、世界観がだいぶ違うので、ちと乱暴な意見と思う。

24/10/28 衆院選結果

与党は過半数(233)を下回る。維新や国民の連立入りとか、自民が非公認議員を追加公認するのでは、とか話は出てるらしい。3党目の連立入りはまだしも、追加公認というのは筋が通らんだろうという気はするけどなあ。

政権交代…のイメージは個人的には持ちにくい。第一党は自民なので、過半数割れたまま自公政権継続で、野党が過半数超える緊張感のある国会ってのもありだかなと思うけど。

社民・共産は伸ばせず。社民が消えなかったのは一安心だけど。立憲民主党に、もうすこし党の方向性固めていって欲しいけどな…。この3党の中での票の取り合いはあまり意味はないとは思うけど、社民党は民主主義を否定していない点で、もう少し存在感出てくるといいのだけど。消えて欲しくはないので。


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