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リーダーシップは演技と役割である理由

こんにちは。
“はじめの1歩の勇気をもらえるnote”の JJ (@JJ56866220) です😊

JJとはこのような人間です。

今日も興味を持った記事/報道について、私の考えを交えて紹介していきます。

紹介したいのは Harvard Business Review での「「職場で素の自分を出すな」:リーダーが陥る「ありのまま」の危険性」についての記事です🤔

「職場で自分のすべてをさらけ出そう(ありのままの自分でいよう)」というスローガンをよく聞きますが、実はこれは特にリーダーシップの立場にある人にとっては危険な誤解です。地位が高くなるほど、個人的な感情や思いつきが組織全体に大きな悪影響を及ぼす可能性があるからです。

今回の紹介記事は、「素の自分(オーセンティシティ)」と「有能なリーダーシップ」は同じではない、ということを心理学的な研究を交えて論じています。

1. 権力は「抑制」を失わせるワナ

心理学の研究では、人は権力を手に入れると、自分を抑制する力が弱まり、共感が損なわれ、自己管理がおろそかになることがわかっています。

  • 権力のパラドックス:地位を得た人が、その権力を握った途端にそれを無責任に使ってしまう傾向があります。この傾向が「ありのままの自分でいること」を美徳とする風潮と結びつくと、衝動的な思いつきで数十億規模の意思決定をしたり、個人的なイデオロギーをブランドと混同したりする、「パフォーマンスとしてのリーダーシップ」を生み出します。

  • 役職の責任:経営幹部の仕事は、グループセラピーでも、個人的な感情をライブ配信することでもありません。自分の最高のパフォーマンスを演じることが責務なのです。

2. リーダーが「フィルターなし」でいけない4つの理由

有能なリーダーは「フィルターなし」の状態ではないことが、研究で明らかになっています。

  • 権威の損失:感情的な弱さをさらけ出しすぎると、混乱を生み、信頼を損ない、組織の安定を揺るがすことがあります。リーダーに求められるのは、明快さ、有能さ、そして自信を示すことです。

  • 分断の招き:個人的な価値観(政治や社会問題など)は、人を分断させます。リーダーが個人的な信念を表明すると、一部には支持されても、疎外感を味わう人が出てしまうため、普遍的な価値観(公平性、敬意など)を大切にする方が生産的です。

  • 感情的知性は「印象管理」:有能なリーダーは、自分の感情をコントロールし、他者の感情に良い影響を与える「感情的知性(EI)」が優れています。これは、衝動的な「素の自分」を出すこととは正反対に、状況に合わせて態度やメッセージを調整する、プロとして必要な印象管理です。

  • ダークサイドの管理:誰にでもある「イライラや傲慢さ」といった「ダークサイド」の特性は、権力を持つと表に出やすくなります。リーダーは、こうした衝動を厳しく管理することが責務です。

3. 「最高の自分」を演じるための実践法

リーダーのオーセンティシティ(本物らしさ)は、「抑制のない自己表現」の結果ではなく、「意図的な自己調整」の結果生まれます。

  • 隠すのでなく「選び取る」:自分のアイデンティティのうち、ミッションの遂行に役立つ部分だけを厳選して共有しましょう。

  • 自己調整と冷静さ:反応する前に立ち止まり、深呼吸をするなど、冷静さを保ちましょう。冷静さこそが強さの証です。

  • エゴより共感:自分が話すよりも相手の話を聞き、指示するよりも質問をすることで、周囲の人に「自分のことを見てもらえている」と感じさせることが大切です。

まとめ

今回のテーマは「リーダーシップは演技であり、役割である」でした。

リーダーシップとは権利ではなく役割であり、規律が求められます。「ありのままの自分」には偏見や器の小ささも含まれますが、それを職場で見せるのは、人事部にとっての悪夢です。最も責任あるリーダーとは、「ありのままの自分」ではなく、「最高の自分」を演じることに多大な労力を費やす人なのです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。他の記事を読んで頂けると嬉しいです。

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