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【突発性難聴】完治せず悩むあなたへ×障害年金の可能性

私が「障害年金」を受給するまでにやった手続きと書類対策の全記録(実践記)

はじめに


突発性難聴とは?

私は現在、中部にある福祉施設の管理者を務めています。
日頃から様々な制度や福祉の現場に
深く関わる立場にありますが、

ある日突然、自分自身が「突発性難聴」という
大きな壁に直面することになりました。

懸命な治療にもかかわらず、
私の耳は完治することはありませんでした。
常に右耳の奥で「サー」という耳鳴りが響き、
静かな部屋にいても
気が休まることはありません。

高い音が不快に反響し
右側から話しかけられても気づけず、
音の方向がわからずに
反対方向を向いてしまう。

そんな、
これまでの日常が一変する不便さと孤独を、
私自身が当事者として
身をもって経験しました。

仕事においても、グループでの会話や
打ち合わせについていけず、
周囲の雑音で必要な会話が聞き取れない
という大きな支障が出ました。

現在は左耳だけで聞き取るために
職場で席の配置を配慮してもらうなど、
周囲の理解を得ながら
なんとか業務を継続しています。

さらには、屋外を歩いているときに右後方から
近づいてくる自転車や人に気づけず、
ハッとするような危険な目に遭ったことも
一度や二度ではありません。

突発性難聴は外見からは分かりにくいため、
周囲にその苦しみを理解されにくい
「見えない障害」です。

「この先、今の仕事を続けていけるのだろうか」
「経済的には大丈夫なのだろうか」と、
深い暗闇の中で不安に押しつぶされそうに
なっている方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたに、一
つの選択肢として知ってほしいのが
障害年金」の存在です。

突発性難聴であっても、
日常生活や労働に
著しい支障が出ている場合は、
障害年金を受給できる可能性があります。

実際に私は自分自身で申請手続きを行い、
現在は障害年金を受給しながら
仕事を続けています。

しかし、この障害年金の申請には、
非常に高くて複雑な「壁」が存在します。

・「発症日」、「初診日」の証明
・時の経過による「担当医の交代リスク」
・「書類(診断書・申立書)」の書き方、M表現

私はこれらの壁を
乗り越えることができましたが、
もし何の知識もないまま挑んでいたら、
途中で挫折していたと思います。

この記事では、
突発性難聴で完治せず悩むあなたや
そのご家族に向けて
私が発症初期から受給決定までに実践した
「時系列のタイムライン」
「具体的な書類対策」
をすべて公開したいと思います。

主治医が変わってしまった状況に対応した
「困り事伝達シート」の具体的な内容や、
自分で書く書類(病状申立書)の記入例、
医師・年金事務所とのスマートなやり取りのコツなど、
実際に体験した者にしかわからない
「生の実践記」をまとめました。

この記事が、
私と同様に突発性難聴に罹患したあなたの
これからの人生の不安を解消し、
経済的な安心感と前を向く
キモチを取り戻すための
設計図になれば幸いです。


第1章:突発性難聴と「障害年金」の知られざる現実

「難聴でも、もらえるの?」という誤解

障害年金

突発性難聴を発症した方は、
こう思い込んでるのではないでしょうか。
「障害年金って、目が見えなくなったり、
車椅子生活になったりして、重度の人もらうものでしょう?」
「両方の耳が全く聞こえない人は対象だろうけど、片方の耳が聞こえないくらいじゃ、対象にならないよね……」

「片耳の突発性難聴なら、
反対の耳が聴こえているだろうし、
そんなの無理じゃないかと思われるでしょう」と。

結論からお伝えしますと、
片耳の失聴であっても、
日常生活や仕事に著しい支障が出ている場合は、障害年金もしくは障害手当金を受給できる可能性がある。」
ということなんです。

障害年金は、障害者手帳の有無とは関係なく、
国の「認定基準」を満たしているかどうかで判断されます。

聴力障害の場合、
純音聴力検査や語音明瞭度
(言葉の聞き取りやすさ)の数値、
そして
「どれだけ日常生活に不自由が生じているか」等が審査の対象になります。

しかし、この事実を知らないまま、
「片耳だから」「働き続けているから」
と最初から諦めてしまい、
毎月受け取れるはずだった経済的支援を逃している方が非常に多いのが現状です。
「知らない人が多い」っていうことですね。


なぜ、多くの人が途中で諦めてしまうのか?

一方で、自分で学習し、
知っている人もいらっしゃいます。
しかし、多くの人が受給に至ってないという現状もあります。
それは、申請の手続きがあまりにも複雑で、いくつもの「見えない壁」が存在するからです。

障害年金の申請手続きは非常に不親切で、
専門用語にあふれています。

特に突発性難聴の場合、
以下3つの理由で多くの人が途中で挫折してしまいます。

1.「数値」だけで判断されがちであること

検査データの数字は基準に達していても、
「右後方からの自転車に気づけず接触しそうになる」
といったような命に関わる安全面のリスクまでは審査官に伝わりません。

2.お医者さんが「年金のプロ」ではないこと

医師は「治療」のプロですが、「障害年金の書類(診断書)」
をどう書けば審査に通りやすくなるか、というノウハウまで熟知している先生はごく稀です。

3.手続きにかかる膨大な時間と労力

発症してから申請できるまでに
一定の期間(原則1年6ヶ月など)が必要なため、その間に記憶が薄れたり、病院の担当の先生が変わってしまったりして、書類の準備が難航するケースがあります。

「ただでさえ耳が聞こえなくてストレスなのに、こんな面倒な手続きはもう無理だ……」

そうして多くの人が
申請の途中で書類を投げ出すのです。

でも、安心してください。
これらの壁は、「事前に正しい対策と準備」をしておけば、個人でも十分に対応できます。

次の章からは、「私が実際にどのようなタイムラインで動き、どんな対策を講じて受給することができたか」
その具体的なステップをお話ししていきます。


第2章:発症から受給決定までのタイムライン

近所の耳鼻科から市民病院へ

日本年金機構Webサイト

私の突発性難聴は、ある日突然始まりました。
右耳に何か詰まってる感じがする、
なんか聞こえにくいなあ、
と違和感がありました。

すぐに近くの耳鼻咽喉科で受診したところ、
医師から「突発性難聴の疑いがある」と告げられ、その場ですぐに大きな市民病院への紹介状を渡されました。

その日は金曜日だったので、翌週明けの月曜日に市民病院を受診後、3日後に入院治療をすることになりました。

ベッドの上で強い不安を抱えながら、
ステロイド点滴などの治療を受け、
毎日聴力検査を実施。
退院後も定期的な通院で検査を続ける日々。
これが、私の長い闘いの始まりでした。

障害年金の手続きにおいて、
「最初に診察を受けた日」のことを
「初診日」と呼びます。

私の場合は、近くの耳鼻科クリニックで受診した日ですね。

実は、この初診日がいつであるかを公的に証明することが、年金受給のための一つ目のハードルとなります。

後に出てきますが、「病歴・就労状況等申立書」にこの初診日を記入し、且つ診断書の取付けが必要です。

私の場合は、クリニックから市民病院への紹介状の流れや入院記録、カルテがはっきりしていたためスムーズでしたが、ここが曖昧になってしまうと、それだけで申請が中断して進まないこともあります。


後悔から学ぶ:発症初期から「症状メモ」を残すべき理由

実際の障害年金改定通知書(最新)

市民病院への入院を経て、約1週間で退院し、
仕事への復職を目指しながら治療を続け、私は少しずつ「障害年金の申請」を意識し始めました。

それまでは、多くの方がそう思うであろう、
「片耳の難聴では障害年金なんか出ないだろう・・」
と思っていました。

しかし、日本年金機構や障害年金サポートセンター等のwebサイトで調べていくうちにその印象が変わりました。

「ひょっとしたら年金を貰えるのではと」

その後は、
申請に向けて情報収集し準備を始めました。
しかし、
いざ本格的に書類を作ろうとした段階になって、私は強い後悔を覚えることになります。

なぜなら、障害年金を申請する際には、
発症時や入院時、
現在に至るまでの体調の変化や
日常生活の困り事を
『病歴・就労状況等申立書』に時系列で細かく
記入する必要があるから
です。

入院中のあの絶望感や、退院直後の不便さ。
人間、数ヶ月〜1年が経つと、
「あの時、どれくらい辛かったか」
「どんな不便があったか」というリアルな記憶は、自然と曖昧になってしまうものです。

だからこそ、
突発性難聴に罹患したあなた(特に入院中や退院直後の方)に強く伝えたいのは、
「発症初期から、どんなに小さなことでもいいので症状をメモに残しておくこと」です。

単に「耳が聞こえにくい」という記録だけでは不十分です。

  • 後方から名前を呼ばれたのに気づかず、逆に反対側を向いてしまった

  • 人と歩くとき、無意識に相手の右側に立つ(聞き取れる左耳を相手に向ける)ようになった

  • ビニール袋のカサカサした音が異様に頭に響いて不快だった

こうした、
「これまでと違ったこと」
「少しでも違和感があること」を
すべて日付と共にメモしておいてください。

入院中の体調の変化も含め、
このリアルなメモの蓄積が、
後々、審査官を納得させるための
強力な武器になります。

人によって症状は異なると思いますが、
少しでも違和感をもったことは、
メモ書でよいので書き残しておいたほうが良いです。


【最大の罠】「期間の壁」と「担当医の交代リスク」

もう一つ、
市民病院や大学病院などの大病院ならではの
「注意すべき大きな点」があります。

障害年金は、原則として発症(初診日)から
「1年6ヶ月」という一定の期間が経過しないと
申請手続きをすることができません。

入院・治療を終えてから、
この申請できる時期を待っている間に、
患者が直面するのが
「主治医(担当医)の交代リスク」です。

大学病院や市民病院などの大きな病院は、
医師の異動や退職が頻繁にあります。

私が実際に1年6ヶ月を待って
申請の手続きを進めようとしたときにも、

私の入院加療や初期の様子を
一番よく知ってくれていた、
当時の担当医の先生が異動となっていました。
既に在籍されておらず、
他の先生方の面々も
大きく変わってしまっていました。

新しい担当の先生は、私の発症当時の辛さや、
これまでの経過を詳しく知らない……。
この状態で、あの複雑な診断書を
正しく書いてもらえるのだろうか?
そんな大きな不安と絶望感に襲われました。

カルテが残っているとはいえ、
医師の個人的な所見や、
患者が日常でどれだけ困っているかという
「生の声」までは引き継がれていないことが多いです。

新しい担当医師とのコミュニケーションが
必要ですし、
どうしたら、私の耳の症状、現状を
知ってもらえるか、
という点を、その後考えるようにしました。

そして、
新しい担当医を完全に味方につけるため、
自分の思いを知ってもらうための
アプローチが必要ということに
行きつきました。

次の章からは、有料エリアとなりますが、

主治医が変わってしまった絶望的な状況から、
どのようにして診断書を書いてもらったのか、

申請書の書き方や
添付資料の書き方の例も含めて、
その具体的な対策について詳しく
お話しします。


これより先は有料パートとなります

第三章以降では、さらに一歩踏み込んだ
「障害年金申請テクニック」や、
そのまま使える
『困り事伝達シート』Wordテンプレート、
【病歴・就労状況等申立書の記入例】Excelテンプレート
をお届けします


【有料パート(三章以降)の内容】

  • 第三章: 書類審査を突破する 3つの重要対策

  • 第四章: 実際に受給してみて・同じ病友へのエール

  • 第五章: いつ、いくらもらえる?「期間」と「年金額」のリアルな目安

ぜひ、お役立てください。


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