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エッセイ|私の胃腸に合う食べ方を見つけた夏

朝食にアサイーボウル、昼食に野菜たっぷり辛ラーメンを食べたお盆スタートの土曜日だった。しかし、その午後から3日ほど食べられなくなった。下痢と嘔吐を繰り返す。熱は38度。

汚い話で恐縮だが、固形物を食べていないので途中からずっと水下痢をしていた。なんでオシッコと別にケツから水が出るんだよ……と泣きたい気持ちでトイレと寝室を往復していた。感染症胃腸炎であった。

しかし原因に心当たりがない。
「自分を刺し違えた犯人は誰?」
肉も魚も食べる気はしなかった。アサイーボウルが犯人の可能性もあるし、繊維質が多いものは腸に負担がかかるので野菜もあまり食べたくなかった。

よって回復期は米と卵だけを信用して食べた。その後も、消化に良いものだけを「こいつは犯人じゃなさそうだ」と少しずつ食べる。

すると体に変化が起きた。
朝起きるとウエストがスリムなのだ。体重も減っている。便通もよくなった。そして、何より身体が軽い。二週間近くその傾向が続く。

そこで私は改めて気づいた。おそらく私の食生活は、体型や胃腸の消化機能レベルを超えた過食だったのだろう。

私はもともと野菜が中心の食生活で育った。しかし、7年前に夫と同棲を始めて肉料理が食卓に増えた。夫は鶏肉がないと生きていけない人だった。

自然と肉の摂取量が私も増えた。しかも一人なら適当飯だけど、二人なら豪華になる。アルコール、スイーツ、パン、ラーメン。うまい。7年で5kg以上太った。


ここで教訓がある。
「自分の家庭に合う食事」と「自分の体に合う食事」は別物なのだ。

夫は料理をする人なので「自分の肉は自分で料理するからいいよ。好きなもの食べていいよ」と言われていたが、私はそれが嫌だった。夫婦なのに別々のものを食べるのは寂しい。

しかし、もうそうも言ってられない。

お言葉に甘えて夫が食べる肉は自分で焼いてもらうようにした。そして私はそれを食べず、卵かけご飯とカブの酢漬けとか、一人暮らしをしていたときのような夕食を食べるようにした。

その量は従来と比較すると半分かもしれない。以前は「満腹!」というまで食べていたが、今は腹八分目に自然となる(食べすぎると具合が悪くなるから)


結果して、胃腸を悪くしたことで「こいつらにも消化の限界点があるんやな」と痛いほど感じ、食事の量も質も見直すことができた。

自分の弱点をカバーしてあげることは、ダイエットにもつながるし「快適な状態の維持」につながる。

だからもっと、「体の本音」を聞いてあげていい。

他人の「こうしたほうがいい」よりも、試行錯誤しながら「この食事内容と量がいい」を自分で見つけられら、もっと楽に生きていけると思うから。


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