看護師1人体制の現場で考えたこと
土曜日の朝、デイサービスへ向かう車内で、自分の気持ちを整理していました。
先週、バルーン閉塞があり膀胱洗浄の対応となった利用者さんが来所予定です。
観察はしていましたし、できる対応はしたつもりです。
それでも「自分のせいではないか」という思いがよぎります。
看護師が1人の環境では、責任がすべて自分に集まる感覚があります。
けれど、起きたことと自分の責任を混同しないことが大切だと感じています。
最善を尽くした事実は消えません。
看護師1人体制は過酷ですが、逃げずに誠実に向き合うしかないのだと思います。
もう一つの悩みは、センターでの体操教室の看護師配置です。
看護師が1人の日、血圧測定を事務員さんに補助してもらう案をセンター長と相談しました。
人員や予算の制約がある中で、現実的に現場を回すための判断でした。
ただ、他の看護師がどう受け止めるかは分かりません。
自分の判断が正しいかどうかよりも、周囲の気持ちまで背負おうとして苦しくなります。
しかし、全員の思いを汲み上げていたら動けなくなるのも事実です。
そこで、考えの軸を整理しました。
第一に利用者さんの安全と負担です。
第二に現場が現実的に回ることです。
第三にスタッフの納得感です。
血圧測定を看護師1人で行えば待ち時間が長くなり、体操時間が短くなります。
これは利用者さんにとって望ましいとは言えません。
だからこそ、補助をお願いすることは合理的な選択だと考えています。
資格がなくても可能な業務であれば、手順を確認しながら一緒に行うことは「丸投げ」ではなく「協働」であり「育成」でもあると思います。
私は「自分の意見を通したい人」ではなく、「最善だと思うことを提案する人」でありたいです。
採用されるかどうかは組織の判断です。
静かに意見を出し、あとは任せる。
その距離感が、長く働くためには必要なのだと思います。
人が少なくても大変で、人が多くても気を遣います。
正解が一つではない現場だからこそ、利用者さんの目線に立ち戻ることだけは見失わずにいたいです。
今日も、できることを誠実に行っていきます。
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