50代になって、少しずつ手放していること
50代になって、昔より頑張らなくなったことがいくつかあります。
「もう、そこまで頑張らなくてもいいかな」
そんなふうに思えるようになったこと。
何かをきっぱりやめたというより、少しずつ、力を抜けるようになってきたのだと思います。
今日は、そんなことを書いてみようと思います。
掃除は、一日に一か所
掃除の頻度は、以前より変わりました。
今は「今日はリビング、明日は寝室」というように、一日に一か所だけ掃除しています。
もちろん、目につくホコリがあれば、その都度軽く掃除します。
ただ、私の場合、ホコリよりも気になるのが髪の毛。
これは自分でもなぜなのかわからないのですが、髪の毛が一本でも落ちていると、なぜか気になります。
なので、髪の毛を見つけると、そこだけは掃除したりします。
でも、本当に疲れている日は、次の日に回すこともあります。
以前の私なら、「主婦なんだから、これくらいはやらなきゃ」と思っていたと思います。
今でもその気持ちはあります。
最低限の家事はしないと。
体調があまり良くなくても、家事をしなければと思っていました。
でも、最近は少し変わってきました。
体調が悪いときは、家族に何か買ってきてもらったり、出前を取ったりすることもあります。
「今日は無理」と思ったら、無理をしない。
それくらいは許してもいいかなと思えるようになりました。
料理をしたくない日は、簡単なものでいい
私は料理をすること自体はそれほど嫌いではありません。
毎日しています。
でも、もちろん「今日は料理したくない」という日もあります。
体調が悪いとき。
ただ単純にやる気が起きないとき。
冷蔵庫にたいしたものがないけれど、買い物に行くのも面倒なとき。
献立がまったく思いつかないとき。
そんな日は、だいたいチャーハンです(笑)
冷蔵庫にあるものを適当に入れて炒めれば、それなりに一品になります。
ほかには鍋物。
材料を切って煮込むだけなので楽です。
ただし、おでんは別です。
おでんは、私の中では「楽な料理」には入りません。
魚の干物も焼くだけなので簡単。
小松菜のおひたしや納豆などを添えれば、たいした手間をかけなくても食卓になります。
とにかく、料理をしたくない日は工程の少ないもの。
昔だったら、「こんな簡単なものでいいのかな」と思っていたかもしれません。
でも今は、
「今日はこれでいい」
と思えます。
毎日ちゃんとした料理を作らなくてもいい。
そんなふうに思えるようになりました。
人付き合いも、無理をしなくなった
私はもともと、たくさんの友だちや知り合いがいるほうではありませんでした。
そんなにマメな性格でもないので、頻繁に連絡を取り合うことも、あまり得意ではありません。
10代、20代の頃は、それなりに人付き合いもありました。
でも、基本的には気の合う友だちと遊ぶことが多くて、いつも決まった4人くらいでいることが多かったと思います。
結婚する前は仕事をしていたので、会社の付き合いもありました。
結婚してからパートをしていた時期には、そこで知り合った人と、たまにお茶をすることもありました。
そのときは、それなりに楽しく過ごしているんです。
でも、家に帰ってくると、どっと疲れる。
たぶん、気を使っていたんだと思います。
今は、一緒にいても気を使わなくていい人だけになりました。
年齢とともに、人付き合いも少なくなりました。
以前なら、「付き合いが減るのは寂しいことなのかな」と思ったかもしれません。
でも今は、無理に人間関係を増やさなくてもいいと思っています。
一緒にいて心地いい人と付き合えれば、それで十分。
宅配便が来ても、すっぴんで出られるようになった
これは、今考えると小さなことなのですが。
昔は、宅配便が来るのも少し嫌でした。
すっぴんで出るのが嫌だったので、マスクをしたり、家に誰かいれば代わりに出てもらったりしていました。
今は、普通にすっぴんで出ています。
あるとき、
「意外と人って、そんなに他人の顔を気にしていないんじゃないかな」
と思ったんです。
気にしているのは、相手ではなく、自分のほうなのかもしれない。
「相手によく思われたい」
という気持ちがあるから、自分の顔がどう見えるかを気にしてしまう。
そう考えると、少し楽になりました。
もちろん、出かけるときはちゃんとメイクします。
でも、普段は頑張らない。
メリハリをつければいい。
そう思えるようになったら、精神的にも少し楽になった気がします。
若く見せるより、自然体でいたい
私はもともと、ばっちりメイクが好きなタイプではありませんでした。
若い頃から、いかにナチュラルに見せるかを考えていたような気がします。
洋服も、昔からベーシックなデザインが好きでした。
今は、それに加えて素材も気にするようになりました。
敏感肌なので、肌に優しい素材を選ぶようになったからです。
「若く見られたい」という気持ちは、もともとそれほど強くなかったと思います。
童顔なのか、昔から実年齢より若く見られることが多かったこともあるかもしれません。
でも、年齢を重ねるたびに、
「もっと自然体でいたい」
という気持ちは強くなってきました。
無理に若く見せなくてもいい。
自分が心地よければ、それでいい。
そんなふうに思えるようになりました。
頑張らないことは、怠けることではない
こうして書いてみると、私はいろいろなことを少しずつ手放してきたんだなと思います。
掃除を一日一か所にする。
疲れたら家事を次の日に回す。
料理をしたくない日はチャーハンで済ませる。
無理な人付き合いをしない。
すっぴんで宅配便を受け取る。
出かけるときはメイクをするけれど、普段は頑張らない。
食べることも好きだから、無理な食事制限はしたくない。
若い頃と同じように動けなくても、自分を責めない。
もしかしたら、これは「頑張ることをやめた」というより、
自分に無理をさせることを少しやめた
ということなのかもしれません。
50代になって、体力も少しずつ変わってきました。
できないことも増えてきました。
でも、その分、
「こうしなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
という気持ちから、少しずつ自由になってきたような気がします。
若い頃の自分にもし会えるなら、伝えたいです。
もっと頑張らなきゃと思っている私に。
人からどう思われるか気にしている私に。
家事をちゃんとしなきゃと思っている私に。
食べたいものを我慢している私に。
そして、今も時々頑張りすぎてしまう自分にも。
そのままの自分でもいいんじゃない?
50代になって、少しずつ変わっていくこと。
これからも、そんな日々の小さな変化を書いていこうと思います。
