西川貴教氏は政治家を目指していない
西川貴教氏には、たびたび「政治家になるのではないか」という話が持ち上がる。
地元・滋賀県で「イナズマロックフェス」を長年主催し、観光大使として地域を盛り上げ続けてきた。
その活動を見れば、「いずれ知事選へ」「その先は国政へ」と考える人がいても不思議ではない。
しかし、私はその可能性は極めて低いと思っている。
理由は、彼にはすでに別の重要な仕事があるからだ。
その証拠は、ロバート秋山氏主催の「秋山歌謡祭2024」で披露された『TOKAKUKA』にある。
西川氏はこう歌っている。
「国の笑顔の窓口俺たちやってる」
この歌詞を見落としてはいけない。
まず「国」である。
活動範囲は一つの自治体ではなく、日本全国だ。
次に「笑顔」である。
職務内容は、国民に笑顔を届けることだと考えられる。
そして決定的なのが「窓口」である。
窓口とは、人々を迎え、対応し、送り出す場所だ。
しかも、それを担当しているのは「国」の窓口である。
ここまで来ると、一般企業というより、公的機関の仕事と考える方が自然ではないだろうか。
さらに『TOKAKUKA』という曲名も興味深い。
「都か区か気になる」。
普通に暮らしていれば、そこまで行政区分を気にする機会は少ない。
しかし、日頃から国の窓口業務に携わっている人なら話は別だ。
行政への関心が高いのも当然である。
以上のことから、西川氏は国の笑顔の窓口に勤務しているものと考えられる。
そうなると、「政治家になるのでは」という話は少し事情が変わってくる。
政治家へ転身するということは、今の仕事を辞めるということだからだ。
公務員は特定の政党や政治活動に肩入れすることを防ぐため、政治的行為が制限されているからだ。
だから私は、西川貴教氏が政治家になるとは思わない。
彼が政治家になることはない。国の笑顔の窓口を退職しない限りは。
