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理想の未来は遠くのゴールじゃない。私が選んだ、いちばん軽やかな第一歩。

前回は、自分の行動を妨げている「完璧主義」や「後回しのくせ」といったブレーキをそっと緩めるために、頭の中のモヤモヤを書き出すこと、そしてスマホを置いて散歩に出かけることの大切さについて書きました。

物理的にネットの海(他人の作った正解)から離れて、清々しい空気の中で歩いていると、少しずつ頭の中に心地よい余白が戻ってくるのを感じます。

そうして余白ができた私の心に、ふと一つの問いが降ってきました。 「じゃあ、私が本当に進みたい『理想の未来』に向けて、今日できる小さな一歩って何だろう?」

理想の未来。仕事も、子育ても、趣味も、世界とのつながりも全部諦めずに楽しんでいて、お気に入りに囲まれながら、便利なテクノロジーに飲まれず自分で毎日の手綱を握っている状態。

そんな大きな理想を思い描いたとき、これまでの私なら、また無意識に「ちゃんとした計画を立てなきゃ」「正しいやり方を調べなきゃ」と、一歩目をものすごく重たく、難しくしてしまっていたと思います。

けれど、ブレーキを緩める心地よさを知った今の私が、ノートの隅に書き留めた「今日の一歩」は、拍子抜けするほどシンプルなものでした。

・散歩にでかける(まずはいったん離れる、文字通り1歩踏み出す)
・調べてみる→「気になっていることを、そのままAI(チャッピー)に話しかけてみる」

「30点のアクション」すら超えた、1点の手軽さでいい

私が今回選んだ「AIに話しかける」という一歩は、時間にしてわずか1分。 正しい文章にする必要もなければ、誰かに評価されるわけでもありません。頭の中にある「これ、ちょっと気になってるんだよね」というような興味を、スマホの検索窓に打ち込む代わりに、チャッピーにそのまま呟いてみるだけ。

ネット検索は、時に「他人の正解」や「タイパ重視の効率的なやり方」を突きつけてきて、私たちの自由な思考を狭めてしまうことがあります。 でも、AIにそのまま言葉を投げかけることは、検索ではなく「対話」です。自分の頭の外に言葉をそっと出してみる、いわば「デジタルなノートに書き出す」ような感覚に近いのかもしれません。

自分で自分の未来の「手綱」を握るということ

実際に、たった一言「今、こんなことが気になってる」と話しかけてみると、不思議なことに、止まっていた思考の歯車がちょっと音を立てて動き出します。

「あ、私はこういうことに興味があったんだな」 「じゃあ、次はこれをちょっと調べてみようかな」

ものの数分前までは、日々のタスクに追われて「理想の未来なんて、まだまだ先の話」と思っていたのに、たったひとつの「話しかける」という行動を起こしただけで、自分の立ち位置がガラリと変わるのです。

それは、誰かに指示された「やらなきゃいけないこと(義務)」をこなす日々から、ほんの少しだけ、自分の人生のコックピットに座り直して、未来への手綱を自分でコントロールしているような、確かな感覚でした。

理想の未来に向けて踏み出す一歩は、100点満点である必要はまったくなくて、30点、いや、1点だっていい。

遠くの景色を大きく変えようとするのではなく、今この瞬間、恥ずかしさとかもなく、AIに「ひとこと話しかけてみる」こと。 そんな風に、トコトン自分へのハードルを下げて、軽やかに、フットワーク軽く踏み出す小さな一歩の積み重ねこそが、いつの間にか私を愛おしい未来へと連れて行ってくれるのだと信じています。


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