見出し画像

障害がわかるまで③ 「夫婦そろって来てください」と言われた日

緊張の検査入院へ。

お兄ちゃんの一泊二日のご飯を考えて、
準備してパパに託した。

お兄ちゃんと離れて一人になるのは、
出産以来初めてだった。

離れるのが寂しい気持ちもあったけど、
お兄ちゃんはいつも通り。

車で病院まで送ってもらい、
バイバイした。

そして数日前から、
たぶん“いぼ痔”になった。

ドーナツクッションがないと
座るのもしんどい。

ほんとについてない。

先生に言って薬を出してもらおうかな……
なんて考えていた。

最初は二人部屋に通されたけど、
もう一人の人は15時退院するらしく、
実質ひとり部屋みたいだった。

エコー検査を受けた。

結果は後日とのことで、
詳しいことはやっぱり教えてもらえなかった。

頭の大きさのことは気になっていたけど、
赤ちゃんは臨月で2900gまで成長していた。

パパとはちょくちょく連絡を取っていたけど、
普段そんなに昼寝しないお兄ちゃんが、
パパと4時間も昼寝したらしい。

衝撃だった。

そして、一人の夜は長かった。

本当なら、
久しぶりの一人時間で
ゆっくりできるはずなのに。

お兄ちゃんとパパのことが気になって、
ちゃんと寝れているかな、とか。

もちろん赤ちゃんのことも不安で、
頭の中がずっと落ち着かなかった。

結局、なかなか眠れなかった。

そして次の日。

朝から血糖値検査で採血を5本。

さらに炭酸を一気飲み。

結果、

5本 → 2本 → 1本 → 1本。

ようやく終わった。

その後はMRI検査。

赤ちゃんを撮るために、
何度も息止め。

苦しかったけど、
「赤ちゃんのため」と思って必死だった。

「終わったからお迎えよろしく」

そうパパに連絡したあとに、
追加でまたエコー。

早く帰りたいのに、
なかなか帰れない。

パパとお兄ちゃんには、
時間を潰してもらうことになった。

結局、夕方になって
ようやく帰宅できた。

そして結果は、やはり2日後。

先生に言われた。

「夫婦そろって来てください」

——その言葉だけで、
ただ事じゃない気がした。

久しぶりにお兄ちゃんの顔を見た瞬間、
なんだか泣きそうになった。

そして――

検査結果を聞くため、
再び病院へ向かった。

いいなと思ったら応援しよう!