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育成論58 〜選手の牙を削ぐな〜

こんにちは!シュウです!

今日は、個性を尊重したチーム作りについて語りました!

是非ご覧ください!




テーマ 尖

この記事をご覧頂いている指導者の皆様は、尖っている選手をどのように扱いますか?

組織の哲学にはめ込みますか?

私はそれ、めちゃくちゃもったいないと思っています。

多くの場合、性格が尖っている選手は力がある選手であることが多いです。

力があるが故に尖っている、とも言えるのですが、その尖りをヤスリで削って丸くしてしまう指導者は沢山いるのではないでしょうか?

性格を丸くしてしまうと、能力の尖りも丸くなってしまいかねません。

例えば、オラオラ系のピッチャーが良くも悪くも大人しくなってしまうと球も大人しくなり、その選手が元々持っていた良さがなくなってきまう例を私はよく見てきました。


野球に限った話ではありませんが、組織作りを考えた時、全員が同じである必要は全くないんですよね。
むしろ、全員が違う形をしているからこそ組織はより強く大きくなると私は考えています。

生意気な選手に対して、上から押さえつけて小さくさせるような指導をしていては、人間としても野球選手としても大きくなれません。

人は年齢を重ねていくにつれ自然と大人になり、丸くなります。
それは誰かに言われて丸くなったのではなく、人生経験を踏んでいく内に自分の在り方を考えるようになり、必要性を感じて自然に丸くなっていくのですね。

わざわざ丸くしなくたって人は嫌でも丸くなっていくのに、学生に対して丸くなることを強要する必要はあるのでしょうか。

指導者の目線から見ると、確かに丸い方が扱いやすく、組織が上手く回っているように見えます。

ただそれは見えるだけで、実は中身がなく怒られないために指導者に言われたことを聞いているふりをしていることがほとんどだと思うのです。


選手の牙は残したまま、どう組織を活性化させるかを考えるのが指導者の腕の見せ所ではありませんか?

丸くておとなしい選手に牙をつけるのは大変です。

であれば、そんな元来丸い選手の良さを活かすためにも、アクセントとなる牙の尖った選手は重宝すべきではないでしょうか?

全員を牙だらけの猛獣にするのではなく、選手それぞれの特性をそのまま残して適材適所で活かしていくことにより、互いの相乗効果が期待できます。


ここまでの話を聞くと、放任主義がいいと感じる方もいらっしゃるかと思うのですが、決してそうではありません。

指導者の仕事は、異なる特徴を持った選手たちに対して同じ方向を向かせることです。


特徴を消さずに同じ方向を向かせるのがプロの指導者です。


自分に対して歯向かってきたから外す、反発してきたから外す、ではなく、同じ方向を向いているのであればそれは尊重すべき意見なんですよね。

優勝するという目的のために、ギラギラした選手も優しい選手も皆が手を組んで戦える組織を作りましょう。


牙の鋭い猛獣は、逆に手懐ければこれ以上ない味方になってくれます。
信頼出来る人に対する忠義は他の人よりも高いように感じます。

指導者は、自分がその猛獣から信頼されるような人になればいいのです。

その秘訣は、指導者が人間らしさを見せてあげることだと思います。

指導者だからとスカして気取るのではなく、強い所も弱い所も全部見せてあげればいいのです。

野球の時は厳しいけど、プライベートはホントは結構だらしないし隙があるな、というような人間味が人を惹きつけます。(別にだらしなくしろという意味ではない笑)


ありのままを見せることが魅力である、というような人間になれたらそれが一番だと思います。



以上になります!

自分に従順な扱いやすいチームは、ストレスがなくてやりやすい一方、自分の想像通りのチームにしかなりません。

扱いにくい奴こそが自分の想像を超えるチームにしてくれるし、そうした選手が甲子園への扉の鍵を持っている気がします。

愛知大会は、ベスト8までは監督の力量次第で行けると思っています。
一方、そこから先の世界へ力のないチームが行こうと思った時、想像を超える、という想定外のパワーが必要になります。

その想定外を起こせる余白のあるチーム作りをするのも監督の力量とも言えますね。

ある程度は型にハメるけど余白を残す


そんなチーム作りをしてみてはいかがでしょうか?

是非参考にしてみてください!

今日もご覧頂きありがとうございました!

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