三瓶先生が好きです アンメット第7話の感想24:大将、入院
今日も今日とて「アンメット ある脳外科医の日記」。
三瓶先生愛を綴っておりますよ。
現在第7話。
前回の感想23は。
地元の医療界の大物で、関東医大の同窓会長・西島会長(酒向芳)の孫娘であり、優秀なカテーテル医・綾野先生(岡山天音)の婚約者、さらに、関東医大脳外科の大迫教授(井浦新)の秘書として働く麻衣ちゃん(生田絵梨花)が、実はかつて関東医大にいた頃のミヤビちゃん(杉咲花)とも「仲良し」だったことを、ミヤビちゃんに告白した、その心の軌跡を考えていました。
「吹っ切れた」とつぶやく麻衣ちゃんですが……何が?
言い過ぎた
そう。
麻衣ちゃんは、主要登場人物たちの、ど真ん中に位置する重要人物なんですよね、考えてみれば。
ミヤビちゃんに記憶のない頃の三瓶先生を知っていて、
綾野先生の婚約者で、大迫教授の秘書で、西島会長とは身内。
そんな麻衣ちゃんが、さらに、実はミヤビちゃんと仲良しだったという事実。これは大きい。
正直になれず、素直になれず、苦しんで悩んで来た麻衣ちゃんですが、今日この日、ミヤビちゃんと出会い直したことで、何かを吹っ切れたと言う……。
ドラマはここから一体、どう動くのか。
ふ、っと真剣な表情になる麻衣ちゃん。
わたし。
ミヤビちゃんに
……三瓶先生のこと言い過ぎたかもしれない。
………
ごめん……。
消え入りそうな、小さな声で謝る麻衣ちゃんですが……
本当に「ごめん」って思ってるからだと思うなあ。
でっかい声で「ごめんごめん!!」これって、本当はそんなに悪いと思ってませんからね! ←それは私です💦
んんんんーー?
って顔で麻衣ちゃんを見つめるミヤビちゃん。
嬉しい?びっくり??
ああ。
ミヤビちゃん。
毎日、毎朝、毎回、すっごく、気になってたはず。
麻衣ちゃんも。思ってましたか。
あの日の自分に、自己嫌悪でしたか。
ミヤビちゃんが自分で日記に書いた、
「三瓶先生を信じる」。(#03)
それを読んでから、毎朝出会い直す、信じていい人、三瓶先生(若葉竜也)。
なのにある日から、麻衣ちゃんから聞いた言葉が日記に登場……
三瓶先生のことは………あんまり信用しない方がいいと思う
大迫教授が「危険な医者」と評する三瓶先生。
関東医大で大迫教授の手術に乱入した三瓶先生。(#04)
そんな三瓶先生を、すっかり信じているらしいミヤビちゃん……
麻衣ちゃんは確かにあの時、焦っていたように思われます。(#04)
だからってねえ……
記憶の繋がらないミヤビちゃんに向かって。
やり過ぎだったよねえ?
考えてみれば、全部、大迫教授から聞いただけの話。なんだよね。
そのせいでミヤビちゃん。
三瓶先生を信じたいのに。
朝読んでしまったこの麻衣ちゃんの言葉に悩まされる姿も描かれました。(#05)
そうまでして、無事に結婚話を進めることが、綾野先生のためにも綾野病院のためにも必要、と思っていた、ってことだった……。
麻衣ちゃん、
ミヤビちゃんのことを思って、医者として悩む綾野先生の姿に
「うるさいなあ」と思わず投げかけてしまいました。
綾野先生ったら、大迫教授に盾突いて、麻衣ちゃんの思い、その行為を無碍にするんだもの、そりゃ「うるさいなあ」だったんでしょう。
だけど……
心の奥に、あったんだ。
ミヤビちゃんに。
心を乱すようなことをわざわざ言ってしまった、罪悪感のようなものが。
ここで私にわからなかったのが、
「麻衣ちゃんは、三瓶先生がミヤビちゃんの婚約者だと知っている、その上で言ったのか?」
この後、「麻衣ちゃんは、(綾野先生から?)聞いて知っていた」ということが明らかになるのですが、そこはこれまで、ドラマ内で敢えては描いてないんですよね。
#01で、麻衣ちゃんはわざわざ綾野先生に向かって
「三瓶先生が戻って来たんだってね」
と投げかけて、恐らくは綾野先生の反応を伺っていましたから……
三瓶先生がミヤビちゃんのイイヒトだってことは知ってて言っていたのかな~という、印象はほんのりあったんですが。
だとしたら、ほんと、罪作りな麻衣ちゃんでした。
だけど、だからって決して非情な女、ってことではなかったのね。
麻衣ちゃんの、綾野先生への愛が、麻衣ちゃんを暴走させていただけで。
女子会モード
さて。
今朝のミヤビちゃんが、今日三瓶先生と会ったのか、三瓶先生について何を感じたのか感じなかったのか、はわかりませんが……。
今朝、初対面の麻衣ちゃんに
「言い過ぎた」
……って言われても、ん?何を?って感じ、の可能性もあるのかな。
だけど、今後のミヤビちゃんにとっては、きっと啓示です、ご神託です。
信じていいんですから。三瓶先生を。三瓶先生を信じている自分を。
麻衣ちゃんの「ごめん」に、首を軽やかに横に振って「そんなことありませんよ」な気持ちを伝えるミヤビちゃんです。
むしろ、これは嬉しいお知らせだもんね!
良かったね麻衣ちゃん。
ミヤビちゃんにはちゃんと伝わっているみたいですよ?
それ、悪意で言ったんじゃないって。
あっさり笑顔を見せてくれるミヤビちゃんに、言葉もない麻衣ちゃん。
「はい」
おっと!
今度はミヤビちゃんが、自分のオムライスを取り分けましたよ!
さっきのペンネのお返しですね。結構、量が多いよ?
うっれしそーおに受け取る麻衣ちゃん、渡すミヤビちゃんも楽しそう。
だって。
ミヤビちゃんにとってみれば、今日は記憶にはないけれど、かつての友人との再会の日。
いや……新しいお友達ができた日、かな。
良かった良かった……。
心底、楽しく笑いあう二人。
ミヤビちゃんは覚えていないけど、きっと、かつても、こんな日があったんでしょうね。麻衣ちゃんとの間に。
嗅ぎ納めやな……
急須から、素朴な木のお椀に注がれているのは……?
来たあ。
病院のベッドの横、パジャマ姿で座っている居酒屋「たかみ」の大将(小市慢太郎)に、女将(阿南敦子)がお椀を差し出しています。
「おおきに」と笑顔で受け取る大将です。
いつでも、サンキューの心を忘れないさわやか大将。
傍らには、ミヤビちゃん、そして三瓶先生も。
大将。いよいよ、入院したんですね。
「お出汁ですか?」とミヤビちゃん。
「鰹出汁や」と大将。
「女将が味見してくれてな」
つまり、大将が自分でこの出汁を取ったんですね。
今朝? ポットか何かで持参しての入院?
すうっと、お椀を顔に近付ける大将。笑顔です。においを嗅いでいるのですね。あぁ~~と、得も言われぬ声が出ます。
にっこにこで、「ええにおいや……」
ああ、ちゃんとある。嗅覚。
……嗅ぎ納めやな。
いつも通りの、幸せそうな笑顔を見せながら……。
それを聞く女将は、涙を堪えられません。精一杯だ……。
ふたりの思いが伝わるだけに、ミヤビちゃんも言葉にならないし、三瓶先生も神妙な面持ち。
そんな周囲を物ともせずに、大将は鰹出汁の香りを存分に味わっています。
手術がうまくいって、嗅覚が残る可能性に賭けるのではなく……
「だめかもしれない」に備える。
私もそのタイプかなあ……。
信じて、ダメだった時の辛さを思うと、とにかく覚悟はしておきたい。
心の奥の奥では、期待は到底捨てられないにしても。
ある意味、ミヤビちゃんもそうでした……。
三瓶先生から、「脳をしらべさしてください」と懇願されて。
がっかりするじゃないですか。
治るかも、って。期待して。
………もしだめだったら。
………怖いです。
……と、拒否感を露わにしていました。
まだ、三瓶先生を信じられなかった頃です。(#03)
命が掛かっているから、手術はする。
だけど……
それで嗅覚を失う可能性は否定できないミヤビちゃんと三瓶先生の説明でしたからね……。
「師匠。お願いします」という声……
ああ、これって。大将の記憶かな……。
人の「記憶」を丹念に追うアンメットです。
修業時代の思い出
味見するなり、渋い表情で吐き出す「師匠」。こっわそう!
昭和な頑固師匠感。
「こんなもん、お客さん出せるかっ!」
激しい叱咤。
今は白髪の大将ですが、修業時代、黒髪だけれども、ぐっと短髪ですよ。
「たかみ」のように、生け簀のあるお店。
師匠、やっぱり和帽子に、カッターシャツとネクタイの上から、白衣です。きりっとなさっておられます。
師匠の話し言葉的に、関西??
この前女将が、大将は東京に出て来て30年以上、と言っていました。
てことは……30年以上、前!!?
確か大将は……55歳だからええっと(計算してんじゃないわよっ)、、20代前半ですかっ!?
それを、小市慢太郎さんが、自ら演じておられます!
いいねえ👍
いくつになっても、雰囲気の全く変わんない人って、いるものね。
一方、師匠を演じておられますのは、遠藤たつおさんと仰る方。

70代の俳優さんですので……
これが30年以上昔の記憶となりますと、「師匠」はもう、ご存命ではない可能性大ですね。
「やり直せ」と厳しく告げて、立ち去る師匠。
でも、愛がある。
去り際に、ぽん、っと、落ち込む若かりし大将の背中を叩いて。
期待しているからこその叱咤なのね。
ああ、でも辛そう……。悔しい、が溢れ出ている高美くんです。「もうええわ……」。
何がもうええの?
ダメダメ~あきらめないで!
結構、すぐに投げやりになっちゃう?
意外と短気?
おっと。見守っていますよ、若かりし女将だ。
やっぱり阿南敦子さんご自身が演じています。眼鏡がありません。
「諦めるの?」
カウンターの外から声を掛けます。
彼女?
それともまだ普通に同僚?
いずれにせよ。
大将が短気で、つい頑張れない時は、こうやって女将が支え続けてきたんでしょうね。
夫婦の。歴史。
「俺の出汁のどこが悪いんや!」
思わず、心の声放出です、高美くん。
若かりし女将。
そんな高美くんの怒号にも怯みません。
大将がああ言うんだから……
きっともっとおいしくなるんだよ。
高美さんの出汁は。
……頑張りぃや!
え!女将も関西弁!?
合わせてくれているのか、実は女将も関西出身なのか……?
削り節を濾す絵です。
大きな削り節の袋!業務用だよねえ。
若かりし女将に励まされて。大将への道だ!
次回へ!

