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「なんのはなしですか」連発で観たい、人間讃歌な体験なんかなぁ|映画「ハローマイフレンド」感想

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「人」と「人間」。この映画は「人間」で語りたい。

ぼくは文章を書くとき、「人間」を使うのを、意識して避ける。
「人」を使いがち。

「『人間』だと、『人の間』のことよなぁ?」
って、字面になんか引っ張られてまうのだ。

「人」の中に、その人のいろんな面が、詰まっている。
そういう「人」理解をぼくは持つ。
平野啓一郎の「分人主義」に親和する考えだ。
「人間」だと、その人の枠が曖昧になる気がして、普段、選ばない。


でもこの映画を語るときは、「人間」を選びたい自分がいる。
字面的意味での「人間、人の間」。これがめっちゃしっくりくるなぁ。
の感覚が、そう書かせる。

特に主人公たち4人に、それをビンビン感じる。
「華やオーラ、存在感が日常離れしている」
感じはない。
日常、リアルライフと地続き。
親しみ、親近感。フツーっぽさ。
オーディションでもそうした選考基準だったか興味深い。


以下が映画のあらすじ。

夏休み、少年たちに起きた青春SFファンタジー

SF映画が大好きな颯は、エイリアンの映画を撮りたいと密かに思っているが、前作を酷評されたことで、脚本を書いてみたものの弱気になっていた。

そんな颯の心情を知ってか知らぬか、颯のパソコンに保存されていた脚本を見つけたSF映画部員――同じ中学出身のイケメン陽向(助監督)、陽気で頭が良いメガネ男子のボンシャン(照明担当)、ぽっちゃりマイペースで音楽好きな若水(録音担当)が盛り立てる。
だが颯は頑なに、本物に近いエイリアンの着ぐるみがなければ撮りたくないとごねる。

夏休み前のある日、清瀬の森に何かが落ちてきた!

その正体を突き止めようと、暗い森をこわごわと探すSF映画部4人の目の前に現れたのは、ケガをして気を失っている本物のエイリアンだった!?
まさに渡りに船。
こうして高校2年生の夏休み、劇中映画のヒロイン真央子、雑誌モデルのセナ、真面目な委員長ユリ、元映画監督の丸ちゃん、そして…

エイリアンとちょっと変わった仲間たちとの映画づくりが始まった。

映画公式HP「ストーリー」より引用


映画キャスト先頭にクレジットされるは、本倉はやて役、蒼井旬。
けどこの映画は、颯が(主人公然と)ひとり考え動く映画ではない。

SF映画部の男子部員4人(村上陽向、田中若水、ポンシャン)がごしゃっと●●●●●一体。

そこに、あからさまな「人外」「異形」である、村松和輝が演じるエイリアン「エイサク」が、映画づくりに加わる。
その意味でも、「人の間」。
もはや、主体が「人類であるかどうか」も、確固としていなくて良い。



全編かなり「なんのはなしですか」な映画

映画は、これから、全国を回っていく。
これを書いている4月2日時点で、神奈川「横浜ジャック&ベティ」、京都「出町座」、大阪「シアターセブン」、愛知「シネマスコーレ」(以上4月下旬から)、富山「ほとり座」(上映日未定)での上映が決まっている。


ネタバレしたくないその最大の理由は……、
これから劇場で観る方に、腹の底から

「なっ……!こ、こりゃいったい、
#なんのはなしですか  っっ!!」

と、思わずつぶやいてほしい、それがすべてだ。


颯の母、仁美(釈由美子)のキャラも。
ポンシャンのしゃべり口調がストーリーにもたらしているものも。
画面にエイサクが居て、動いているのを観る我々の、なんとも言えないツッコミ的感情も。
エイリアンの弱点も。
まさかのパラッパラチャーハンも。

ジャンル分けするなら、本作は、B級映画でも低予算映画でもきっとなく。
超独断の個人的分類は「なんのはなしですか」からの「N級映画」。



スウィート&ビターも、一種、人間讃歌

ぼくが馬鹿みたく

「うんうんうんうんそそそそ!
だよなだよなだよなァァァ?!」

と画面に言いたかったシーンも、ぜひスクリーンで堪能してほしい。

それはですね。
颯が監督した映画がアンケートで軒並み酷評され、傷つきまくっているところに、かなりタイプの女子(真央子、演:横溝菜帆)が現れて
「映画、とっても面白かったです!」
の言葉とともに、アンケートにも好意的な感想がびっちり書き込まれている。

……こんなにも男性創作者の妄想充溢なシーン、これまであった?
(いやないっ!)言いたいシーンで、控えめに言ってサイコーです。

こんなこと起これば、それだけでものを創りつづけられる。
で、「もう一回」なる。
「わかってもらえている」の感覚は、創り手にいちばんのものだから。

そっからの、ラスト近くでは……うわあ!
あーでも、これも人間には、起こる、起こる。



この映画の裏主人公はエイサク、いや、「裏」でもないほどに

エイリアン、エイサク役の村松和輝とその演技がすごい。

明らかに重そうで暑そうな、エイリアンスーツアクト。
数少ない生身の(でもカラコン装着かな)露出部位=目によって。
あるいは、動作や所作で語る、感情を表現する、演技。

映画は「映画部4人の話」であり、「エイリアンの話」。

(だから、エンドロール、ホームページ「キャスト」、あるいはパンフレットでの表示順は正直、ちょっと違うんじゃない〜とぼくは思っている)

村松氏、映画を通して見事に演じてのけている。

「ショ○○ンを俺たちに、

かけろぉぉぉーーーッ!!!」

の、超特大なんはな含め。


上映後キャスト登壇日に観られて、映画の魅力や愛着は増し増し

2026年3月27日(金)、新宿K's Chinemaで鑑賞。

村松さんが司会。飄々としたトークを展開。
監督やキャスト、スタッフに的確に絡んでいくその姿を見て、観終わった「ハローマイフレンド」への愛着、遡りで増し増ししました🙌

足立ユリ役の三木彩音さん、感極まって舞台上で涙🥲
劇中の冷静に引いたキャラと印象違う、ふんわりした雰囲気がなんともキュートな俳優さんでした。
これからの活躍にも期待です!

あ、もし自分の創作『あさってイエロー〜』が映画化までいけたなら(誇大妄想がぼくの書くガソリン)、新聞部部長の橘真弓役、三木さんにぜひお願いしたいなぁ☆

昨年秋に清瀬市役所へ行き、特典ポストカード付
前売りチケットをGETしていたのでした

ぼくにとってこの映画は、「キャスト舞台挨拶」込み。
地方を回って東京に戻ってくるその時には、映画館に再訪し、観たくなっているし、またキャストさんたちに会いたくなっている。
ぼくのような観客と、演者さんたちとで声あわせ歌う、人間讃歌って意味もある。


幸手市映画も、現在絶賛撮影中

本作「ハローマイフレンド」は、映画製作プロダクション「映画24区」が撮る、「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」第4作に当たる。
東京都清瀬市、市政55周年記念映画でもある。


そして現在、埼玉県幸手市でも、第5作目「桜の下のポリフォニー」の撮影クランクイン。
撮影順調のようです🌸🌸🌸

埼玉県幸手市【公式】 on Instagram: "幸手市市制施行40周年記念事業 映画「桜の下のポリフォニー」🎬 ついに、クランクインしました! この映画は、「幸手市オールロケ」「オリジナル脚本」の劇場公開映画です。 先日行われた「市民オーディション」で選ばれた方も活躍中! 撮影の裏側を、これからもアップしていきますので、お楽しみに😊 映画についての詳細はこちら▼ https://x.gd/ZPBIf 幸手市内で素敵な写真が撮れたら #このまちが好き幸手市 ハッシュタグを付けて幸手市公式アカウントをメンションして投稿をシェアしてください。 幸手市のイベント情報はありませんか? 市内の面白い写真やメンバー募集も大歓迎です。 そのような情報は「このまちが好き幸手市(デジタル掲示板)」をご活用ください。 投稿していただいた内容を、幸手市公式SNSに繋げることができます。 #クランクイン #映画製作 #シティプロモーション" 186 likes, 1 comments - city_promotion_satte on March 25, 202 www.instagram.com

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山本蛇内 yamamotojanai スキとフォローくだされば(気に入ってくださるなら、でね)十分なのであります! いつか有料記事に挑戦しますので、その時までチップ取っといてください笑