新緑は読書の季節。本のイベントに出店した3週間。
新緑の季節、今年も5月は本のイベントにいくつか参加しました。
まず、ゴールデンウィークの5月3日には昨年に続いて「茅ヶ崎とコーヒー」に出店。去年は「Cの辺り」のショップ・イン・ショップ的にワイン箱一つで本の貸し出しをしましたが、今年は屋台を借りて「句読点」として独立しての出店です。
返却場所は去年と同様、「Cの辺り」、洋建築企画の「めぐる本箱」、そして一駅隣の辻堂駅近くの「ホンとネコの居場所」です。「ホンとネコの居場所」にも「めぐる本箱」を設置して(去年は屋台を出しているタイミングでの返却)、返してもらうというシステムにしました。
「Cの辺り」と「話せるシェア本屋とまり木」の間での出店でしたが、天気も朝方は曇っていたのですが、お昼には陽がさして来て、とても快適でした。本を目当てに、本のコーナーに来てくれるお客さんが絶えず、たくさんの人が足を止めてくれました。貸し出した冊数は去年の倍になりました。
山梨から来たという方が、最近、西村佳哲さんの本を読んで、『自分の仕事をつくる』も読みたいと思っていたとのことで、いつ返却されるかはわからないながらも、貸し出ししました。
また、去年の「茅ヶ崎とコーヒー」で貸し出しした方が1年ぶりに本を返してくれて、また1冊借りていってくれました。
返却場所を確認し、「すぐに返却します」と言って借りていく人もいるなか、「本を借りる」「本を返す」という行為へのさまざまな温度感があって、面白かったです。
5月9日は藤沢のブックカフェBOOKYでの古本市、去年に続いての出店です。今年は9店が出店しましたが、ZINEをメインに販売する方もいて、5店がZINEを扱っていたことが強く印象に残りました。
自分でつくったZINEだけでなく、他の本のイベントで購入したZINEを販売したりと、通常の流通の中では手に入らないZINEの希少価値もあって、個性的なZINEが売れていました。古本市で、ただ普通に売っている本を少しばかり安く値付けしても、面白い本を求めている人に訴求しにくい環境になってきたなと感じました。
翌週の週末、16日・17日は大磯ブックマルシェへの出店です。
大磯ブックマルシェは今年で5回目ですが、1度も見にきたことすらないながら、まちなかで出店させてもらいました。
というのも、かつて大磯で働いていた方が「句読点」の一棚を予約してくれていて、100年以上続いた老舗和菓子屋「三引屋」の女将と飲み仲間だという縁で、家の前に出店させてもらいました。
大磯駅から徒歩2分、大磯ブックマルシェ発祥の地である「つきやまbooks」さんのすぐ向かい、人気のパン屋さんLee's Breadに並ぶお客さんにも本を見てもらえる絶好の場所でした。
ここではブックマルシェということで、古本を普通に売ったのですが、東海道線で3駅先の辻堂の方に返してくれるのであれば、無料で持って行ってもいいですよというオプションもありにしました。辻堂や茅ヶ崎から来たお客さんも何人かいたのですが、「辻堂返却」を選択した方は残念ながらいませんでした。それでも、「ホンとネコの居場所」「句読点」のお知らせはだいぶ出来たのではないかと思いました。
大磯でも2日とも天候に恵まれ(というか、暑かったです!)、本好きがたくさん集まるイベントを初体験して、とてもいい時間が過ごせました。
2日目は少し早めに店じまいして、60店以上が出店しているNojima Oiso Squareや、同日開催のZINEフェス大磯も見学して、本に囲まれた2日間になりました。
最後に、19日には藤沢駅南口のイノベーションスナックみらぼで行われた舘神龍彦さんのブックジョッキーに参加してきました。ここで、今月出店したイベントや新しい書店、シェア型の書店・図書館の話など、本にまつわる諸々を参加者の皆さんと話しました。
「紙の本は曲がり角」という言い方は何度もされていますが、大船のポルヴェニールブックストアが閉店するというニュースもあり、「いよいよ曲がり角では」といった声が聞かれました。それでも、電子書籍から紙の本への回帰しているという傾向もあるようで、本の話題はつきませんでした。
