桐光学園小学校|小学校受験の傾向と対策を徹底解説【2027年度入試対応】
桐光学園小学校を志望されている保護者の皆さま。
桐光学園小学校は、神奈川県川崎市麻生区に1996年に開校した、桐光学園の一貫教育の出発点となる男女共学校です。母体となる学校法人桐光学園は1965年の川崎みどり幼稚園開設に始まり、幼稚園・小学校・中学校・高等学校と続く16年一貫教育の体制を整えています。校訓は「意志・表現・感謝」。強い意志を持って物事をやり遂げる力、自分の思いを伝える表現力、家族や友だちへの感謝の心という三本柱を、日々の授業・行事・農園活動・ICT学習のすべてに具体化している学校です。
「ペーパーは赤いクーピーペンで書くって本当?」「児童面接の表情絵カードってどんな問題?」「保護者面接がないって聞くけど、何で評価されるの?」——桐光学園小学校の受験を考え始めると、こうした疑問が次々と浮かんでくるのではないでしょうか。
2026年度入試では志願者246名・受験者232名、男女各36名の計72名(内部進学者を含む)の募集枠に対して実質倍率は3倍前後と推定されています。試験は約2時間30分の中に、ペーパー・制作・行動観察・児童面接の4つが詰まった「一日完結型」です。
この記事では、桐光学園小学校の教育理念や入試の全体像を整理した上で、全89ページにわたる小学校受験対策ガイドの内容をご紹介します。
桐光学園小学校の特色と教育理念
「意志・表現・感謝」の三本柱
桐光学園小学校の教育の根幹を成しているのは、創立以来掲げられている校訓「意志・表現・感謝」です。これは単なる標語ではなく、日々の授業・行事・生活指導・課外活動のあらゆる場面で具体化された行動規範として機能しています。
「意志」は、自分で目標を決めて最後までやり遂げる力。家庭学習の継続、長期にわたる農園活動、行事の準備など、児童が「自分でやり抜いた」と感じられる場面が意図的に設計されています。「表現」は、自分の思いを他者に伝える力。作文・スピーチ・PowerPointを使ったプレゼンテーションなど、多様な手段で自分の考えを言葉にする訓練が積まれます。「感謝」は、家族・友だち・教員・自然への感謝の心。給食や清掃、農園での収穫体験を通じて、日常の中で具体的に育まれていきます。
一貫教育と内部進学
桐光学園小学校の最大の魅力の一つが、系列の桐光学園中学校・高等学校への内部進学制度です。小学校から大学進学までの12年間を見通した長期的な学びの設計が可能になり、中学受験の重圧を回避してじっくりと小学校生活を楽しむことができます。
桐光学園中学校・高等学校は男女別学を採用しており、小学校(共学)→中高(別学)という発達段階に応じた教育設計がなされています。中高では旧帝大系国立大学・早慶上智MARCHなど難関大学への高い進学実績を誇り、大学訪問授業や留学プログラムも充実しています。
農園活動とICT学習
桐光学園小学校の総合学習は「農園活動」と「コンピュータ学習」の二本柱で構成されています。農園活動は開校以来続く労作学習で、低学年からテラス栽培、高学年では本格的な野菜・穀物栽培へと発展していきます。土に触れ、汗をかき、収穫を待つという経験の中で、自然の営みや労働の喜び、協働の大切さを身につけていきます。
ICT学習は3年生から段階的に始まり、4・5年生でWord、6年生でPowerPointを使った研究発表へと発展。農園活動で得た体験をデジタルツールでまとめて発表するなど、総合学習内部での横断的な連携も図られています。
入試の全体像
募集人員と倍率
桐光学園小学校の2027年度入試の募集人員は男子36名・女子36名の合計72名(内部進学者含む)。2026年度入試では志願者246名・受験者232名で、実質倍率は約3倍前後と推定されています。男子の志願者が女子の約2倍と多く、男子の方がやや競争が厳しい傾向にあります。
選考の流れ
試験は2026年10月20日(火)に実施予定で、9:15〜11:45の約2時間30分で完結します。保護者面接はなく、児童のみが会場に入る形式です。
1. ペーパーテスト(約45分) 記憶、図形、お話、模写などの分野が出題されます。赤色のクーピーペンを使う点が特徴的で、これは桐光学園小学校独自の出題形式です。
2. 制作活動(約25分) 絵画や、はさみ・のりを使った作業が出題されます。手先の器用さに加え、指示を聞いて段取りよく作業する力が見られます。
3. 行動観察(約45分) お友達との遊び、集団ゲーム、パズル構成などが行われます。協調性、譲り合い、ルールを守る姿勢が評価されます。
4. 児童面接(約10分) 試験官と1対1で行います。「2つの表情の絵を見て、その子の気持ちと声かけを答える」といった表情絵カード問題が出題されることで知られており、自分の言葉で答える力が試されます。
対策の方向性
ペーパー対策——赤クーピーへの慣れと模写の精度
桐光学園小学校のペーパーは、記憶・図形・お話・模写と分野が幅広く、特に赤クーピーで書くという独特の形式に慣れておく必要があります。鉛筆と異なり、力加減や線の太さが変わるため、家庭学習の中で実物に近い筆記具を使った練習を取り入れましょう。模写では細部まで正確に写し取る集中力が問われます。
児童面接対策——表情絵カードへの対応
児童面接は試験官と1対1で約10分。表情絵カード問題は「困っている子に何と声をかけるか」「悲しんでいる子にどうしてあげるか」といった、相手の気持ちを察して言葉にする力が試されます。日常の中で「この子はどんな気持ちかな」「どんな声をかけたら嬉しいかな」と問いかけながら、自分の言葉で答える練習を積み重ねることが効果的です。
制作・行動観察対策——指示理解と協調性
制作活動では、はさみやのりの基本的な使い方に習熟しておくことが大前提。指示を最後まで聞いてから取り組む姿勢、片付けまで丁寧に行う習慣を、日常生活の中で身につけておきましょう。行動観察では、初対面のお友達と仲良く遊べるか、ルールを守れるか、譲り合いができるかが見られます。
ここまでが、桐光学園小学校入試の概要と対策の方向性です。
「赤クーピーのペーパーで具体的にどんな問題が出るの?」「児童面接の表情絵カードの過去の出題例は?」「Web出願の志望動機欄は何文字でどう書けばいいの?」——こうした踏み込んだ内容については、以下でご紹介するPDFガイドに詳しくまとめています。
小学校受験 完全対策ガイド(PDF・全89ページ)のご紹介
今回作成した 「桐光学園小学校 小学校受験 完全対策ガイド 2027年度入試対応」 は、桐光学園小学校の入試に特化した対策資料です。

全89ページの中から、特にお伝えしたいポイントをいくつかご紹介します。


第1章:桐光学園小学校を知る

学校の沿革、創立者・小塚光治氏の教育理念、校訓「意志・表現・感謝」、農園活動・ICT学習・英語教育・土曜講習などの教育プログラム、桐光学園中高への一貫教育の全体像を網羅的に整理しています。志望理由を組み立てる土台となる章です。
第2章:入試の全体像

過去3年間の志願者・受験者数の推移、募集人員、選考の構成、Web出願の手順、初年度納入金、合格発表後の手続きまでをデータと共に解説しています。試験当日のタイムスケジュールも掲載しました。
第3章:面接対策

児童面接の特徴的な「表情絵カード問題」を中心に、頻出質問のパターン、回答のポイント、自分の言葉で答えるための家庭での練習法を詳しくまとめています。
第4章:願書・志望理由書対策

Web出願の志望動機欄の書き方、文字数の目安、評価される志望理由の構造、避けるべきNG表現を解説しています。「意志・表現・感謝」という校訓と家庭の教育方針をどう結びつけるかにも踏み込みました。
第5章:考査対策と練習問題

ペーパー(記憶・図形・お話・模写)、制作、行動観察の各分野について、出題傾向と具体的な対策法を解説。14問以上のオリジナル練習問題と詳細な解説を収録しています。
第6章:願書記入例(Web出願志望動機欄)

Web出願の志望動機欄の具体的な記入例を、良い例と改善が必要な例を比較しながら添削形式で解説しています。実際にコピー&ペーストできる形ではなく、ご家庭の言葉で書くためのヒントとしてご活用ください。
第7章:合格までのスケジュール

12ヶ月前から直前期までの月別準備カレンダーを掲載。模試の活用、お教室との併用、家庭学習の重点項目を時系列で示しました。
第8章:手続きガイドとQ&A

Web出願の操作手順、入学金納入の流れ、入学後の準備、よくある質問への回答、関連用語集を収録しています。
こんな方におすすめ
桐光学園小学校を第一志望に考えている保護者の方
「意志・表現・感謝」の校訓に共感し、12年間の一貫教育を希望されている方
赤クーピーペンを使うペーパー試験の対策法を知りたい方
児童面接の「表情絵カード問題」への備え方を具体的に知りたい方
Web出願の志望動機欄をどう書くか悩んでいる方
制作活動・行動観察で評価されるポイントを把握しておきたい方
お教室の指導に加えて家庭での対策を充実させたい方
神奈川県川崎エリア・小田急沿線・東急田園都市線沿線にお住まいで、私立小学校を検討されている方
おわりに
桐光学園小学校は、農園活動やICT学習、土曜講習など、多彩な体験を通じて「意志・表現・感謝」の心を育てる学校です。一日完結型の入試では、ペーパー・制作・行動観察・児童面接の4分野をバランスよく仕上げ、特に表情絵カード問題のように「相手の気持ちを察する」力が問われる点が特徴的です。
12年間の一貫教育の出発点として桐光学園小学校を選ばれることは、お子さまの長期的な成長を見据えた大切な選択です。日々の生活の中で「最後までやり抜く意志」「自分の思いを言葉にする表現力」「周囲への感謝の心」を育てる習慣そのものが、入試対策にも直結します。
本ガイドが、ご家庭の受験準備の一助となれば幸いです。
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