雙葉小学校|小学校受験の傾向と対策を徹底解説【2027年度入試対応】
雙葉小学校を志望されている保護者の皆さま。
雙葉小学校は、1910年(明治43年)に設立されたカトリック系の私立女子小学校です。フランスの「幼きイエス会(サンモール会)」を母体とする雙葉学園の一員として、110年以上にわたり「徳においては純真に 義務においては堅実に」という校訓のもと、カトリックの精神に基づく全人教育を実践してきました。千代田区六番町、四ツ谷駅から徒歩3分という都心の好立地にありながら、静謐なミッションスクールの雰囲気を保ち続ける、女子小学校最難関の一つです。
「雙葉の倍率は約10倍ってどのくらい難しい?」「カトリック信者でないと不利になる?」「内部進学で雙葉中学校・高等学校への進学はどのくらい安定しているの?」——雙葉小学校の受験を考え始めると、こうした疑問が次々と浮かんでくるのではないでしょうか。
募集人員は女子約40名(雙葉幼稚園からの内部進学者を除く)。例年の志願者は400名以上で、倍率は約10倍という女子小学校の中でも屈指の難関です。
この記事では、雙葉小学校の教育理念や入試の全体像を整理した上で、全113ページにわたる小学校受験対策ガイドの内容をご紹介します。
雙葉小学校の特色と教育理念
「徳においては純真に 義務においては堅実に」のカトリック教育
雙葉学園の校訓「徳においては純真に 義務においては堅実に」は、フランス語の原文に由来し、カトリックの精神を簡潔に表現した言葉です。子どもたちは毎朝のお祈りで一日を始め、週1時間の宗教の授業で聖書の教えや道徳的価値観について学びます。クリスマスミサや感謝の集いといった宗教行事も年間を通じて行われ、「神のみ前に誠実であること」の意味を日々の生活の中で体感していきます。
カトリック教育の核心は、学力だけでなく「人としてどう生きるか」を問い続ける姿勢にあります。他者への奉仕の心、感謝の気持ち、正直であることの大切さ——幼少期に身につけたこれらの道徳観は、生涯にわたってお子さまを支える力となります。信者であることは入学の条件ではありませんが、保護者自身がカトリック教育の意義を深く理解し、共感を示せることが受験の鍵となります。
雙葉中学校・高等学校への内部進学と女子伝統校としての矜持
卒業後はほぼ全員が雙葉中学校・高等学校へ内部進学します。雙葉中学校・高等学校は、御三家女子校の一角として大学進学実績でも知られ、東京大学・京都大学・国公立大医学部・早慶上智など難関大学への進学者を多数輩出しています。
雙葉小学校から12年間(中高を含む)の一貫教育の中で、知性と品格、そして「他者のために生きる」精神をじっくり育てていく——これが雙葉が大切にしてきた女子教育のあり方です。
入試の全体像
募集人員と倍率
雙葉小学校の募集人員は女子約40名(雙葉幼稚園からの内部進学者を除く外部募集)です。例年の志願者は400名前後で、倍率は約10倍にのぼります。慶應幼稚舎と並ぶ最難関女子小学校として、受験者層全体のレベルが極めて高い中での競争となります。
選考の流れ
雙葉小学校の入試は11月1日頃(東京都私立小学校の考査解禁日)に実施されます。選考はペーパーテスト・行動観察・個別テスト・親子面接で構成されています。
1. ペーパーテスト お話の記憶、数量、図形、推理、常識、言語などの幅広い分野から、思考力と理解力を問う良問が出題されます。
2. 行動観察 集団での活動を通じて、協調性、自発性、ルールを守る姿勢、お友だちへの思いやりが評価されます。
3. 個別テスト テスターと一対一で実施され、口頭試問や巧緻性課題、お話作りなどが行われます。
4. 親子面接 両親とお子さまでの面接が行われ、志望動機、家庭の教育方針、カトリック教育への理解、お子さまの日常の様子などが問われます。雙葉ではお子さま自身も丁寧に質問されるのが特徴です。
対策の方向性
ペーパー対策——最難関レベルの良問への対応
雙葉のペーパーは、奇問は少ないものの、思考力と集中力が問われる良問が並びます。「お話の記憶」は長文化しており、「図形」「推理」「数量」も応用問題まで含めた本格的な対策が必要です。基礎を完璧に仕上げた上で、最難関レベルの応用問題に対応できる思考力を磨いていきましょう。
個別テスト・行動観察対策
個別テストでは、テスターとの口頭試問で「自分の考えを自分の言葉で伝える」力が問われます。日常の中で、自分の好きなこと・体験したことを言葉で表現する習慣を育てましょう。行動観察では、お友だちへの思いやり、譲り合い、ルールを守る姿勢が評価されます。家庭の中での丁寧な躾、日々の感謝の気持ちが、選考の場でそのまま表れます。
親子面接対策——カトリック教育への共感を語る
両親とお子さまでの面接では、カトリック教育への理解と共感、家庭の教育方針、お子さま自身の素直な姿が問われます。学校説明会やミサなどの公開行事に参加し、雙葉の祈りの空気を実際に肌で感じておくことが、誠実な回答につながります。お子さま自身も、自分の好きなこと・大切にしていること・お友だちのことを、自分の言葉で語れるよう日々の対話を積み重ねましょう。
ここまでが、雙葉小学校入試の概要と対策の方向性です。
「ペーパーで合格点を取るための具体的な対策は?」「親子面接で聞かれる質問の例は?」「行動観察で評価されるポイントは?」——こうした踏み込んだ内容については、以下でご紹介するPDFガイドに詳しくまとめています。
小学校受験 完全対策ガイド(PDF・全113ページ)のご紹介
今回作成した 「雙葉小学校 小学校受験 完全対策ガイド 2027年度入試対応」 は、雙葉小学校の入試に特化した対策資料です。

全113ページの中から、特にお伝えしたいポイントをいくつかご紹介します。

第1章:雙葉小を知る

雙葉学園の歴史、「徳においては純真に 義務においては堅実に」の校訓、カトリック教育の具体的な内容、年間行事、雙葉中学校・高等学校への内部進学の実態を整理しました。志望理由を語る土台となる章です。
第2章:入試の全体像

ペーパー・行動観察・個別テスト・親子面接の各項目の傾向と重要度、過去数年の倍率推移、合格者の傾向、併願校パターンを整理しました。最難関女子小学校としての受験者層の特徴も解説しています。
第3章:面接対策

両親とお子さまの親子面接で問われる質問パターンと、回答のフレームワークを解説。カトリック教育への姿勢をどう言語化するか、お子さま自身の準備にも紙幅を割いています。
第4章:願書・志望理由書の書き方

雙葉小の願書で重視される項目、志望理由書の構成、家庭の教育方針の伝え方を、具体的な視点から段階的に解説しています。
第5章:考査・行動観察対策と練習問題

最難関レベルのペーパー対策、お話の記憶・図形・推理の頻出パターン、行動観察・個別テストの課題内容を解説。家庭で取り組めるオリジナルの練習問題と訓練メニューを多数収録しました。
第6章:願書記入例

実際の記入例をベースに「良い例」と「改善すべき例」を比較。雙葉にふさわしい願書の表現や、避けるべき書き方を具体的に示しています。
第7章:年間スケジュールと準備計画

年中の秋から入試本番までの月別準備スケジュールを整理。最難関校を見据えたペーパー対策の積み上げ方、模試の活用法、ご家庭で過ごすべき時間の使い方をまとめました。
第8章:出願から入学までの手続き

出願手続きの流れ、考査当日の持ち物・服装・心構え、合格発表後の手続きまでを時系列で整理しています。直前期の保護者の動き方もチェックリスト形式で確認できます。
こんな方におすすめ
雙葉小学校を第一志望に考えている保護者の方
女子校での教育を検討されているご家庭
カトリック教育・幼きイエス会の精神に共感しているご家庭
「徳においては純真に 義務においては堅実に」の校訓に魅力を感じている方
最難関レベルのペーパー対策を本気で取り組みたいご家庭
お話の記憶・図形・推理の頻出パターンを徹底的に分析したい方
雙葉中学・高校への内部進学を視野に入れている方
白百合・聖心・田園調布雙葉などカトリック女子校との併願を考えている方
おわりに
雙葉小学校の入試は、最難関レベルのペーパー、行動観察・個別テスト、そして親子面接という総合力が問われる選考です。「徳においては純真に 義務においては堅実に」という校訓が示すように、知性と人間性、そして他者のために生きる姿勢が高い水準で求められます。
朝の祈りで始まる雙葉での12年間(中高を含む)は、お子さまの中に静かに祈る心と、他者を思いやる習慣を確かに育ててくれるはずです。倍率約10倍という厳しさに向き合うご家庭の時間そのものが、お子さまと一緒に成長する貴重な体験となりますように。
本ガイドが、ご家庭の受験準備の一助となれば幸いです。
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