ブリコラージュ50
シェア本棚明石の「作詞の会」で、はじめて詩をつくった。長年、言いたいことが言えない俳句の影響なのか、感情を言葉で表現することが思うようにならなかった。初めての詩は花ではじまる短歌を複数並べた形でタイトルは「家族のかたち」。花咲く頃に目にした風景や出来事を連ねてみた。
「作詞の会」での鑑賞は俳句とは異なり、なかなか鑑賞できなかった。感想はシェアしなくても良かったが、作者の言葉の奥にあるものを意識してそれぞれの方に短い感想を差し上げた。同時に複数の方の言葉に触れることでその背景にあるものの質の違いがはっきりと感じさせられた。
昨年までは全く人気がなく私の居場所であった公園が、行政の街起こしの一環でお花畑化して車も人も溢れていた。孤独を愛する私にはお花畑よりも静かな空間が欲しかった。お花畑に群れる人を否定するわけではないが、その光景にはほろ苦さを感じ背を向けるように別の居場所に移動した。

おほきにと引き戸の開いて牡丹の芽
隘路かも獣道かも余寒かな
春光に髭を剃りたる顔晒す
