35年以上前のゲームが復活か!?なぜ今、株式会社やのまんのゲーム『アレサ』が熱望されているのか?特集 by Jun
夏休みも終わりに近づいてきた今日この頃。
私には、夏休みの宿題のように記憶に残っているゲームタイトルがある。
夏休みの宿題なら、最悪8月31日に半泣きで片づければ終わったはず。
しかし、結末がどうしても理解できなかったゲームは…心の中で片づけられなかった!
最初の作品が発売されたのは1990年。すでに35年以上がたっている。
しかし今、35年越しに、未提出の宿題をやれ!と迫ってきた!
私にとって、それが株式会社やのまんから発売されたRPG『アレサ』シリーズである。
めちゃめちゃ長いので、要点だけ言うと、
『アレサ』が、今、本気で復活しようとしている!という話である。
この記事は『アレサ』を知らない人や、名前だけは知っている人へ向けた入門編です。
すでに詳しい方は、優しい目で見守って頂けると助かります…。
※この記事は、GB版三部作、SFC版二部作、ドラマCDの重要なネタバレを含みます。ネタバレを避けたい方はご注意ください。
そもそも『アレサ』とは?
『アレサ』は、株式会社日本アートメディア(JAM)が開発し、株式会社やのまんから1990年~1995年に発売されたRPGシリーズである。
ゲームボーイで3作品、スーパーファミコンで外伝を含む3作品。全部で6作品が発売されている。
GB版『アレサ』『アレサII』『アレサIII』
SFC版『アレサ ARETHA the SUPER FAMICOM』『アレサII アリエルの不思議な旅』
SFC版の外伝『リジョイス ~アレサ王国の彼方~』
GB版3部作ではマテリア、SFC版2部作では、その約100年後のアレサ王国を生きるアリエルが主人公。
そして、その二つの時代にまたがって登場するのが、魔法人形のドールである。
その他にも個性的な登場人物はいるけれど、今回はマテリア、アリエル、ドールの3人に絞って紹介する。おおざっぱだが、この3人を押さえれば、『アレサ』という長い物語の入口には立てると思う!
1990年当時のRPGとしてはまだ珍しい、女性を単独主人公に据えた『アレサ』は、斬新なゲームシステム、個性的なキャラクターに深い物語性を備えた挑戦的なゲームであった。
35年前のゲームだけど、色あせない魅力
35年前のゲームと聞くと、今遊ぶと不便なだけでは?と思う。
実際、説明が少ない。ゲームバランスに癖がある。
粗削りなゲームと言われれば…そうだった気もする。
失われた家族、三つの指輪、出生の秘密、王国を滅ぼした魔王討伐。
物語の骨格は、あらすじを読めば王道ファンタジーだ。
ところが、その王道の中に妙に先進的なゲームシステムと、どうしても先を想像したくなる物語の余白が詰め込まれている。
それが、今なお『アレサ』の復活を願う人がいる理由なのである。
昔の名作だから尊いのではない。
今、振り返っても「この仕組みすごいな!?」と驚き、「このあと、どうなった!?」と続きを考えてしまう。
そこが『アレサ』の色あせない魅力なのである。
ゲームシステムが当時としては斬新だった
初代GB版『アレサ』には、上下左右だけでなく斜めにも歩ける8方向移動があり、移動速度も変更可能。斜め移動を前提にしたダンジョンがあったり、町の住民も斜めに歩いている!
さらに冒険の序盤では、キャッシュディスペンサーからお金を借りて装備を整える仕組みまである。
思わず『たぬきちかっ!』と突っ込みたくなる。
しかも、それに気づかず町の外に出るとぼろ負けする。おいおい…。ゲームバランスは、考えないと容赦ない。
他にもモンスターをカプセルに入れて戦わせる仕組みもあった。
『アレサII』では、仲間に「相談」すると、次に何をするべきか教えてくれる機能が強化された。35年前の『アレサ』は、今ではおなじみの相談システムがすでに実装されていたのである。
キャラクター同士がちゃんと相談しているところを見られるのは、無口な主人公ばかりだったから楽しかった。
さらにシリーズには、使うと仲間のレベルを最大まで上げる隠しアイテムや、倒すと強力な回復アイテムが手に入る隠しボスまでいた。めちゃめちゃ強いの!
あと、作品によっては、壁に身体をこすりつけていると突然宝箱を開けた音がして、アイテムが手に入ったりする。
SFC版では、戦士ではなく魔法使いの少女が主人公。
敵が前後左右の4方向から襲ってくる独自の戦闘システムを採用。全方位魔法を唱えると画面が左右にぐるっと1周する!?
『アレサII』では、倒したモンスターが落とす「ソウル」を合成して装備品を作る仕組みまであって、てんこ盛り。
どれも現在のゲームから見れば、ほかに例がない機能というわけではない。しかし、ゲームボーイやスーパーファミコンの時代に、これだけの仕組みを次々に採用してみせた。
『アレサ』は、王道RPGの顔をしながら、システムの裏側ではかなり攻めているゲームだったのだ。
個性的で、心に残るキャラクター:ドール
『アレサ』シリーズを語るうえで外せないのが、魔法人形ドール。
『アレサ』全6作品に登場する、唯一のキャラクターだ。
物語の中心にある三つ目の「アレサの指輪」をその身に宿している。裏の主人公といってもいいかもしれない。
ドールって…名前そのまんまじゃん!?
そう突っ込みたいが、ドールはドールなのである。
この名前だったからこそ、きっとこんなに愛着が出たんだと今では思う。
タイトルが進むにつれ素直だった人形が、やんちゃな性格になっていくのも面白い。スナフキンっぽくふらりと旅に出て、帰ってくると賢くなっていたり。初恋とも呼べる経験までしている。
外見も髪が長くなったり、眼光が鋭くなったりとその作品ごとにさまざま。背は伸びないみたいだけどね。
ファンの間では「どのドールが好き?」という問いかけができるほど。
ちなみに私は、GB版『アレサIII』のドールが好き!と言っておく。
人間ではないのに、笑い、悩み、マテリアと同じ時間を生きたいと願うドールは、中二病心にドストレートにぶっ刺さる。
まぁ、そんなドールだからこそ人間よりも長い時間を生きられて、マテリアの時代から約100年後のアリエルの時代まで、二つの物語をつなぐ存在にもなったりする。
SFC版では、主人公はマテリアからアリエルへ交代。
シリーズの記憶を背負っているはずのドールが、後の時代ではその記憶を失っている。しかも、なぜ記憶まで失ったのかは、はっきり説明されていないのである!
この謎だけで、気にならない方が難しい!
私の中の同人脳が騒ぎ出す!
三度の飯が食えるほどの謎を残すドールは、『アレサ』の愛すべきキャラクターなのである。
二人の主人公:マテリアとアリエル
GB版3部作の主人公・マテリアは、滅ぼされたアレサ王国の王女。魔王ハワードの侵攻によって家族と引き離され、育ての親フロイドと暮らしていたが、自分の出生を知り、生き別れた双子の妹を探し、王国を取り戻すために旅へ出る。
うーん。文章にすると微妙だ…。
なんだろう?間違ってはいないが、マテリアという愛嬌のあるおおらかで大雑把なキャラの魅力が何にも伝わらん!
『アレサI』は確かに王道の魔王討伐譚だけど、Ⅱは誕生日祝いにドールを探しに出たら地殻変動が起きてることに気づく話だし、Ⅲはのんびりしてたら過去に行ってみない?と気軽に誘われる話だ。
(すみません…相当端折りました)
マテリアを操作していくうちに、我々プレイヤーもマテリアというキャラクターをより身近に感じていく。
ドールとのバディ感も相まって「この二人でなきゃ!」と思う長年のファンも少なくないはず!相談システムの役割は大きいと思う。
一方、SFC版2部作の主人公・アリエルは、マテリアたちが生きた時代から約100年後の少女である。同じ金髪の主人公でも戦士ではなく魔導師。
アリエルもまた、滅ぼされたアレサ王国の王女。育ての親セアラと暮らしていたが、「アレサの指輪」を狙われたことから旅へ出る。こちらの方が波乱万丈感がある。
アリエルの物語は、奪われた王国を取り戻すだけではない。自分の出生と、呪いによって分けられたもう一人の自分に向き合い、本来の自分を取り戻していく。
SFC版は仲間が入れ替わる場面も多いため、わちゃわちゃしたパーティー感を楽しみたい人には、こちらの方が向いているかも?
マテリアとアリエル。
最初に遊んだ『アレサ』がどの作品かによって、他のキャラクターに関する思い入れも違ってくるはず。
人を魅了し、その後を思い描かせる、最後まで残り続ける謎
『アレサ』は、物語のすべてをきれいに説明して終わるゲームではなかった。特にGB版三部作は、1990年から1992年まで毎年1作のペースで発売された。展開が駆け足に感じられるところもあり、ゲームを終えても疑問の残る部分が多い。
ここからは、その中でも大きな謎について話していこう。
アレサの指輪の意味とは?
物語の中心となるのは、三つの「アレサの指輪」という設定。
GB版では、魔王ハワードが3つのアレサの指輪を集めようとする。
ハワードは指輪をそろえ、自分が「アレサ」になろうとしていた。
『アレサIII』では、三つの指輪に認められたマテリアが「二代目アレサ」になる。つまり、「アレサ」とは指輪に選ばれ、その力を継ぐ者らしい。
うーん…
結局「アレサ」ってなんなんだろう?
神の名前なのか?
力を継ぐ者へ与えられる称号なのか?
それとも、人を超えた存在そのものなのか?
SFC版でも指輪は、重要な存在として描かれている。だが、GB版とSFC版を一本につなぐ完全な説明までは示されていない。
35年たった今も、タイトルである「アレサ」そのものに、謎が残る。
GB版『アレサIII』のラストについて
私が特に衝撃を受けたのが、ゲームボーイ版3部作の完結編『アレサIII』のラストだ。
前後の文脈は端折るが、主人公のマテリアが最後に「お母さん!」と叫ぶ。
そして、終わる。
エンドロールが流れる。
嘘ではない。大げさな表現ではない。
女神が母であることに気づいた。
そこまでは分かる。
しかし、マテリアはこの後どこへ行ったのか?
ドールたちはどうなったのか?
その説明はない。
これは本当に驚いたし、混乱した。
やっとラストバトルまでこぎつけて「エンディングだっ!」と思っていたら、私の方が物語からたたき出された形になる。
ドールは人間になれるのか?
GB版3部作のあとを描くドラマCD『アレサ~魔法人形のレクイエム~』では、ドールは人間になる方法を求めて旅立つ話が描かれている。
私はゲームしか追ってなかったから、このドラマCDの存在に気づいたのは相当後のことだった。
ドールは、人間になってマテリアと同じ時間を生きたい。
人間のような心を持ちながら、人間ではないドールにとって切実な願い。それを叶えるため、ドールはマテリアのもとを離れて旅立った。
しかし、ドールが本当に人間になれたのかは、はっきりしない。
そして約100年後のSFC版で、ドールは再び現れる。
人間になった姿ではなかった…。
水晶の中に封じられ、名前以外の記憶を失った魔法人形として、アリエルに発見されるのだ。
どうしてドールは記憶を失ったのか?
SFC版では、ドールが過去に強大な敵と戦い、自らを水晶へ封じたことが語られている。
しかし、GB版のあと人間になる方法を求めて旅立ったドールが、なぜ水晶へたどり着き、なぜ記憶まで失ったのか?
マテリアと同じ時間を生きたかったドール。
約100年後、一人だけ別の時代に残ったドール。
GB版とSFC版のあいだに、何があったのか?
ドールはシリーズの時代をつなぐ存在でありながら、その経緯はSFC版でもはっきり描かれないままだ。
アレサの指輪とは何だったのか?
マテリアは最後にどこへ行ったのか?
ドールは人間になれたのか?
なぜ記憶を失ったのか?
いまだ答えの出ない謎が多くの人の想像力を刺激し、その後の物語を思い描かせてきた。
そして今、その謎にもう一度近づけるかもしれない動きが始まっている。
その謎が解けるかもしれない?
2025年、『アレサ』シリーズは35周年を迎えた。
サウンドトラックの発売、イベント、SFC版の復刻と動きが続き、2026年3月13日に『アレサ再会プロジェクト』が始動し、7月15日にはクラウドファンディングが始まった。
やのまんと日本アートメディアによる『アレサ再会プロジェクト ~もういちど逢いたい~』が始動した。
ゲーム復活をかけたクラウドファンディングに打って出たのである。
このプロジェクトは、昔のゲームをそのまま復刻するだけではないらしい。
失われつつある当時の資料や記憶を残す。未公開シナリオを世に出す。公式アートブックを作る。
さらに、アニメ、ドラマCD、完全新作ゲームまで視野に入れている。
もちろん、すべての謎に公式の答えが出ると決まったわけではない。
しかし、すでにドールに関わる二つの未公開シナリオが、クラウドファンディングのリターンとして確定している…!?
35年間、想像するしかなかった扉の向こう側から、公式がノックを返してきたのだ!
クラウドファンディングは1,514万円で終了!
クラウドファンディングは、2026年8月31日23時59分に無事終了。
最終結果は、支援総額15,140,000円、支援者819人。目標金額の1,514%を達成!
希望した支援者は「王立国民籍帳」に名を連ね、アレサ王国の住人となったのだ!
500万円までのストレッチゴールは達成済み。
あさりよしとお先生の新作漫画冊子、二つの未公開シナリオ、限定Tシャツ、『リジョイス』攻略本、やのまん秘蔵映像集などのリターンが確定している。
そして2026年8月27日、ついに1,000万円のストレッチゴールを達成!
これにより、
・アレサ公式ジグソーパズル
・アレサ公式アートブック
・新作カジュアルゲームアプリ
の製作・開発が正式に決まった。
Xをみると…
髙橋社長、すでにカジュアルゲームアプリのベース開発を始めている!
【カジュアルゲーム開発進捗報告②】
— 日本アートメディア / Japan Art Media co.,ltd. / JAM (@Japan_Art_Media) August 16, 2026
by アレサ再会プロジェクト ~もういちど逢いたい~ https://t.co/fBIXBMEQjW #クラウドファンディングCAMPFIRE @puzzle_yanomanより #aretha35th
そして、YouTubeでの公式配信も始まっている!
さらに3,000万円へ到達すると、GB版『アレサ』『アレサII』『アレサIII』を現行機へ移植する『アレサCOLLECTION 1990-1992(仮題)』の復刻が予定されていた。
残念ながら今回は3,000万円には届かず、クラウドファンディングでのGB版復刻決定には至らなかった。
山は、かなり高かった。
しかし、35年間閉じたままだった扉は、いま少しずつ開き始めている。
なお、このクラウドファンディングはゲームの予約販売ではない。目標達成によって製品化されるゲームやアートブックが、すべての支援コースのリターンとして届くわけではないので注意が必要だ。
現在、SFC版は復刻済み!
2026年7月30日には、SFC版3作品を収録した『アレサCOLLECTION 1993-1995』が、Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4向けに発売された。
アリエルを主人公とした『アレサ』『アレサII』と、GB版の世界観から派生したアクションRPG『リジョイス』が収録されている。
なお、不具合修正のアップデートが配信されているため、遊ぶ前に最新版へ更新をお忘れなく!
当時の内容をそのまま移植したコレクションなので、現代向けに作り直したリメイクではない。昔の手触りも、粗さも含めて遊ぶ作品になっている。
今まで『アレサ』を知らなかった人も、現在のゲーム機からアレサ王国へ入れる。
35年前のゲームは、すでに最初の復活を果たしているのだ!
12月にはゲーム音楽のオーケストラコンサート!
さらに2026年12月12日には、亀戸文化センター・カメリアホールで、「NJBP Live! #19 “Aretha BGM Reunion”」が開催される。
アレサの歴史に間違いなく残る2026年を締めくくるにふさわしい12月開催 #アレコン チケット絶賛発売中!
— 株式会社やのまん | Yanoman Corp. (@puzzle_yanoman) August 20, 2026
演奏予定のGBアレサ全曲に加え、GBアレサ2,3よりチョイス!どの曲が聞きたいか、近々募集します✨
現在、NJBPさんと色々協議中👍
チケットはこちらから↓https://t.co/LbVzjACs4K pic.twitter.com/Rgp5mVH6p1
演奏されるのは、GB版『アレサ』『アレサII』『アレサIII』の楽曲。ゲームボーイの小さなスピーカーから流れていた音楽が、35年を越えてオーケストラになる。
もはや復活の呪文ではない。
復活のオーケストラである!
チケットは現在販売中。
昔遊んだ人だけでなく、ゲーム音楽が好きな人にとっても、『アレサ』へ入る新しい入口になると思う。
そして、株式会社やのまんらしい取り組みも!
アレサ再会プロジェクト【再会3】
— 株式会社やのまん | Yanoman Corp. (@puzzle_yanoman) May 11, 2026
発表!
お気に入りのパッケージがミニサイズでカムバック!
本日からファミマプリントにSFC版アレサ、アレサ2、リジョイスのペーパークラフトが追加になりました🎉
サントラBOX2や復刻ゲーム「アレサCOLLECTION1993-1995」と一緒に並べて飾ってね😊#aretha35th pic.twitter.com/XlA8wPXhQe
ファミマプリント アレサ 35TH ANNIVERSARY!
今、ファミリーマートに設置されているマルチコピー機で色んなものが印刷できるのをご存じだろうか?
ゲームのパッケージペーパークラフトや、シール、ブロマイドを印刷できるようになっているのだ。
もちろんゲームソフトが入っているわけではないが、切って貼れば当時のパッケージを再現できる。
遊び心を大切にしている株式会社やのまんならではの試み!
やってみると、プリンターの前でちょっとドキドキ・そわそわします。
今からでも遅くはない!
『アレサ』は35年前のゲームである。
しかし、過去のゲームではない。
SFC版は今すぐ遊べる。12月には音楽を聴ける。そしてクラウドファンディングの達成により、公式アートブックと新作カジュアルゲームアプリの制作、二つの未公開シナリオの公開も決まった。
知らなかった人は、今から知ればいい。
昔遊んだ人は、今から思い出せばいい。
まずは、クラウドファンディングのページを見てほしい。
819人の支援者と1,514万円の応援が集まり、『アレサ』の新しい展開が本当に動き始めた記録が残っている。
とにかく、開発者・髙橋充さんの熱意を見てほしい!
髙橋充さんは、ゲーム開発を始めて40年。日本アートメディアを設立し、35年前に『アレサ』を生み出した中心人物である。
プロジェクトページには、当時のゲームを現在の家庭用ゲーム機へ残したいこと、記憶や記録が失われる前に未来へつなぎたいこと、そして復刻を序曲として、その先の新作まで実現したいことが書かれている。
読めば分かる。
復活させるつもり満々だ!
「機会があれば、いつか」と言っている人の文章ではない。
すでに王国再建の設計図を広げ、城門の位置まで決めている人の熱量である。
公式アートブック、公式世界資料、アニメ、ドラマCD、完全新作ゲーム。35年前に作ったゲームを懐かしむだけではなく、続きを作ろうとしている。
この熱意を、どうか一度見てほしい。
特に見てほしいのが、開発者・髙橋充さんの文章とコメント。
一人ひとりに丁寧に言葉を尽くしていて、大丈夫か?とこちらが心配になるほど力を入れている。
『アレサ』の応援・拡散をお願いします!
クラウドファンディングの支援募集は終了した。
けれど、『アレサ再会プロジェクト』自体が終わったわけではない。
プロジェクトページを見ることはできる。
誰かに話すこともできる。SNSやnoteで広めることもできる。
公式も、プロジェクトの投稿を広めたり、当時の思い出を語ったりすることが大きな力になると案内している。
昔『アレサ』を遊んだ人を知っているなら、「アレサって覚えてる?」と聞いてみてほしい。
初めて知った人は、「35年前のゲームを本気で復活させようとしている人たちがいる」と、頭の片隅に置いてほしい。
そして面白そうだと思ったら、公式ページやこの記事を、SNSで誰かに渡してほしい。
「お母さん!」で終わったゲームの続きを、今も待っている!
私は、GB版『アレサIII』のラストに驚いた。
というより、当時小学生の私には、その意味不明なラストが受け入れられなかった。
前後を端折るが、最後にマテリアが叫ぶ。
「お母さん!」
その一言でぶった切られてしまったラスト。
どこかで特別な行動をすれば、別のエンディングが始まるのではないか?
当時、意味が分からなかった私は、ラストバトルで何か特別なコマンドを入力すれば「真のエンディング」に行けるのではないかと思い、何度も色んな組み合わせのボタンを押した。
『上上下下左右左右BA』はコナミなので、やのまんに通じるわけがないというのに、である。
当時の私に攻略情報はない。あるのはボタンと執念だけ。
もちろん、何も起こらなかった。
その先の説明はない。
長い冒険の果ての大団円も幸せに暮らしたという一文もない。何回ラスボスを倒しても同じエンドロール。
物語の扉が、こちらの指を挟んだまま勢いよく閉まった。
私の指…いや、心は深く傷ついたのである。
けれど、あのとき終わらなかった物語が、35年後の今、もう一度動き始めている。
今度こそ、マテリアとドールのその後を知りたい!
私は、『お母さん!』で終わったゲームの続きを、今も待っている。
もう一度、マテリアとドールに逢うために!
アレサ再会プロジェクトをよろしくお願いします!!
※本記事は、『アレサ』を初めて知る人に向け、全6作品とドラマCDの内容を大幅に要約して紹介した、個人による非公式の応援記事です。長年のファンに向けた詳細な作品解説・考察ではありません。
明確な事実誤認がありましたら、ご指摘いただけると助かります。
より詳しい解説や別の見方がある方は、ぜひご自身の視点でも記事を書いて広めてください。その分、『アレサ』を知る入口が増えて、きっとみんなも喜びます!
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もし、読んで頂き好感を持って頂けましたら応援よろしくお願いします!