3000件以上の調査結果を見てきた私が、SNSで人生を棒に振る人が多すぎると思った話
面接での印象は、まじめな好青年でした。
受け答えもしっかりしていて、企業側も「良い候補者だ」と感じていました。
しかし、バックグラウンドチェックの結果では、その人のメールアドレスから Xのアカウントが見つかったとの内容が。
そこには、
「部長に無駄な仕事振られたわ」
「この会社の未来終わってるわ」
といった、現職企業への不平不満が大量に投稿されていました。
面接では一言も言わなかった本音が、SNSには全て書かれていたのです。
結果、この候補者は採用が見送りになりました。
私は外資系企業で、3000件以上のバックグラウンドチェックの調査結果を見てきました。
その中で強く感じたことがあります。
SNSで人生を棒に振る人が、多すぎる。
優秀なのに、経験も実績もあるのに、SNSの投稿が原因で落ちる。
こんなケースを、何度も見てきました。
この記事では、調査する側の人間として見てきたSNSの現実について書きます。
※本記事は過去の経験や公開情報をもとに、一般的に知られているバックグラウンドチェックの仕組みを整理したものです。特定の企業や個人に関する情報、守秘義務に関わる内容は含まれていません。
SNSで落ちる人、想像以上に多い
正直に言います。
SNSが原因で評価が下がる人、想像以上に多いです。
私が見てきた3000件以上の調査結果の中で、体感として約30%の人が、 SNSで何らかの問題が見つかっています。
特に、20代から40代という転職者にとって一番大事な時期の人ほど多いのが現実です。
そして、この傾向は減ることはなさそうです。
なぜなら、 過去の投稿がどんどん蓄積されているから。
10年前、15年前の投稿が、今の転職活動で影響を与えるケースは決して珍しくありません。
30代のFacebookが特に危険
SNSの中でも、特に問題が多いのが30代のFacebookです。
30代の多くは、大学生の頃にFacebookを始めています。
当時は、
・友達との交流
・イベントの写真共有
・日常の記録
といった目的で、気軽に投稿していたと思います。
しかし、その投稿が10年以上経った今、転職活動で確認されることがあるのです。
よくある問題投稿
30代のFacebookで特に多いのが、 次のような投稿です。
✅大学入学直後のサークル等での飲み会の画像
新歓コンパ、サークルの飲み会など、
大学生活の楽しい思い出として投稿された写真。
しかし、その中に未成年時の飲酒を示唆する内容が含まれている場合、 企業にとってはコンプライアンス上の懸念材料になります。
✅就活中の企業への暴言
「この会社、クソすぎ」
「面接官、マジでムカつく」
「〇〇社、落ちた。意味わからん」
就活がうまくいかなかった時の感情的な投稿が、そのまま残っているケースは 非常に多く見られます。
当時は、その後の転職に影響が出るとは思わずに書いたのでしょう。
しかし、
企業はそうした投稿を見て、この人の本性を判断します。
顧客や取引先に対しても、同じような言動をするのではないかと懸念されることがあるのです。
年代別のSNS傾向
SNSの問題は、年代によって傾向が異なります。
✅20代:Instagramが中心
20代は圧倒的にInstagramでの問題が多いです。
ただし、外資系企業への応募や、留学経験がある人は、 Facebookを利用しているケースもあります。
Instagramでは、
・プライベートな写真
・友人との交流
・日常の投稿
などが確認されることがあります。
✅30代〜40代:Facebookが中心
30代から40代は、 圧倒的にFacebookです。
特に30代は、大学時代から継続してFacebookを使っている人が多く、過去の投稿が大量に蓄積されています。
40代も同様で、Facebookでの投稿が問題になるケースが多く見られます。
✅50代:Threadsでの問題
50代は、SNSの問題はほぼないと思われがちです。
しかし、最近はThreadsでの投稿が問題になるケースがあります。
特に多いのが、
若い女性(インプを伸ばしたいだけの卑猥なアカウント)に絡みに行っている投稿です。
例えば、
「明日〇〇付近で会える人いないかな〜?」
という投稿に対して、
「〇〇付近に住んでます。何時から会いたいです」
といったコメントをしているケースです。
また、50代のThreadsは本人名での利用が多く、一瞬で見つかります。
SNS以外にも確認される項目がある
ここまでSNSについて説明してきましたが、実は重要なポイントがあります。
バックグラウンドチェックで確認されるのは、SNSだけではありません。
・職歴の詳細な確認
・副業の有無
・前職への連絡
・空白期間の扱い
・経歴詐称の確認
など、転職活動をしている人が気になるポイントは他にも多くあります。
SNSだけ気をつければ大丈夫というわけではなく、 バックグラウンドチェック全体を理解しておくことが重要です。
もし、
・バックグラウンドチェックの全体像を知りたい
・他にどんな項目が確認されるのか知りたい
・実際の調査の流れを理解したい
という方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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それでは、SNSで特に問題になりやすいポイントを もう少し詳しく見ていきましょう。
SNSは、あなたの"本性"が出る場所
履歴書や面接では、誰もが良い面を見せようとします。
それは当然のことです。
しかし、SNSには面接や履歴書で隠した、あなたの本性が表れていることがあります。
✅企業が気にするのは「リスク」
企業がSNSを確認する理由は、採用リスクを管理するためです。
基本的に、次のような投稿はすべて問題視される可能性があります。
・未成年時の飲酒
・喫煙の画像
・企業や面接官への暴言
・差別的・攻撃的な発言
・顧客情報・社内情報の漏洩
・反社会的な投稿
しかし、企業が特に気にするのは、リスクに直接的に関係する投稿です。
例えば、
💡企業や顧客に対する暴言
「この会社クソ」
「客がうざい」
「上司マジで無能」
こうした投稿は、 入社後も同じように企業や顧客についてSNSに書く可能性があると判断されます。
💡顧客情報・社内情報の漏洩
「今日〇〇社のプロジェクトで...」
「社内の会議で△△って話が出た」
こうした投稿は、 機密情報を軽く扱う人物だと判断されます。
✅本人に伝えることはない
ここで重要なのは、
”企業は、SNSで問題が見つかっても本人に伝えることはまずない”
ということです。
そのため、多くの人は自分のSNSが確認されていることに気づいていません。
「なぜか最終面接で落ちた」
「理由が分からない」
そう思っている人の中には、 実はSNSが原因だったケースも少なくないのです。
本人は忘れている、でも記録は残っている
SNSで最も怖いのは、
本人が完全に忘れている投稿が見つかる
ということです。
✅よくあるパターン
💡大学時代の未成年飲酒・喫煙の画像
「え、そんな写真ありましたっけ?」
「もう10年以上前のことなんですけど...」
本人は完全に忘れていても、SNSには記録が残っています。
💡中学・高校時代の投稿
川で裸になっている画像や、 友達とふざけた投稿など、 当時は何も考えずに投稿したものが そのまま残っているケースもあります。
💡運転中と思われる画像
運転中に撮影したと思われる写真や、 スピードメーターが写り込んでいる画像なども、 問題視されることがあります。
✅アカウントが見つかる経路
「自分のアカウントは見つからないだろう」
そう思っている人も多いかもしれません。
しかし、実際には次のような経路でアカウントが特定されることがあります。
💡メールアドレス
履歴書に記載したメールアドレスで検索すると、SNSのアカウントが見つかることがあります。
冒頭で紹介したケースも、メールアドレスから特定されました。
💡本人の名前
本名または本名に近いユーザー名で アカウントを作っている場合、 検索で簡単に見つかります。
💡過去の投稿の引用
本人のアカウントは見つからなくても、 過去の投稿が他の人に引用リポストされ、 本人名とともに拡散されているケースもあります。
例えば、
「〇〇学校の〇〇君、線路に降りて写真撮っちゃダメですよ」
といった投稿が、 何年も前に拡散されていて、 検索で見つかることがあります。
本人は削除したつもりでも、 記録は残っているのです。
もったいなさすぎる
ここまで読んで、 私が一番伝えたいことを書きます。
SNSで人生を棒に振るのは、もったいなさすぎる。
優秀な人材が、 経験も実績もあるのに、 過去のSNS投稿が原因で落ちる。
こんなケースを、何度も見てきました。
企業は、あなたのスキルや経験を評価しています。
採用したいと思っているからこそ、バックグラウンドチェックを行っています。
しかし、SNSで
「この人は、リスクがある」
と判断されてしまうと、どれだけ優秀でも採用が見送りになることがあります。
企業は、あなたのSNSを見ています。
そして、
あなたが思っている以上に、SNSはあなたの本性を映し出しています。
今すぐ確認してほしい
最後に、転職活動をしている人に お願いがあります。
今すぐ、自分のSNSを確認してください。
・過去の投稿に問題がないか
・削除すべき投稿がないか
・公開範囲は適切か
これらを確認するだけで、SNSで人生を棒に振るリスクは大きく減らせます。
✅削除すべきか、非公開にすべきか
過去の投稿について、 多くの人が悩むのが
「削除すべきか、非公開にすべきか」
という点です。
私の見解としては、
明らかに問題がある投稿は、削除が無難です。
また、投稿数が多く、 変な投稿があるか不安な場合は、 アカウントごと非公開(鍵アカ)にすることも有効です。
バックグラウンドチェックでは、公開情報しか確認できません。
そのため、非公開にすることで確認されるリスクを減らせます。
ただし、
一般的な日常の投稿まで過度に気にする必要はありません。
企業が気にするのは、リスクに直接関係する投稿です。
普通に生活している人であれば、 SNSを過度に恐れる必要はありません。
転職活動で知っておくべきこと
転職活動では、 SNS以外にもさまざまな不安があると思います。
・職歴詐称はバレるのか
・副業は確認されるのか
・前職に連絡されることはあるのか
・空白期間はどう見られるのか
こうした疑問について、実際のバックグラウンドチェックではどのように確認されるのかを知っておくことは重要です。
なぜなら、
正しい情報を知ることで、必要以上に不安を感じずに済む
からです。
もし、
・バックグラウンドチェックの全体像を理解したい
・他にどんな項目が確認されるのか知りたい
・実際の調査の流れや対策を知りたい
という方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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最後に
SNSで人生を棒に振る人が、本当に多すぎます。
優秀なのに、もったいない。
そう感じるケースを、何度も見てきました。
この記事を読んだあなたには、 そうなってほしくありません。
今すぐ、自分のSNSを確認してください。
そして、安心して転職活動を進めてください。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
