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美人士業に群がるおぢ士業。容姿で勝てない男のSNS生存戦略

このあいだXを眺めていて、男の欲望がドストレートに表れた光景を目にしてしまい、それがかなり面白かったです。

それまで首から下の写真しか公開していなかった女性先生が、ある日初めて顔を出して、
「◯◯士(士業』として開業しましたぁ!よろしくお願いします!」と投稿。
で、その先生がまあ美人だったんですよ。

そしたら、それまでどこに潜んでいたのか分からなかったおっさん士業たちが一斉に湧いて出てきて、
「開業おめでとうございます!!!」
「ぼくも◯◯で開業してます!!よろしくお願いします!!!」
とリプ祭りが始まったんですよ。
(なぜか女性はリプゼロ)

顔出し前も、顔出し後もその先生は同じ士業。
資格も実務能力も人柄も何も変わっていません。
それなのに美人だと分かった瞬間に、男性が一斉に群がる。

男ってほんっと単純だなあ。
はっきり言ってこの現象ってほぼ下心でしょ。

もちろん純粋に開業を祝っている清純な人もいるかもしれませんが、美人だと判明した瞬間に、雨後のタケノコのように突然あちらこちらからおっさんがニョキニョキ顔を出すのですから、そこに「少しでも仲良くなれたら」という欲望が一切ないことはないでしょう。

では、46歳のおぢ政書士である純さんが、同じように「行政書士として開業しましたぁ!よろしくお願いしまぁす!」と満面の笑みで自撮り投稿したら、何が起きるでしょうか。



何も起きません。

リプが殺到することはありません。
優しいおぢフォロワーがいいねが3つほど付けてくれて終わり。
最悪の場合フォロワーが軒並み減る。
だっておっさんの自撮りドアップなんか気持ち悪いもん。

これはけっして不公平ではありません。

SNSとは、そもそも全員が同じ条件で戦う場所ではないのです。
若さ、美貌、イケメン、知名度、面白い経歴、肩書き、人はそれぞれ違うカードを持ってSNSを始めます。

美人には美人のカードがありますが、我々おぢにはそのカードがありません。
だったら、持っていないカードで無理に勝負するのは悪手です。

美人士業が、
「おはようございます!今日東京入管からスタート!」
と投稿すれば、それだけでいいねが300くらい付くかもしれません。

でもおぢが同じことをしても、それはただのおぢの日常です。
スタバの写真を載せても、笑顔の自撮りを載せても、それ自体が強いコンテンツになるわけではないんですよね。
むしろ見る人に不快感しか与えません。

では、SNSで何を投稿すればいいのか。
よくSNS運用では「役立つ情報を発信しましょう」と言われますが、これだけでは弱い。

「相続手続きには法定相続情報一覧図があると便利です」
「契約不適合責任の期間は重要です」
「建設業許可には財産的基礎要件があります」

どれも正しいです。
でも、それだけではあなたをフォローする理由になりません。

なぜなら、その程度の情報ならAIに聞けば直ぐに分かるから。
今の時代、検索すれば出てくる正解をそのまま投稿しても、それだけでは差別化できません。

おぢ士業が出すべきな情報は、検索結果ではなく、自分の経験を通過した一次情報です。

「開業して一番驚いたのは、法律知識より○○だった」
「200万飛ばれた分かった、飛ぶやつの共通点」
「無料相談を受け続けて分かった、依頼につながらない依頼者の特徴」
「士業交流会に行かなくても先輩から案件を振ってもらえた理由」
「買ってクソだった行政書士ひな型集」

こういうリアルな話です。
AIに一般論として書かせることはできても、「自分が実際に体験した話」までは作れません。
ここに、おぢ士業の強みがあります。

長く働いてきたこと自体に価値はありません。
それは単にあなたが、ただ歳を取っただけ。

価値になるのは、その間に何を見て、何に失敗して、何を学び、それを自分の言葉で話せるかどうか。
おぢ士業が持っている本当の武器は、年齢ではなくおぢとして培った経験なんですよね。

美人で、専門性があって、発信まで面白ければ最強です。
おぢはそんな美人士業に正面から向かっても絶対に勝てません。
むしろ勝負しようとすること自体が無謀なのです。

おぢ士業は、「私を見て」ではなく、「私の話(経験)を聞いて」で勝負しましょう。

今回は以上です。
いつもと記事のテイストが違ったと思います。
ずっと書きたくて我慢していたのですが、やっぱり書くことにしました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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