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クラシック音楽を楽しむ @ パリ Do you want to stand or sit comfortably during a concert?

9月3日(木曜)夜8時、パリ管弦楽団コンサートホールへコンサートを聴きに行きました。この日は、オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ(Koninklijk Concertgebouworkest)が演奏しました。私は1990年代にアムステルダムに2年ほど駐在しており、コンセルトヘボウの近所に住んでいました。よくコンサートを見に行きました。当時の指揮者は引退しメンバーももういないですが、懐かしさが込み上げます。

パリ管弦楽団の指揮者のクラウス・マケラ(Klaus Mäkelä)が、来年度から正式にコンセルトヘボウの主席指揮者に就任します。パリで一度しか見るチャンスがなかった若手指揮者のマケラ様(急に「様」になる!)、今度はコンセルトヘボウで見られる。。。来年はアムステルダムに行かねばなりませんな。

この夜のプログラムでは、サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(Santtu-Matias Rouvali)がコンセルトヘボウの指揮者を務めました。彼もフィンランドの若手指揮者の一人です。そういえば、香港フィルハーモニーの主席指揮者もフィンランドの若手指揮者(2000年生まれ!)のタルモ・ペルトコスキ(Tarmo Peltokoski)だし、フィンランドは若手指揮者を輩出してます。

ちなみに冒頭写真にあるLes Prem’s、これはBBCプロムスを真似たパリ管弦楽団のフェルティバルの名前です。シーズン開始前の9月初旬に企画され、今年は2回目だそうです。アリーナ席を立見区画にして、チケットは15ユーロ(16〜27歳は11ユーロ)と廉価です。写真の前のほう、全員立っています。

2時間立ったままはつらすぎるので、私らは正規のすごく高いチケットにしましたが、30年若かったら絶対に立ち見にしたでしょう。

コンサートプログラム

* ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」 変ホ長調 Op.73
ピアノ: ヴィキングル・オラフソン(Víkingur Ólafsson)

ロウヴァリは、ロサンジェルス・フィル時代の若きグスターボ・アドルフォ・ドゥダメル・ラミレス(Gustavo Adolfo Dudamel Ramírez)を彷彿させるダイナミックな指揮を見せてくれました。髪型のせいだったかな。

ロウヴァリ君、若かった頃のグスターボさんに似てない?

オラフソンのピアノ演奏を初めて生で聴いたのですが、音に深みがあって素晴らしかったです。クールなのに火花を散らすという感じ(?)。また彼のステージを見たくなりました。アンコールも2曲、全く違う曲の演奏スタイルを披露してくれました。

* プロコフィエフ 交響曲第5番 変ロ長調 作品100

久しぶりにこの交響曲を聴きました。コンセルトヘボウの演奏はレベルが高いと再確認しました。ロウヴァリの指揮も冴えていました。

ウィキペディアによると、プロコフィエフは「1941年にヒトラー率いるナチス・ドイツが独ソ不可侵条約を一方的に破棄してソ連に攻め入る現実を見て、かつてない祖国愛に目覚め」作曲したそうです。

大国が一方的に軍事的攻撃を続ける昨今、第5番を聴いて、プロコフィエフの次の言葉をもう一度噛みしめてみたいと思います。

わたしの第5交響曲は自由で幸せな人間、その強大な力、その純粋で高貴な魂への讃美歌の意味を持っている。

(ウィキペディア)