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山の写真|純白のMont Blanc - モンブラン

先日、モンブラン登山の装備や準備・アクセスについてを別記事でまとめました。
 今回は、山の写真と日記を記します。



 オーストリア、スイス、イタリア、フランス。
 ヨーロッパの真ん中の国々に横たわるアルプス山脈の中で、一番高い山がモンブラン(Mont Blanc)です。

シェズリー湖から望む 星空とモンブラン山塊

 1年かけて準備して、フランス・シャモニーの街から 3泊4日 で登ってきました。
 天候にも恵まれ、雪と氷に覆われたモンブランの美しい景観を心ゆくまで堪能し、最後まで気持ちよく歩ききることができました。

 モンブランの山頂には、山頂を示す標識もなく、そうと教えてくれる人もいませんでしたが、着いたとき自然とそうだと分かりました。
 目の前にそれ以上登る道はなく、並び立つ山もなく、自分の立っている場所より高いところはどこにもなくなっていました。

 見上げることができるものは、ただ空だけ。

 旗も岩もケルンも何もない、ただ真っ白なだけの頂に深い感動を覚え、しばらくその場に佇み、心に刻み込みました。

山頂よりシャモニー渓谷
自分の目線よりも高くにあるのは、空だけ

 また一つ、きっとずっと忘れられない思い出ができました



以下 写真と日記


1day シャモニ―

シャモニーの街に宿泊し、翌日からのモンブラン登山の準備をします
ガイド協会で天候やルートの最新情報の確認、紙地図の購入、ガス缶、食材調達…
エギーユ・デュ・ミディ展望台へ高度順応+観光へも行きました
初めて目にした、モンブラン山頂
明日からあそこへ登るんだ
目に焼き付けました

2day ニーデーグル駅~テートルース小屋

2day 登山鉄道で登山口到着
出発です
アルプスアイベックスの神々しいシルエット
凍てつく荒涼とした台地
氷河
見るものすべてが新鮮で、圧倒的で
登山初日の宿、テートルース小屋に到着
小屋のテラス
ビーチらしいです😊
椅子は大人気で、なかなか座れませんでした(笑)

3day モンブラン山頂アタック ~グーテ小屋

3day 翌朝未明
いよいよグーテ・ルートの難所の一つ、落石のクーロ・ワールと600メートルの岩壁に挑みます。
天候と体調次第で、そのまま山頂アタックも考えていました
岩壁のテラスで、薄明を迎えました。
ひとときも気を抜けない凍りついた急登
アイゼンとピッケルを突き刺しながら 黙々とよじ登ります。

 落石の巣だという大クーロ・ワールというポイントは、凍りついていたためか何もなく通り過ぎる事ができました
 しかしこの凍った岩壁は、全行程を振り返ってみても、私にとってはモンブラン登山において1番困難な道でした。

岩壁を登り切ると、広大な雪稜の世界
グーテ小屋に到着
大きく休んで食事を取り、小屋で天気を確認
山頂を目指すことを決めました。


ところどころにクレバスが見える広い広い雪の山。 ドームグーテです アタックザックと小さいレンズに付け替えたカメラだけを持って、覚悟を決めて足を進めます
目を奪う絶景と、
足をすくませる、深い深いクレバス
ドームグーテの長い雪の坂を登り終えると、ようやくモンブランの山頂がお目見えに✨️
近くにも、遠くにも感じました
踏み跡ははっきりついており、風も弱く、硬い雪にアイゼンもしっかりききます。
でも、4000メートルを超えた薄い空気とこれまでの疲労が、体に重くまとわりついていました。
あとは、私が最後まで集中して歩き続けるだけだと、ひたすら足を踏み出し続けました
気の遠くなるような登りは不意に終わり、


ここが山頂だと 自然と理解しました。
そこよりも高い場所がないことが、不思議で新鮮な気付きのように感じました。
イタリア方面の展望
歩いてきたあと
見渡す限りの 青と白



怖れも 疲れも 何もかもなく
ドームグーテまで戻り、山頂を振り返ると、ガスが掛かりはじめていました。


グーテ小屋のベットから見えた窓の外
まるで絵画みたいだと思いました
頂上を踏めた満足感と、長時間の活動の疲労で、毛布にくるまった瞬間に眠ってしまいました

4day グーテ小屋滞在

翌朝未明、グーテ小屋より
3日目はグーテ小屋にもう一泊し、写真撮影しながら体を休めることにしました。
雪山から見上げる、夏の天の川
いつも見ているはずなのに
夜明けのモンブランを見ようと、ドームグーテ4300メートルへもう一度登りました
バロー小屋 
標高約4350メートル 無人避難小屋
純白のヴェールをまとうモンブラン
そこで見たすべてのこと、
私はきっとずっと忘れないと思います。
モンブランの夕暮れ
茜色に染まる氷雪が美しくて、心から幸せでした
宇宙船グーテ🚀



5day グーテ小屋から下山(→シェズリー湖キャンプへ)

5day モンブランで迎える最後の夜明け
最後の朝、身支度を整えて
写真はグーテ小屋の食堂隣接のストーブルーム(自炊室)
テートルース小屋にもありました

 一度小屋に戻り、食事を作って食べました。 
 モンブランの山小屋は水1リットルが7ユーロ(1200円)というウルトラインフレ空間で、夕食をいただこうものなら70ユーロ(うろ覚えですが、たしかそのくらい)します。 

 私のお財布はいつも瀕死ですので、毎食自炊+水作りさせて頂きました
 本当にお世話になりましたm(_ _)m

テートルース小屋もグーテ小屋も、とても清潔で居心地の良い山小屋でした。
グーテ小屋前
(今考えてみたら、この場所でも危険な場所ですね。当時感覚マヒしていました💧)
凍った岩壁を慎重に下ります。
二日前登ったときは夜でしたが、ほぼ垂直に感じる場所が連続します。
見上げると。。
危険地帯クーロワールを抜けた場所から撮影

 2日間の好天の間にだいぶ雪が溶け、クーロワールは大小の落石が頻発するようになっていました。壁をくだりながら、ずっとガラガラという音が聞こえていました。
 息を整えて一気に駆け抜けましたが、ほんとうに運次第の場所だと思いました。

最後に、岩壁と小さく見えるグーテ小屋を見上げて
ちょうど荷揚げのヘリコプターが来ていました
3日前は雪に覆われていましたが、もうすっかり融けてしまっていました
アルプスアイベックスにも出会うことができました✨
大角のだんな( ´ ▽ ` )ノ
アイベックスの一家
岩を転がして、裏側を喰んでいる?ようでした
氷河
ニーデーグル駅まで、荒野を下っていきます
3日間過ごしたグーテ小屋と岩壁
いよいよ見えなくなります

ばいばい
登ってくる登山電車
4日間過ごした雪と岩の世界
登山電車は夢から覚ますように 緑萌える世界へと運んで行きました
シャモニーへロープウェイで帰ります。
 その後  
一旦下山してから、おかわり登山でシェズリー湖というモンブランのシャモニーを挟んで反対側の山の湖まで登り、テント泊をしました⛺️
また改めて記事にしたいと思っています!

6day シェズリー湖から下山、シャモニーの町滞在

 最終日、完全に山を降りてから。  
シャモニーの街を散歩して、モンブランを見上げました
シャモニーのSUPER U(というスーパーマーケット)でお肉を買ってきて、ゲストハウスのキッチンでクスクスを作りました。
地ビールと一緒に🍺
打ち上げです!😊🍽️

7day 最後の朝

シャモニーを発つ朝。 バスロータリーから、朝日に染まるモンブランを

きっとまた来るよ!





装備や準備、交通情報などはこちら🔗


YAMAP版🔗


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