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【転職サポート】「ここで働かせてください」――その言葉が、未来を変えた日。

「誰かの人生に、もう一度、自分を使ってもらえたら。」

――現場叩き上げ、副施設長。挑戦と挫折を繰り返してきた男が、

想いと出逢いに導かれて、新たな一歩を踏み出すまでの物語。


その言葉を、誰よりも現場を知る男が口にしたとき、
私は、胸の奥が熱くなるのを感じていました。

「ここで働かせてください」

それは、面談の“最中”に伝えられたまっすぐな言葉。
返ってきたのは――

「ご希望の働き方を整理し、提案書としてお送りします」という、
最大限の誠意を込めた返答でした。

この物語は、そんな“想いの交差点”から始まります。


通勤は車で1時間以内。

それは、家族と地域を想う“日常を守る選択”。

「今の生活を壊さずに、でも、もう一段上を目指したい」
最初のカウンセリングで、彼はそう語ってくれました。

福祉の現場を20年以上。
介護福祉士、ケアマネ、主任ケアマネを取得し、
副施設長として、マネジメント・収支・人材育成に力を注いできた。

希望年収は700万円。
決して容易な条件ではありません。

でもその裏側に、彼は静かにこう言いました。

「生活を守るためです。だから、求める対価には責任で応えます」

この一言に、覚悟が滲んでいました。


国家資格に何度も落ちた。

それでも、誰よりも諦めなかった。

彼は、その過去を飾らず話してくれました。
むしろその失敗が、今の自分を支えている――と。

だからこそ現場では、
「できない人を責めない」「できるように支える」ことを徹底し、
自ら勉強会を開いて、介護福祉士試験では職員全員の合格を実現。

コロナ禍では、
・残業の分散化
・ストレスチェックの導入
・日々の対話を通じたチームづくり

「人が育てば、施設が育つ」
その信念が、彼の中心にありました。


けれど、願いはなかなか実らなかった。

いくつかの求人をご案内し、面接にも進みました。
ですが条件と想いが合致する場所は、なかなか見つからなかった。

私はあるタイミングで、率直に伝えました。

「今すぐご案内できる求人はございません。
ですが、また条件に合うものが出た際には、必ずご連絡します」

“紹介を一時止める”という選択。
でもそれは、終わりではなく、未来への準備期間でした。

心のどこかで、彼の姿が引っかかっていた。
忘れられなかったんです。


そして、ある日の出逢いが、すべてを変えた。

炭火の煙がゆらぐ、ある交流の場。
業界の仲間と共に参加したバーベキューで、
私は、ある法人の代表と出逢いました。

事業に対する想い。地域へのまなざし。
そして何より、その言葉に込められた真っ直ぐな熱量。

その代表と一緒に参加していた職員の方々も、
肩肘張らず自然体で、どこか満ちた表情をされていました。

「これからの組織を支える、幹部人材と出逢いたいんです」

その言葉を聞いた瞬間、私は思いました。

「この方と、彼が話せたら――きっと何かが動く」


募集のない求人。決まっていないポジション。

それでも、会うことが決まった。

私は、彼のこれまでの歩みと人となりを正直に伝えました。

現場とマネジメントの両方を知る人。
挫折を越えて、誰かの力になろうとし続けてきた人。

「ぜひ一度、会ってみたい」
代表のその一言で、面談が決まりました。


面談の“途中”、彼は静かに言いました。

「ここで働かせてください」

その言葉には、計算も迷いもなく、ただ“まっすぐ”がありました。
場の空気が一瞬止まり、そして代表は応じました。

「ご希望の働き方を整理し、提案書をお送りします」

そうして後日、正式に提示されたポジションは――
「代表補佐」

もともと存在していなかった役割が、
彼との出逢いによって、かたちを得た瞬間でした。


真剣に、誠実に、自分と向き合っていた人。

彼とは、LINEのやり取りだけでなく、
何度も何度も、電話を重ねました。

お互いの仕事が終わった後の、遅い時間。
疲れた声の奥に、いつも“諦めない眼差し”がありました。

誰よりも真剣に、
誰よりも静かに、
自分の未来と、向き合っていた人でした。


ご縁とは、想いをつなぐ“行動”の先にある。

炭火の横で何気なく交わした言葉が、
未来を動かす引き金になることがある。

それは偶然かもしれない。
でも私は思います。

あの瞬間に、彼の顔が浮かんだのは、必然だった。

ずっと彼のことが、心に残っていたから。
私は、行動を止めなかった。
想いを信じ、あきらめなかった。


そして、あなたへ。

あなたのその歩みは、誰のものでもない、あなたの物語です。
どれだけ悔しいことがあっても、
人のせいにせず、自分の道を貫いてきた。

「ここで働かせてください」
あの言葉には、過去すべてが込められていました。

あなたのような人が、報われる場所がある。
そしてそれが、今回つながった“ご縁”でした。

あなたは、
あなたであることが、最大の価値なんです。

これからも、どうかそのままのあなたで。
誰かの光になってください。


この仕事をしていて、本当に良かった。

そして私は、静かに思います。

この転職支援は、私だからこそ繋げたご縁でした。
他の誰かではなく、私であった意味が、確かにありました。

私は、出逢いを信じてきた。
想いを届ける努力を、諦めなかった。
その歩みが、今日につながったことを――
心から、誇りに思っています。

でも、これは私の物語ではありません。
一人の、強くて優しい人の人生の記録です。


――本当に、素晴らしい出逢いをありがとうございました。

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