見出し画像

怒りを溜めると起きる身体の症状と、怒りの奥にある感情は・・・

最近、イライラすることが増えていませんか。

気の短そうな人が怒っているイメージだけじゃなく、
小さなことで腹が立ったり、
誰かの言葉に引っかかったり、
なんとなく気持ちが落ち着かない。

そしてそんなとき、
肩がこったり、
首が張ったり、
目が疲れたりすることはありませんか。

実は、怒りという感情は
身体にとても強く影響する感情の一つです。

今日は、怒りと身体の関係について
少しお話ししてみたいと思います。


怒りは「肝」と関係している

東洋医学では、感情と臓器には深い関係があると考えられています。

その中で、怒りと関係している臓器は
「肝(かん)」です。

ここでいう肝は、
西洋医学の肝臓だけを指すわけではありません。

東洋医学では、肝とは
気や血の流れをスムーズにする働きを持つ存在と考えられています。

簡単に言えば、
身体のエネルギーの流れを整える役割です。

ところが、強い怒りやイライラが続くと、
この流れが滞ってしまうことがあります。

その結果、

肩こり
首のこり
目の疲れ
頭痛
筋肉の緊張

といった症状が出やすくなるのです。


怒りは「外に出るエネルギー」

怒りという感情は、
とても強いエネルギーを持っています。

本来、怒りは
自分を守るための自然な感情です。

理不尽なことをされたとき。
自分の境界線を越えられたとき。
大切なものが傷つけられたとき。

怒りは
「それは違うよ」と教えてくれる感情でもあります。

でも多くの人は、
怒りをあまり表に出しません。

怒ってはいけない。
我慢しなければいけない。
波風を立てたくない。

そんな思いから、
怒りを押し込めてしまうことがあります。

すると怒りのエネルギーは
外に出ることができず、
身体の中に溜まってしまうのです。


怒りを我慢する人ほど身体に出やすい

施術をしていると、
とても優しい人ほど、
身体が固くなっていることがあります。

人に気を使う人。
周りのことを優先する人。
言いたいことを我慢してしまう人。

そういう人は、
怒りを感じていても
それを外に出すことが少ないのです。

でも怒りは、
感じてはいけない感情ではありません。

怒りは、
あなたの大切なものを守るための感情でもあります。

それをずっと抑え込んでいると、
身体はどこかでサインを出し始めます。

肩が重くなる。
首が張る。
筋肉が固くなる。

それはもしかすると、
身体がこう言っているのかもしれません。

「本当の気持ちを、少し見てあげて」

と。


身体の叡智

私は、身体には
深い知恵があると思っています。

身体は、
私たちが頭では気づいていないことを
感覚で知らせてくれる存在です。

怒りを我慢しているとき。
本当は嫌なのに我慢しているとき。
自分の気持ちを押し込めているとき。

身体は、
筋肉の緊張や痛みという形で
そっと教えてくれることがあります。

それは決して
あなたを困らせるためではありません。

むしろ身体は、
あなたが自分らしく生きるために
メッセージを送っている
のかもしれません。


怒りの奥にあるもの

怒りという感情の奥には、
別の感情が隠れていることもあります。

本当は悲しかった。
本当は寂しかった。
本当は分かってほしかった。

怒りは、
そうした感情を守るための
「外側の感情」であることも多いのです。

もし怒りを感じたとき、
その奥にある気持ちに
少し目を向けてみると、

身体の緊張が
少し緩むことがあるかもしれません。


あなたの身体は何を感じていますか

もし今、肩がこっていたり、
首が固くなっていたり、
イライラが続いているなら、

少しだけ自分に問いかけてみてください。

最近、怒りを我慢していませんか。
言えなかった言葉はありませんか。
本当は嫌だったことはありませんか。

あなたの身体は、
今、どんなメッセージを送っているのでしょうか。

身体の声に耳を傾けることは、
自分の心を大切にすることでもあります。

次の記事では、
怒りとは反対に、

「不安という感情は、胃や腸にどんな影響を与えるのか」

について、
もう少しお話ししてみたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!