その痛み、ただの不調ではありません―東洋医学で読み解く「身体からのメッセージ」
こんにちは。
身体の叡智を探究している鍼灸師のjunkoです。
最近、身体のどこかが痛むことはありませんか。
肩こり、腰の重さ、頭痛、膝の違和感。
病院に行くほどではないけれど、なんとなく続いている痛み。
多くの人は、その痛みを「ただの不調」として扱います。
「年齢のせいかな」
「疲れているだけかな」
「体質だし仕方ないよね」
そうやって、やり過ごしてしまう。
でも、もしその痛みが、
あなたの身体からのメッセージだとしたらどうでしょうか。
痛みは「身体の声」そして「心の声」
東洋医学では、身体の症状は単なる故障ではなく、
身体全体のバランスの乱れのサインと考えます。
例えば肩こり。
東洋医学では、肩こりは
「気」の流れが滞っている状態と言われます。
気とは、簡単に言えば
生命エネルギーの流れのようなものです。
ストレスや感情の抑圧、考えすぎ、
無理をして頑張り続けること。
そういったものが続くと、
気の流れが滞り、筋肉が緊張し、痛みとして現れます。
つまり、身体はこう言っているのです。
「少し力を抜いていいよ」
「もう頑張りすぎているよ」
と。
痛みと感情の関係
身体と心は、実はとても深くつながっています。
怒りを我慢すると、肝のエネルギーが滞ります。
不安が続くと、胃や腸が弱ります。
悲しみが長く続くと、呼吸が浅くなります。
これは東洋医学だけではなく、
心理学の世界でも言われていることです。
人は感情を感じないようにすると、
その感情は消えるのではなく、
身体の中に残ると言われています。
言えなかった言葉。
飲み込んだ気持ち。
我慢した怒り。
そういったものが、
長い時間をかけて身体に現れてくることがあります。
身体はとても正直です。
心が見ないふりをしたものを、
身体はずっと覚えているのです。
それを、薬を飲んで一時的に症状を抑えたとしても、
また痛みはやってきます。
それは心の解決ができていないから。
人生のパターンと身体
施術やカウンセリングをしていると、
ある共通点に気づきます。
同じ場所に症状が出る人には、
似たような思考パターンがあるのです。
例えば、
腰が弱い人は、(左右でも意味は違ってきますが・・)
「自分が支えなければ」と頑張りすぎている人。
首や肩が固い人は、
「ちゃんとしなければ」と責任を背負いすぎている人。
胃腸が弱い人は、
「人に気を使いすぎる」人。
もちろん、これは単純な決めつけではありません。
身体の症状には、食事や生活習慣など、
さまざまな要因も関係しています。
でも、身体を見ていると、
その人の生き方が見えてくることがあるのです。
まるで身体が、
その人の人生の物語を語っているように。
身体の叡智
私は、身体には「叡智」があると思っています。
叡智とは、
頭で考える知識ではなく、
魂がもともと持っている深い知恵です。
身体は、間違えません。
無理をすれば、痛みで教えてくれる。
頑張りすぎれば、疲れで止めてくれる。
心が苦しければ、不調として知らせてくれる。
それは、罰ではありません。
むしろ、身体はいつも
あなたを守ろうとしているのです。
「このままの生き方で大丈夫?」
「本当は、もっと楽に生きてもいいんじゃない?」
そんなメッセージを、
痛みという形で伝えてくれているのかもしれません。
私はこの考えを、量子力学の点から見つけました。
いつかまた書く機会を作ろうと思います。
もちろん、鍼灸の教科書には載っていません(^^;;
痛みの見方が変わると
もし身体の痛みを、
ただのトラブルではなく、
メッセージとして見ることができたら。
痛みとの関係は大きく変わります。
「どうしてこんな症状が出るの?」ではなく、
「身体は、何を伝えようとしているんだろう?」
そんなふうに、
自分の身体に耳を傾けるようになります。
すると、不思議なことに、
身体との関係が少しずつ優しくなっていきます。
身体を責めるのではなく、
身体と対話するようになるのです。
あなたの身体は何を伝えているでしょうか
もし今、身体のどこかに痛みがあるなら、
少しだけ立ち止まってみてください。
最近、無理をしていませんか。
我慢していることはありませんか。
本当は言いたかった言葉はありませんか。
あなたの身体は、
今、何を伝えようとしているのでしょうか。
もしかするとその痛みは、
人生を見直す小さなサインなのかもしれません。
そして次の記事では、
もう少し具体的に、
「身体の部位ごとにどんなメッセージがあるのか」
についてお話ししてみようと思います。
