【創作大賞2026お仕事小説部門応募作】🦍動物園2ndシーズン #6 他責ゴリラから存在しない指示で責められる新人うさぎ──うさ太郎が掴んだ逆転の一手
👆動物園2ndシリーズを始めて読む方向け
🟨 あらすじ(300字程度)
新人うさ太郎は、先輩ゴリ蔵から「昨日、資料作っとけと言ったよな?」と突然責められる。しかし、その指示は“存在しない”。ゴリ蔵は「言った気がする」という妄想を事実のように語り、周囲に広める“ゴリ蔵ファンタジー”を展開。うさ太郎は事実で反論しようとするが、逆ギレと風評被害に追い詰められ、心が折れかける。だが、過去に言われた厳しい言葉が彼を奮い立たせる。逃げずに向き合うと決めたうさ太郎は、震える手でチャットを開き、事実だけを静かに突きつける──新人が最初にぶつかる“理不尽の壁”にどう立ち向かうかを描く物語。
🟫【この記事で出てくるキャラ紹介】
・うさ太郎=新人のうさぎ
・ゴリ蔵=なんでも他責にするゴリラ
・鹿子=冷静にアドバイスしてくれる先輩
・カバ次郎=新人うさぎの上司
・豹田=よく嫌味を言ってくる新人うさぎの同期
・鷲尾=うさ太郎の所属している部署の部長
🟥【このストーリーの要約】
①存在しない指示を「言った気がする」と主張する
“ゴリ蔵ファンタジー”が発動。
②うさ太郎は事実で戦おうとするが、
個別チャットで返り討ちに遭い、風評被害まで受ける。
③心が折れかけるが、過去に言われた厳しい言葉を思い出し、
再び立ち上がる。
新人が最初にぶつかる“理不尽の壁”を、どう乗り越えるか──
その答えがここにある。
🟧【導入】
新人うさ太郎は、ある朝突然“存在しない指示”で責められる。
言われていない依頼を「言った気がする」と主張する先輩ゴリ蔵。
事実で反論しても逆ギレされ、風評被害まで広がっていく──。
新人が最初にぶつかる“理不尽の壁”に、うさ太郎はどう立ち向かうのか。
🦍①ゴリ蔵、うさ太郎に対してゴリ蔵ファンタジー領域展開
ナレーション: その日の工場は、朝からざわついていた。
理由は──ゴリ蔵が“領域展開”を始めたからだ。
ゴリ蔵: 昨日さぁ、俺が“うさ太郎に資料作っとけ”って言ったのにさ〜? この新人、全然やってないんだよね〜!
周囲の動物たち: (え?そんな依頼あった?)
(いや、聞いてないけど…)
ナレーション: これが 他責の呼吸一の型『ゴリ蔵ファンタジー』。
存在しない指示を“言った気になり”、
その妄想を周囲にばら撒く危険な領域展開である。
うさ太郎: えっ…そんな依頼は受けてなくて…!
ゴリ蔵: はぁ!?俺、言ったし!新人ならメモ取れよ!
ナレーション: 胸の奥がズキッと痛む。
うさ太郎は、また自分が悪いのかと錯覚しそうになった。
🟦【ストーリーの学びポイント①】
「職場には“存在しない事実”をさも当然の様に語り、それを周囲に広める人がいる。」
🐰②うさ太郎、落ち込む
デスクに戻ったうさ太郎は、 心の中で何度も同じ言葉が渦巻いていた。
(僕が悪いのかな… また迷惑かけたのかな…
どうしていつもこうなるんだろう…)
視界がじんわり滲む。 心が折れかけた、その瞬間──
🦅③鷲尾の言葉が脳裏に突き刺さる
鷲尾: 率直に言う。君は“戦力になっていない”。
鷲尾: 次の評価までに“変化”を見せろ。
それができなければ……異動も検討せざるを得ない。
ナレーション: その言葉は、
まるで胸の奥に残った“傷跡”を再び抉るようだった。
うさ太郎(心の声): ……変わらなきゃ。
ここで逃げたら、本当に終わる。
🐰④個別チャットで事実をぶつける
ナレーション: うさ太郎は震える指でチャットを開いた。
その時、ふと 忠犬太のアドバイスが蘇る。
忠犬太: ①口頭で言われたことは、軽くメモして相手に見せる。
②怒鳴られた時は、反論しないで“事実だけ”返すんだ。
ナレーション: その言葉が、うさ太郎の背中を押した。
「これでやれば、きっと上手くいく」 そう思えた。
うさ太郎は昨日のログを丁寧に確認し、 ゴリ蔵に送った。
うさ太郎:昨日のログを確認しましたが、
“資料作成の依頼”はありませんでした。
念のため共有します。
ナレーション: 勇気を振り絞った一撃。 しかし──
🦍⑤他責の呼吸・弐ノ型
「そんなログは知らない」
ゴリ蔵: は?そんなの知らねぇよ。
ログなんて関係ねぇし。 俺は“言った気がする”んだよ!
周囲の動物たち: (え…言った気がする…?)
(それ、ただの妄想では…?)
ナレーション: うさ太郎の心に、再びヒビが入る。
🦍⑥他責の呼吸・参ノ型
「うさ太郎は冷たい・人の気持ちが分からない」
ゴリ蔵は突然、周囲に向かって叫び始めた。
ゴリ蔵: こいつさぁ、人の気持ち分かんねぇんだよ!
ログとか事実とかばっかでさ! 冷たいよな〜こういう新人って!
周囲の動物たち: (え…そんな印象なかったけど…)
(でもゴリ蔵が言うなら…)
ナレーション: 存在しない風評被害が、
まるで毒霧のように広がっていく。
うさ太郎: ……っ
ナレーション: 胸が締め付けられ、呼吸が浅くなる。
“事実で戦う”と決めたはずなのに、 心が折れそうだった。

🟦【ストーリーの学びポイント②】
「正しい内容を言われたら、逆ギレしてくる人がいるので、相手によって、正しい事を言うだけではなく、伝え方を意識する必要がある。」
🐰⑦うさ太郎、撃沈
(もう無理かもしれない… 僕には荷が重いのかな…
また迷惑をかけてしまう…)
デスクに突っ伏しそうになったその瞬間──
🐆⑧豹田の言葉が蘇る
豹田: 悔しいなら、“何がダメだったか”くらい自分で考えてみろよ。
豹田: 次の評価までに変われなきゃ終わりだろ。
……どうするかは、お前次第だ。
ナレーション: その言葉が、 うさ太郎の心の奥で静かに響いた。
うさ太郎(心の声): ……そうだ。僕は変わりたいんだ。
逃げたくない。
ナレーション:うさ太郎はゆっくりと顔を上げた。
まだ震えている。
でも── その目には、確かな“決意”が宿っていた。

🟩【このストーリーから得られた学び】
「職場には“存在しない事実”をさも当然の様に語り、それを周囲に広める人がいる。」
「正しい内容を言われたら、逆ギレしてくる人がいるので、相手によって、正しい事を言うだけではなく、伝え方を意識する必要がある。」
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