楽器用携帯アンプ作ってみました Part5
楽器用携帯アンプPart4に引き続き、物置に転がっていた部品を組合わせてPart5アンプを製作しました。
動機
製作の動機はサキソホンとエレピのデュオ演奏するためです。学生バンド時代の旧友(木原一座の座長K1)が5月の飯能市マラソン大会に参加することになり、その帰路にB2を訪ねてくることになりました。
せっかくなのでサキソホンで得意のJazzを演奏して欲しいというB2の要望を快諾してくれました。会場は近所の農業体験民泊(400坪)で、昼間貸し切りにしました。観客は身内とウクレレバンドメンバーと近所のサラリーマンOB(飲酒もあり)です。実は民泊オーナーはウクレレバンドメンバーです。
前座ウクレレバンドが数曲演奏した後、
Jazzのナンバー
ミスティ E♭,ロンドンデリーエアーF,君の思い出 E♭,朝日のごとく
さわやかに B♭,明るい街角 B♭,いそしぎE,アドリブ…
ポピュラーのナンバー
大きな古時計 F,浜辺の歌 A♭,峠のわが家 F,遠き山に日は落ちて D,
テネシーワルツB♭,いつか王子様が B♭,見上げてごらん夜の 星を F
アンコール
煙が眼にしみる D,恋人よ我に帰れ F,スターダスト B♭,
(ルパン3世のテーマ,津軽海峡冬景色)
ランチタイムを挟んで、
演歌リクエスト,カラオケリクエスト…
のセットリストを考えています。
エレピ専用携帯アンプPart5の製作
生サキソホンの演奏音圧はおそらく80dB±10dB(健康に支障を来す音圧)と考えられるため、それに匹敵するエレピの音圧が必要となります。90dB@1mは欲しいし、初夏5月の解放空間(20畳以上)を想定しPart1~Part4アンプよりもパワーのあるPart5アンプを作成することにしました。
材料は物置に転がっていたステレオミニコンポ用スピーカと24VACアダプターと、物理実験(音響浮遊)で使っていたデジタルアンプを組合わせました。追加費用は発生しませんでした。
製作を楽にするため、今回も強力両面テープで2つのスピーカボックスを接着しました。スピーカボックス背面に補強の効果を兼ねて各L字バー上にACアダプターとデジタルアンプを接着しました。製作時間2時間程度でした。

Part5アンプの回路はとてもシンプルです。重量もサイズの割に軽く6kg程度です。持ち運びに便利なようにAmazonでスーツケース用取っ手を手配して取り付けました。

性能・音質評価
計算上のスペック
ACアダプター: 24V5Aなので120Wmax
デジタルアンプ: 中国製FX202A/FX-36APRO 48W×2ch@24V,4Ω
ハイレゾスピーカ: ONKYO製D-NFR9TX 70Wmax@4Ω,45~100kHz
音圧83dB/W/m
エレピのステレオ信号を歪を考慮して最大25W×2chでドライブする場合、
電源は余裕があるので全く問題がなく、スピーカーも余裕があるので問題ないと思います。この状態で音圧は97dB(ステレオで100dB)@1mとなり、サキソホンの音圧に対抗できる計算になります。

音質評価
実際に当日使用する予定のYAMAHA製CK61に接続して音圧と音質を確認しました。もともとONKYO製ミニコンポ用(D-NFR9TXは割と大きいほう)スピーカだけあって低域から広域まで平坦で素直な周波数特性でした。音圧もPart1アンプ~Part4アンプに比べて十分余裕があり歪も少ないように感じました。S/Nは余計なミキサプリアンプがない分75dB程度は優にとれていると思います。
ただし背面から聞いていると中音域が籠るようで(前方から聞けばそうではないかもしれませんが)エレピのイコライザーで高音域を持ち上げています。またベースパートの30Hz音域では減衰が大きく物足りなさがあります。
しかしエレピ専用用途なので、これで充分と感じています。追加部品の購入が不要だった(SDGsに貢献した)こともあり、B2自己評価で90点です。
Jazz演奏の楽しみ
K1とは学生バンドでロック,プログレ,ニューミュージックを演奏してきましたが、正式なJazzは今回が初めてです。お互いスタジオミュージシャンのような活動だったので、楽譜を前もって渡しておいていきなり本番というのには慣れています。ただ面倒なのは吹奏楽系の楽器は、弦楽器や鍵盤楽器と譜面の定義が異なることです。弦楽器の440HzAを462Hz(B♭)に読み変えなくてはなりません。昔からややこしくて鍵盤側をサキソホンの楽譜に合わせなくてはならず一苦労です。みんな困っていると思いますがなんとかならないものでしょうか? 特に臨時記号の多いJazzでは涙が出ます。
吹奏楽系は、弦楽・鍵盤系と同じ対数音階スケールですが、
CとB♭の座標系が異なるのに同じト記号の楽譜で扱いどちらかが
読み変えなくてはならない困った状況です。
B2の勝手で迷惑な発想ですが鍵盤系から見ると、
吹奏楽系はト音記号を流用せずに変ロ記号?楽譜を作るべきだと思います。
2か月後を目指してK1はジョギングの傍ら寒い中、大濠公園でサキソホンの練習をしているそうです。B2はM5と35年間練習してきた曲がほとんどなので難しいとは思いませんが、臨時記号やテンションコードを丁寧にさりげなく正確に弾けるように練習しておくつもりです。また12章節ループコードのアドリブ演奏はどうなるのか不安と期待で楽しみです。
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