令和7年度大阪高等学校バスケットボール選手権大会を観戦して その②
試合前のアップが始まった
私は体育館2階の遠い場所から観戦
シュート練習やランニングの軽めなメニュー
人数を確認すると6人がいるようだ
体育館の玄関口で4人しか見なかったので一安心
試合開始のアラームがなった
コートには5人ずつの選手が並んでお互い挨拶
ティプ・オフ
向こうのボールから試合が始まった
3分間はお互いシュートが決まらず
観ていて思わず
「嘘だろ?練習で全員が揃った所を見ていないのに」
ディフェンスもしっかりやり
奪ったボールを前に出す「速攻」も仕掛けている
しかし肝心なリング下でのシュートが決まらない
観ていてこちらも熱が入る
一進一退の攻防が続き
第1クォーターは4点差で負けている
第2クォーター
パス回しより個人で持ち込むドリブルが目立ちディフェンスに突かれ逆にパスを出せなくなりボールを奪わる展開が目立った
10点差と引き離される

第3クォーターに入ると対戦相手が5人全員入れ替わる展開
ベンチの部員数を確認すると18人いる
こちらの実力を判断したのか?相手自軍の選手達の疲労を考えてか?の作戦
如何せんこちらは6人しかおらず
一人が疲れを見せ、それに応じて一人交代
今から出場する選手達とは少しハンディーがある気はするがそれは勝負の世界
いたし方ない
足の攣る子が出てきた
練習量も少ないし
しかし痛がっている大丈夫か?と心配になる
20点差に広がった

私は点差よりも
競り合いになって転んだ選手に手を差し伸ばす姿
ルーズボールを追いかけ勢い余って相手ベンチ椅子が横になったのを「頭を下げて」元に直す生徒
交代時、退出場する時にコートに向かってのお辞儀
その姿を見て私もこの子達と練習して
「良かった」
更に「新たに見直した」
大敗を予想していた私
生徒達に申し訳ない気持ちになった
私に何の力があるのか?
しかし去年から関わりたかった
3年生はこの試合で引退する
時間が減っていくスコアボードを見ながら思った
足を攣る子達が3人も出るアクシデントに見舞われたが
残り50秒から4連続パスカットから6点を奪い
21点差の負けではあったが
強い高校相手に50点以上取れるなんて思っていなかったので観戦しに来て良かったと
正直、試合にならないとさえ思っていた
歳の行った「こんなオッサン」と練習をし
少ない時間しか動けないが私もミニゲームに参加出来るくらいだから
動きの遅いオッサンのディフェンスを交わしシュートするのに逆に自信になったのか?
そんな事さえ思ってしまう
私が帰ろうと体育館の玄関口にいた時
試合の終えた生徒達と出会った
「今日はありがとうございました」
「いや〜〜、良い試合だったよ。お疲れ様」
試合には負けたが礼儀正しさには
こちらが驚くばかり
練習の体育館ではあんなにフランクに話をしていたのに
教え子を見る教師ななった気分さえなった
3人いる顧問の先生のうち2人の先生に帰り際に出会った
「お疲れ様でした。良い試合を見せて頂きました」
「何度かと速攻で崩せたのに個人技ばかりな展開が多かったですね?」と
「そうなんです。そう言う作戦も話たのですが」
まだ少しは振り返りの話は続いた
「あっ!◯◯先生はどちらに?」
「次の試合の審判をされていまして」
「そうなんですね。じゃあ良い試合だったと伝えて下さい」
そう伝えて会場を後にした

観戦後、難波に向かう
次の日
学校の2学期が始まった
昼過ぎに学校に電話
昨日会えなかった先生に取り次いで貰った
「昨日はお疲れ様でした。それと昨日は良い試合でした。一度は同点に追いついて私は正直ビックリしました。正直生徒達があそこまでプレー出来るなんて。それにフェアプレーにも感動でした。生徒達にも伝えて下さい」
「私も同点になるとは驚きでした」
「きっと生徒達も熱意が伝わったんですよ」
高3の生徒が3人引退する
残りは3人の2年生
「練習内容も考えないとです」と先生
「私、今度の文化祭でバスケットを出来そうな生徒勧誘してみます」
「私も声掛けをしていきます」と先生も
思っていた以上に期待が出来る3人がいる
新チームには後最低2人が必要だ
PTA活動より
バスケットボール部活動に
やり甲斐のある私がいる
近隣地区大会でも勝っていない
何とか「勝つ」喜びを教えてあげたい
「熱意」を持って勧誘したい
6人揃って練習をしていない
少ない練習の日程と
少ない時間での練習
纏まれば必ず1勝できる
私にまたもう一つの「活動」が加わった
最後までお読みくださりありがとうございました
