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第409回 九変を投資に役立てる

私自身が、超短期投資をしていたのは、もう10年以上前になります。
いや、15年、下手をしたら20年近く前です。
ですから、正直なところ、超短期投資のことを書くにしても、なかなかタイムリーなことを書くことが出来ません。

正直なところ、1ヶ月間のリハビリ期間があれば、書けると思います。
ただ、リハビリの1ヶ月、更に実際の売買の1ヶ月と最低2ヶ月の期間が必要になるので、今の私には無理です。
そんなに時間がありません。
ですから、申し訳ないですが、私の昔話から、今の超短期売買に役立てられる部分を自分で見つけてもらえればと思います。

超短期売買で最も重要なのは、「自分が儲けられる場面・タイミングだけで勝負する」ということです。
この「場面・タイミング」が分からなければ、売買することは禁止です。
この「場面・タイミング」が分かった後が「九変」の話になります。

そして敵は自分と「反対売買をする投資家」です。
自分が買い方なら売り方、売り方なら買い方ということになります。
今回は、一般的な買い方として考えてみます。
そしてこの時の全体の株価は、為替に影響を受けていることと仮定します。

そこで、相場環境の条件に該当する為替の動きですが、これはFXの教本を一冊読めば分かると思います。
為替は24時間取引されていますが、それぞれの国の金融機関は24時間取引をし続けている訳ではありません。
だから、円高になりやすい時間帯や、円安になりやすい時間帯なんかがあります。
まぁ、東証が開いている間は、そんな偏りは少ないのですが、この程度のことはちょっと勉強して貰ったら良いと思います。
また大前提として、為替が円安に振れれば、株価が上昇することが多いです。


ですから、分足チャートが円安にある場合は、買いに出てはいけません
チャートの下限を下放れれば別ですが、下放れの動きが確認できない限り、買い方の「risk」は高いので、次のタイミングを待たなければなりません。
また、チャートが円安方向に動いている時も、買ってはなりません
先ほどと同様、買い方の「risk」が高いからです。

続いて、材料が出て為替が大きく動く可能性が高い時にも、買いに出てはいけません
予想の方向に為替が動けば良いのですが、そうならない「risk」もあります。
その材料を独自に研究して株価の動きを予想できるのであれば良いのですが、そうでない限りは、賭けになってしまいます。

また、急騰中の銘柄に追撃買いを入れてはなりません
通常の上昇の動きであれば良いのですが、急騰というレベルであれば、続くのが急反落です。
急反落させるために、敢えて急騰の動きを演じることもあるので、注意しなければなりません。

そして、出来高を伴って下がる銘柄も買ってはいけません
元々逆張りはダメです。
更に出来高を伴って下がる動きは、一旦下げ止まっても反騰するより、続落する「risk」の方が高いです。

他にも、見せ板で買わせようとしている銘柄も、買ってはなりません
今時、見せ板に騙される投資家もいないと思いますが、買い指値が厚いと、ついつい安心感を抱いてしまい、騙されてしまいます。
こんな初歩的な策略には、ひっかからないようにしましょう。

また、人気離散で出来高が減少して下げている銘柄も、買ってはなりません。
出来高が減少してしまっては、売りたいときに売れない「risk」が増加してしまいます。
「何度も儲けたからもう一回!!」と考えて買いたくなるものですが、スパッと諦めましょう。

そして、ストップ高している銘柄を保有している場合は、引け直前まで成売り注文を入れておかなければなりません。
引けにかけて大口からの売り注文が入り、ストップ高が剥がれるということも良くあります。
この場合、比例配分を見越した買いが、翌日に売り注文として出てきて相場を崩す「risk」があります。
そういう注文が出てこなければ、引け直前に自分の注文を取り消すだけで良いので、「risk hedge」の為に注文を入れておくべきなのです。

最後に、天井で売ろうとしてはなりません。
超短期投資は、何度も言いますが、動きが大事であり、動きそのものが命です。
天井を追い求めてしまうと、利確のタイミングを逸する「risk」が大きくなります。
だから、天井で売ろうとするのではなく、ちょっとでも嫌な感じがしたら撤退するべきです。

自分の超短期投資での失敗を振り返ってください。
その失敗の要因に、これらの条件は無いでしょうか!?
少なくとも、「九変」で禁じられていることは、絶対にしないで下さい。

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