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村上春樹『女のいない男たち』を読んで

かが です。

つい先日、村上春樹さんの短編集『女のいない男たち』を読みました。

私自身4度目の読了でしたが、
うんうん、と頷かされる部分も
うーんうーん、と唸らされる部分も沢山あり、
記事に残したいという気持ちになりました。

とはいっても、、、
私は文章のプロでもなければ、生粋の村上主義者といえるほど年数も読み込みも足りない人間ですので
あくまでらくーに書いていきたいと思います。

文章の裏に隠された春樹の思いや、
秀逸なメタファーを解説、、
ということはできないのでご了承ください笑

では、雑多に感想を記していきたいと思います!


何度読んでも、、、

さきほども書きましたが、
本作は私自身4度目の読了でした。
そして今回の感想は、、、

「やっぱりおもしろい!!!」

でした。あたりまえですけど、、、笑

本作は私にとって、全ての収録作品が好き
という珍しい作品です。

他の短編集を落とすつもりは全くありませんが、
やはり好みというものは存在します。
そのなかでも、『女のいない男たち』だけは、全作「好き」なんです。
そういう意味でも、思い出の作品です。

私の勝手な感想ですが、、、
本作すべてを通して漂っている
「虚無感」というのか、「やるせなさ」というのか
その感覚が読んでいてとっても好きなんです。
共感いただける方はいらっしゃるかな…?

まずはなんといっても『ドライブ・マイ・カー』ですかね。

ドライブ・マイ・カー

短篇集の頭をかざっている短編です。
本作は映画化もされ、非常に注目を浴びましたね。
『ドライブマイカー』目当てで購入したという方も多いのではないでしょうか?

本映画は
第94回アカデミー賞国際長編映画賞
第74回カンヌ国際映画祭 四冠

を達成しました。

映画は本当に素晴らしかったです。
空気感や風景、音楽に映像。
どこを取っても、村上春樹の良さと、映像になることの良さが混ざり合い、
鳥肌が立つ場面もありました。

そして、、、
もちろんですが、この原作小説も素晴らしいの一言です。
『女のいない男たち』の一番初めに、本作が収録されていることで、
多くの読者を村上ワールドにいざなうことに成功していると思います。

物語を文字だけで要約してしまえば、
もしかしたら何でもない物語でもあるかもしれません。
たとえば、少年漫画のような劇的な展開や、洋画のようなアクションが描かれているわけではありません。
それでも、読んでいるものの心に訴えてくる「何か」が必ずそこには存在しています。

家福やみさきら登場人物たちの会話からは、
人生と時間と虚しさがすべて詰め込まれている。
私はそんなふうに感じることが出来ました。
何度読んでも、不思議な気分にならせてくれる物語です。



イエスタデイ

本作2番目に位置する『イエスタデイ』。
大好きな作品です。

東京生まれ東京育ちであるのに、完璧な関西弁を話す木樽という男と
関西から東京へと出てきた主人公の二人から描かれる短編です。

この物語は、読んでいて笑ってしまいますね。
私はこの話を、とても身近なものに感じてしまうんです。

もちろん、私のまわりには東京生まれで関西弁を話す男はいませんし、
その男の彼女とデートしたことなんてありませんが、、、

しかし、木樽が主人公に語りかける内容や
木樽の恋人である「えりか」の悩みは、
主人公の視点を通して非常にリアルに読者に届くと思います。

読み終わったあと、
ビートルズの『イエスタデイ』を聴きながらコーヒーを飲みました。
どうでもいいですね。


おわりに

文字数が多くなりすぎるので、今回は
『ドライブマイカー』『イエスタデイ』の2作について語ってみました。

共感いただけたらとうれしいな、、、とひそかに思っています。

今回も読んでいただきありがとうございました。
次回の記事もゆるーく読んでいただけたら嬉しいです。

チャオ。

かが


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