見出し画像

ズレてるかもしれないと疑う力──間違ってないけど、うまくいかない人へ


正しいのに、うまくいかない

「自分のやり方は間違っていない」
「ちゃんと努力している」
「考え抜いた末に出した答えだ」

それでも、なぜか結果が出ない。
チームがまとまらない。
人が離れていく。

──そんな経験、ありませんか?

私はこれまで何度もありました。

「自分は正しい」と信じていたからこそ、
その“ズレ”に気づけなかったのです。


間違ってはいない。でも、ズレている

努力の方向性が間違っているわけじゃない。
考え方だって理にかなっている。

でも、“今の現場”や“相手の状況”とズレていることがある。

たとえば──

・熱量が高すぎて相手が引いている
・正論を並べすぎて心が動いていない
・優しさのつもりが、プレッシャーになっている

そういうズレって、「自分が正しいと思っているとき」にほど、起きやすいんです。


「自分の正しさ」に酔わないこと

私も経営者として、最初のころは「自分が正しい」と信じて疑いませんでした。

「理念がある」
「仕組みも作った」
「やるべきことも明確にした」

でも、うまくいかない。

そんなとき、あるスタッフに言われたんです。

「鍵谷さんの話、正しいと思います。でも、ちょっと届いてないです」

ショックでした。
でも、同時に、すごく大事な視点をもらったと思ったんです。


ズレを修正するための3つの視点

1. 「正しさ」より「届くかどうか」

どれだけ正しくても、伝わらなければ意味がない。
相手の立場や状況によって、響く言葉やタイミングは違う。

だから私は、「伝わるまで表現を変える」ということを意識しています。

“刺さる言葉”にするには、正しさより、寄り添う力が必要なんです。

2. 「できてるつもり」を疑う

・指示を出したつもり
・伝えたつもり
・やっているつもり

これ、危険です。
特に経験を積んだ人ほど、「自分はできている」と思いがち。

でも、結果が出ていないなら、“できていない証拠”なんです。

そう思って、自分の行動を“点検”する視点を持つようにしています。

3. 「視点を変える」習慣を持つ

同じ角度から見ていたら、ズレには気づけません。

私は、月に一度は全く違う業界の人と話したり、
普段読まないジャンルの本を読んだりして、視点をリセットしています。

「その考え方、面白いですね」
「うちは逆のことをしてますよ」
…そういう言葉が、自分の“正しさ”を見直すきっかけになるんです。


ズレに気づける人が、成長する

私は、スタッフにもよく伝えています。

「ズレてるかもしれない」と思えることが、大事だよ

うまくいかないとき、
「誰かのせい」「環境のせい」と言うのは簡単です。

でも、変えられるのは自分だけ

だったら、まずは「自分がズレているかもしれない」と疑ってみる。
それだけで、次の一手が見えてくる。


おわりに:「正しさ」より「柔軟さ」

真面目な人ほど、丁寧に考え抜いて、
“自分の正解”を握りしめてしまいます。

でも、社会も人も、常に変化している。
正しさは、いつの間にか古くなっていることもある。

だからこそ、「ズレを直す勇気」を持っていたい。

間違っていない。だけど、うまくいかない。

そのときは、「ズレてるかもしれない」と一度、疑ってみてください。

答えは、そこから始まると思っています。

いいなと思ったら応援しよう!

鍵谷健/ビーレジェンド社長/経営自動化コンサルタント あなたの応援が励みになります!ご購読ありがとうございます。