「人々の心や身体の健康づくりに貢献する」は、綺麗ごとでは終わらせない
Real Styleの経営理念が現場で使える言葉であり続ける理由
Real Styleの経営理念は、
「人々の心や身体の健康づくりに貢献する」
という、とてもシンプルな一文です。
一見すると、どの会社でも使えそうな言葉に見えるかもしれません。
ですが、この理念は最初から「理念として作られた言葉」ではありません。
前回の記事で書いた通り、Real Styleでは
理念よりも先に社訓があり、
日々の判断や行動を積み重ねてきました。
この理念は、その結果として後から言語化されたものです。
なぜ「健康」なのか
Real Styleが扱っている事業は、
スポーツ、ボディメイク、栄養、教育、サービスなど多岐にわたります。
一見すると、事業の共通項が分かりにくい。
ですが、判断の基準を掘り下げていくと、常に行き着く言葉がありました。
それが「健康」です。
ここで言う健康は、
単に体調が良い、病気がない、という意味ではありません。
・身体的に健康であること
・精神的に安定していること
・社会的に自分の役割を持ち、前向きに生きられていること
この3つが揃って初めて、健康だと考えています。
「心や身体」と並べて書いた理由
理念の中に、あえて
「心や身体」
と両方を書いているのも、意図的です。
身体だけを整えても、
心が疲弊していれば続きません。
心の状態だけを整えても、
身体がついてこなければ行動は止まります。
また「心と身体」ではなく「心や身体」としているのにも意味があります。
人は心も身体も内在していて、本来は一つのものです。
しかし、よく使われる表現のように
「心と身体」とすると、
どうしても二つのものとして分けて捉えられてしまいます。
心と身体は非常にシームレスにつながっています。
そのことを自然に感じ取ってもらうために、
あえて「心と身体」ではなく「心や身体」という表現を選びました。
心と身体を切り分けて考えられないのと同じように、
経営もまた、分けて考えると歪みが生まれます。
数字だけを追いかけると、どこかで歪みが出る。
想いだけで進むと、現実がついてこない。
Real Styleでは、
心と身体のバランスが取れている状態こそが、継続できる状態
だと考えています。
理念は「判断を束ねるため」にある
この理念は、
現場で直接使われる言葉ではありません。
現場では社訓を使う。
理念は、その社訓の判断を一段上から束ねる役割です。
・この判断は、人の健康につながっているか
・短期的な利益だけで、心や身体を削っていないか
・続けた先に、良い状態が残るか
こうした問いを投げるための言葉が、理念です。
だからこそ、
理念だけを先に掲げても機能しない。
使われ続けた判断の集積が、理念になる。
この順序が、Real Styleでは大事でした。
理念は「飾るもの」ではない
理念を額に入れて飾ることに、私はあまり意味を感じていません。
それよりも、
・迷ったときに立ち返れるか
・苦しい判断のときに、基準になるか
・人に説明できる言葉になっているか
ここが重要です。
Real Styleの理念は、
自分たちをよく見せるための言葉ではなく、
自分たちを律するための言葉です。
経営理念は、後からでいい
これまで多くの経営者と話してきましたが、
「理念を作らなければいけない」と悩んでいる方は多いです。
ですが、私はこう伝えています。
先に、
・何を大事に判断しているのか
・どんな選択を積み重ねてきたのか
・どんな違和感を嫌ってきたのか
それを言語化した先に、理念がある。
順番を間違えなければ、
理念は必ず「使える言葉」になります。
コンサルの現場でもこの順番で行動指針や経理理念の作成を
していただいています。
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また、
・理念はあるが、現場で使われていない
・理念と実際の判断がズレている気がする
・そもそも、自分が何を基準に経営しているのか分からない
そんな方は、コメントで率直に書いてもらって構いません。
内容によっては、記事や別の形で取り上げることもあります。
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「これは他の人にも読んでほしい」
と感じるものであれば、ぜひシェアしていただけるとありがたいです。
次回予告
次回は、
Real Styleの社訓①
「私たちは、お客様を幸せにする商品、サービスを提供します。」
について掘り下げます。
「お客様を大切にする」という言葉はよく聞きますが、
では実際に、何を基準に判断すればいいのか。
売上、手間、効率、リスク。
その中で、Real Styleがどこに線を引いてきたのかを、
具体的な判断軸として整理します。
ぜひ、次回もご購読ください。
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